私は、司法書士試験記述式問題対策の勉強をしている中で、解答用紙に解答を書く順番について疑問を感じるようになりました。

 

 私が司法書士試験記述式問題対策の勉強をしている中で、解答用紙に解答を書く順番について疑問を感じたことは、2つあります。

 

 1つは、添付書類から解答用紙に解答を書いてはいけないのかです。

 

 もう1つは、解答用紙の添付書類の欄は、不動産登記法では登記原因証明情報、商業登記法では株主総会議事録もしくは取締役会議事録を1番上に書き、不動産登記法では代理権限証明情報、商業登記法では委任状を1番下に書かないといけないのかです。

 

 私は記述式問題を解く時、答案構成をします。

 

 答案構成をしている中で、大まかに申請すべきことが分かることがあります。

 

 大まかに申請すべきことが分かった時、添付書類についても大まかに判断することができます。

 

 大まかに申請すべきことが分かり、大まかに添付書類についても判断できているにもかかわらず、解答用紙の添付情報の欄に解答を書かないのは、自ら添付情報の点数を捨てているのと同じことだと考えることができます。

 

 司法書士試験は、実務ではありません。

 

 司法書士試験は、解答すべき登記に必要な添付書類が分かっているのかを判断するため試験です。

 

 なので、解答用紙の添付情報の欄に不動産登記法では登記原因証明情報、商業登記法では株主総会議事録もしくは取締役会議事録を1番上に書き、不動産登記法では代理権限証明情報、商業登記法では委任状を1番下に書く必要はなく、一番上に不動産登記法では代理権限証明情報、商業登記法では委任状を書いても正解になるのではないかを考えることができます。

 

 私は、司法書士試験対策講師を批判している訳ではありません。

 

 私は、司法書士試験記述式問題の採点基準について詳しく知っている訳ではありません。

 

 私は、司法書士試験午後の部は、時間との戦いの中、記述式問題の点数を1点でも多く積み上げることを考えている中で、添付書類から解答用紙に解答を書いてはいけないのか、解答用紙の添付書類の欄は、不動産登記法では登記原因証明情報、商業登記法では株主総会議事録もしくは取締役会議事録を1番上に書き、不動産登記法では代理権限証明情報、商業登記法では委任状を1番下に書かないといけないのかという疑問を抱きました。

 

 今回、私が司法書士試験記述式問題について抱いた2つの疑問についてあなたが私のことを「馬鹿だな」「そんな考えを持っているから合格しないんだよ」などと思ったとしても、私は、何とも思いません。