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最近の僕のテーマとして、
 
「今の子どもの評価軸が、学校1つに集まっている状態をなんとか変化させる」
ことが大きくなっています。
 
(今の学校教育を全面に否定するもの
ではありません。
むしろ大変な環境の中で子どもたちのために毎日働く先生方を尊敬していますし、
学校から学んだことが今の自分をつくっていますし、恩師の先生方から受けた感謝は忘れません。)
 
その中で、
 
現行の学校でうまく過ごせる子、
能力を伸ばしていける子はいいのですが、
そうでない子も一定数以上いるのが現状です。
 
そのときに
「学校がダメならもうここに行くしかない」
という消極的選択ではなくて、
 
「ここでもいいし、こんなとこもあるし、どこがいい?」
という中から自分に合うスタイルを選べるようになって欲しいんです。
 
 
自分のこどものためもあって調べた
(これ割と本気で考えています)
日本にある多様な学校を紹介します。
 
 
※各校のHPやSNS、説明会に参加したときの情報をもとに勝手にまとめてあります。
関係者の方で問題があると思われた方はご連絡ください。
また、他にもあるよ!とご存じの方は教えてください。
 
 
 
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先日(7/26)記者会見のあった、堀江貴文さん主宰の高校。座学から行動ベースの学習をテーマに10月開校予定。
第一線で活躍するプロから学び「行動できる人」を目指す。通信制高校のサポート校として高校卒業の資格も取得可能。
わが坪田塾塾長の坪田先生が顧問で関わっておられます。
 
自由なカリキュラムの中で学習コーチとともに自分の興味に合わせたテーマを各教科ごとに設定し、
学習方法や教材を自主的に考え、学習成果物によって単位を取得していく高校。
オンライン環境での学習面談が中心で、世界中どこからでも入学可能。
アメリカワシントン州の認可校の卒業資格が得られる。日本の高等学校卒業資格にも対応可。
 
埼玉県の私立中高一貫校。通知表を数字ではなく文章で評価している。
定期テストをなくし点数ではなく、レポートなどの作品を課題とする。
競争原理に頼らない自主的な学びの尊重、実現を目指しています。
 
公立中学校ながら定期テスト・宿題・担任制の廃止、
生徒会主催による私服登校日の設定などさまざまな教育改革を実施。
工藤勇一校長による生徒の自律を高める学校の当たり前を見直す改革の先を行く学校。
 
アメリカ発祥のサドベリー教育。
カリキュラムなし、学年も授業もなしの学校。
先生も生徒も同じ一票を投じるスクールミーティング。多様な学校が集まるイベント、エデュコレに参加したときは、唯一生徒がブースにいて説明をしてくれました。
東京や西宮などにも同様のスクールあり。
 
和歌山県を中心に日本に数校ある小中学校。和歌山は高校も。
堀真一朗学園長による子どもが主体的に選択し学ぶ学校。
学校自治のための全校集会があり生徒が決めていく。プロジェクト学習という活動、体験を重視する学習があり寮に入って通う。
 
ドイツ発祥のイエナプラン教育。しなのイエナプランスクール。
保育業界大手のグローバルキッズ代表の中正雄一さんが発起人となり長野県に2019年4月小学校開校準備中

リビングルームでファミリー(異年齢)グループにて過ごす。

会話、遊び、仕事(学習)、催しの4つの活動を軸にファシリテーターとして教師が共に支える。
 
高知県に2019年4月開校準備中の小学校
デンマーク発祥の森のようちえん。
「NPO法人森のようちえん」内田泰史理事長が発起人となり「森のがっこう」を設立へ。
体験活動、異年齢プロジェクトを中心とした生徒が自主的に作り上げていく学校。
 
長野県に2020年4月幼小中開校準備中
元楽天の副社長の本城慎之介さんが発起人として、自己主導、協同、探求を軸として異年齢が共に学ぶ学校。
生徒が主体的に問いをみつけ先生とともに探求していく学習。
 
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以前からある学校も多いですし、来年度以降に新設される学校も複数あります。当然まだまだ知らない魅力的なところも多いはずです。

教育機会確保法も制定され、教師のブラック勤務や不登校問題など「学校・教育」に関心の高まっている
今が多様化に向けての大きなチャンスだと思います。
 
 
大事なことなのでもう一度。
 
普通の学校に行けない子が
しかたなく行く
ところではなく
 
数ある多様な選択肢の中から
自由に選ぶことができる
ところとしての
 
多様な選択肢の「がっこう」
 
 
お互いの違いを指摘し批判し合うのではなく、
さまざまな価値観、評価軸、環境が子どもたちの教育の世界に
広がっていくことを心から願います。