学生時代の思い出を、、
というアンケートに答えていて
高校時代に受けた心理テストを
思い出しました。
100問くらいある質問に、
たしか5段階で当てはまるかを答えていく
っていうタイプのテストでした。
その頃は、大きな特徴のない自分があまり好きではなく
自分の中で精一杯考えて、
なるべく3(どちらでもない)を選ばないように、
なるべく1か5(とてもそう思う)を選ぶようにして答えました。
職業適正をみるためのそのテストは
理系文系、対人事務の2軸で分けて、
あなたは理系で事務系のタイプです。
向いてる職業は研究者やシステム系です。
みたいな結果の出るものでした。
後日返却された結果は、
なんと
2軸のほぼど真ん中、原点でした。。
向いてる職業は、公務員。
(まぁ結局すぐに学校の先生になったので当たってたのでしょうけど)
当時の自分には受け入れられない、
1番悲しい結果でした。
だって、このアンケートに、すべて3を付けていたのと
同じ結果ですからね(´・ω・`)
みんなが
「うわー、対人に振りきってるー!
芸能人狙おうかなー」
「わかるー!
お前理系要素1個もないよねー!」
とかキャッキャしてるのがうらやましくて、
すぐ結果の紙をしまった記憶があります。
自分らしさってなんやろう。
つまらんやつやなー。
と、ずっと思っていました。
それから数年後、
大学で野球をしていた僕は、
1年生からキャッチャーで使ってもらっていました。
リーグ戦で3位になって全国大会に連れていってもらい、その試合の打ち上げのとき
力になれなかったと自信を無くしている僕に、
当時のエースでキャプテンの方から
「釜は俺の気持ちを考えてリードしてくれるからやりやすかった。だから試合に使ったし、リードに首振ったことないと思う。」
と言われて、感動!
今まで自分の短所だった
自分らしさのなさが、
逆に人に合わせるという形で長所になれていたと気付いたのです。
たしかに、俺流リードとかにあこがれて
リードの教本とかたくさん読んだけど、
結局はピッチャーのうなずき方が「それっ!」ってときが一番いい球が来ると感じたし、受けてて気持ちよかったんですよね。
その言葉をもらってからは、
これでいいんだと少し自信を持てるようになりました。
自分らしさのなさが
反対に自分らしさになる。
言うならば、
コンソメとかサワークリームとかも旨いけど
結局最後はうす塩やな☆
みたいなところでしょうか。
いやいや私はのり塩一択です!
という人も、もちろんいますもんね☆
自分らしさの出し方は、
人それぞれでいい。
こうじゃなきゃダメ
なんてものはなくて、
自分の生かし方、
生きる環境を見つければいい。
今の自分を形作るとても大きな出来事でした。
同じことを伝えていけたらなーと、
今日も生徒たちと向き合います。
先輩本当にありがとうございました!