※あくまで素人たる私が、素人たる目線で書いた投稿です。その旨了承の上で読み進めてくださいね🎵
(プロローグ)
・「掛け」とはビシッと合わせる釣りのスタイル?それとも?
・「乗せ」とはアタリを感じつつロッド位置を変えずに巻き続けるスタイル?それとも?
釣り友との会話の中で頻出するのが、この「掛け」や「乗せ」についてです。
「自分は掛けに行くことが出来ないから、フックを細軸にして乗せに行くんだよねー」
から派生して「フック」談義に入ったりと。
じゃあ、実際の「掛け」と「乗せ」についてはどこからどこまで定義されるんだろう・・・。
ちなみに、私自身は「朝霞ガーデン」のルアー池のようにある程度クリアで、表層付近をマイクロスプーンで「掛け」に行くのが好きです。と思っていました。
でも実際は、目視=サイトにて魚=ターゲットを捕捉して、様々なアプローチにて口を使わせる。そしてラインの角度やロッドの角度、ラインの張りやスプーンの姿勢に意識を配り、魚のバイトに対してはロッド位置は変えず、リーリングの速度も変えません。
これは「乗せ」なのか・・・?
(テーマ1)「掛け」「乗せ」の定義
ではなぜ、私はそれを「掛け」だと判断してたのでしょうか?
・(釣り人の)意図的にアプローチが出来た上で釣れたから?
・となると釣り上がるまでの過程が「掛け」だから?
よくよく考えてみてようやく答えとして行き当たったのは・・・
〇どこで「掛け」ているのか?
でした。
「掛け」にも色々な過程がありますよね。
ではここで皆さんに問います。
「どこで掛けているの?」
感の鋭い方はここで私の意図に気づくと思いますが・・・。
紐解くと、
・フックの形状
・ラインの質と張りとゆとり
・リーダーと道糸の結束部分の硬さの違い
・ロッドティップの質
・ロッド全体の質
・リールのドラグの強弱
実際の話題における「掛け」については、主にロッドの質と同義で話すことが多いのでは無いでしょうか?
でも実際は、上記の通り沢山の「掛け」である証拠の部位が挙げられます。
マイクロスプーンにおける「掛け」の定義は、個人的には上記の組み合わせになるのではないか?と思っています。
その組み合わせ如何により「乗せ」も逆定義されるのでは無いかと思っています。
(テーマ2)「掛け」「乗せ」の実際
上記の通り「掛け」「乗せ」を定義付けしたとして、その実際としては・・・
例えば、
・やる気なくボーと浮いてるニジマス。
・恐る恐る興味をもって意識はしてくれるニジマス
・恐れなく「キタコレー」とばかりにしっかりと追ってしっかり口を使ってくれるニジマス
上記の3パターンに置き換えて見てましょう。
前に当ブログにてテーマとして書いた「魚と利き」について、釣り場による左利きや右利きがあることは読者の皆さんにはご認識頂いてるとして、「ボーと浮いてるニジマス」について。
何とかスイッチを入れれ無いかと、その魚の目の動きや動きから見て利きを判断して、アプローチを掛けます。
狙い通りにバイトを得られたとして・・・
・水中で止まってるところで、身体は使わず口だけ使うバイト
になることが多いです。その場合違和感を感じてすぐに吐き出されて、フッキングに至らないことも多いのでは無いでしょうか?
そのパターンを攻略するとしたら??瞬殺で合わせるのでは間に合わない。→予測で合わせるか?
あとは少しでもフックを口の中に止める努力が必要になると思うんです。
魚からのエネルギーが伝わらない分、フックは細軸かつ一回り小さなフックで口の中に止める→エステルならロングリーダー、またはフルフロロならラインは張り気味で。
そのまま早巻きもせずに普通に巻いてるだけで自動フッキングに。
続いては「恐る恐る口を使うスレマス」ですが、ゆっくり巻いて見切られると追うだけに。見せ方を変えたり、棚を変えたり、通す箇所を変えたり、早めに巻く意識で巻いてみると・・・?ニセモノと見切られずにしっかりとしたバイトに変わりますよね?
早巻き=ラインは張り気味になるので、ロッドティップでしっかりとフッキング=貫通させる。
最後に「キタコレー!高活性なニジマス」の場合は、見せ方よりもバイトまでかなり早く決着がつきます。咥えた瞬間に貫通を狙うか?反転して重みを感じつつの貫通を狙うか?サイトの可否でも変わりますよね?
となるとラインの質と張り、あとはロッド全体、魚のサイズと引きによってはリールのドラグにて掛けることになります。
(テーマ3)「掛け」「乗せ」の区分
(テーマ1)(テーマ2)を通してみると、意図的意識的に狙っていれば「掛け」の要素が増して、狙わずにいれば「乗せ」に繋がるようにも思えます。
でも、スローテーパーのロッドで、リールのドラグは弱弱、ラインは伸びるナイロンでフックは細軸とします。
そのタックル構成で意図的意識的に狙っていてもそれは「掛け」になるのか?
という疑問にも繋がるし、私自身もそれは「乗せ」でしょう?と思います。
では、「掛け」「乗せ」の定義の区分は?
(テーマ1)で記したフックの形状やラインの質と張りとゆとり。リーダーと道糸の結束部分の硬さの違いやロッドティップの質、ロッド全体の質。またリールのドラグの強弱などと、どこか「掛け」るポイントを意識を取り入れていれば、「掛け」になるのでは無いでしょうか?
例えば、先程の例でスローテーパーロッドに対して張りのあるエステルラインを用いる。
また逆にファーストテーパーでバットの強いロッドに対して、柔らかいナイロンラインでラインにゆとりを残しつつ巻く。更にはドラグは弱々の場合は「乗せ」になると。
(エピローグ)
ただの言葉、用語としての「掛け」「乗せ」について考察してみました。
皆さんはその言葉の意義をどう使い分けているんでしょうね?
ちょっと気になったので掘り下げてみました。
(プロローグ)での私の好きな釣りを書きましたが、上記の通り言い換えると・・・
私自身は「朝霞ガーデン」のルアー池のようにある程度クリアで、表層付近をマイクロスプーンで巻いて、意図的にアプローチを仕掛けて、意識的に口を使わせて、ラインの張りやリーダーと道糸の硬さが違う部位に意識を置いてフッキング=貫通させる。そういった「掛け」要素の釣りが好きなのです。