マイクロスプーンな眼で 5 なら山沼漁場釣行 反省 | わだっしーの釣り道中

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フィッシングと日常のトピックスを書いていきます。

昨日の「なら山沼漁場」釣行についての反省記録になります。


・行く前


前週10月1日に今シーズンのオープンを果たした「なら山沼」。その日よりしばらくは毎日放流をすると聞いてました。

オープン日は3回放流。180人程のアングラーが集まったとはいえ、まだ高活性な魚は残ってるはず……。淡い期待があります。

但し金曜日に大量に魚を持ち帰る人が居たとの情報もありましたし、前日の日曜日釣行した人曰く大分落ち着いてきていて、釣り座が大事。との情報もありました。


・従来の「なら山沼」イメージ


個人的な「なら山沼」での釣りのイメージは、放流はボトムに降りてインレットのある、北側に走るか?正面の東側へ走るか?

また極寒季節は別として、そのポイントに居着くより回遊している魚が多い。

魚を狙う鳥に対しては夜は無防備なので、朝1は鳥への恐怖で表層には出てこない。

オープンが8時からなのでピーカンの晴れの場合は、スタートから渋い釣りになる。


・準備


とりあえずボトムにはまだこの時期は降りてないだろう。中層を回遊する魚へのアプローチ、または晴れの間の曇りには表層も狙えるはず……。

ということで、主軸はドーナ1.0。小粒ではありますがPRも強い。風への懸念もありましたので、ラインが風に引っ張られても遊泳姿勢が崩れない、またウェイト以上に飛距離が出る。というのが選択の理由でした。

レギュラーサイズの魚も大きく、また引くのが「なら山沼」の魅力の一つです。

フックは1グラム以上のスプーンには、バリバスのキャンバスフック(4番、6番)を今回初導入、1グラム以下のマイクロスプーンには、ヤリエのMKシャープとしました。

回遊からの横からバイト。追尾からの強い反転バイト。これへの対策です。

掛かってからの抜けよりも、初期掛りの良さを重視しました。

スプーンとしては、ドーナ1.0主軸。サーチはソフィア1.6とドーナ1.6、ハイバースト1.6。念の為にノアB2.6×3枚で下目をフォロー。表層には出たらリベロ0.6、0.9を主軸に、BF0.9とティーロール0.8を抑えに考えました。

クランクはスプーンの延長線として、シンキングタイプで棚を刻む作戦です。


・当日 スタート前


当日オープン2時間前に現地到着。予想に反して表層ライズが多くあります。

しかし北側インレットの東側対岸に鳥の糞の油が浮いてるのをしっかりと確認。

今はライズしてても、昨晩鳥にしっかりと狙われてたはずなので、やはり中層勝負か?

水はステインですが、思ってたよりかはクリアです。

水温は……高い^^;。これが今のデフォか?もしくは前日日曜日がかなり気温が上がったので、その影響か?不安になりました^^;。

朝霞ガーデンに慣れてると、湧き水では無い釣り場の水温って、いつも驚かされます。

池の周り(内側)には所々草の腐った茎が流れ着いてます。

常連さんに話を聞くと、生簀横やインレット(南側端と北側端)は魚の回遊しきらず、もしくは居着きも少なく厳しい。インレットからの流れのヨレ絡みが良い。日曜日は表層が良かったとの情報でした。

迷うことなく東側の中央。ここはインレットからの流れの最終地。ヨレへの表層狙いも出来ます。

準備を整えつつオープンを待ちます。


・スタートからラストまで


匹数やその渋さについては釣行記に既に書きました。

結論から言うと……。

ボトムが正解でした。また予報が外れてめちゃくちゃ暑くなりました^^;。

管理人の「始めてください」コールと共に静まり返る表層。ここまでは予定通り。

ドーナ1.0でカラーローテーションしつつ丁寧に探ります。

が、無反応。スピードを上げるためにソフィア1.6に変えて探して、何とかアタリを確認できましたが、リアクションによるアタリなのか?続きません。

リアクションの場合を考えて、動きを派手にしてみようと、ハイバースト1.6に変えてやっと1匹。

たまに回遊が見えますが、回遊の一個団体の個体数が少ない……。多くて4匹~5匹。

ハイバースト1.6での反応も続かないので、表層狙いにシフトします。

たまに見に来るけど、回遊タイミング待の香りがプンプン……。これは正解じゃない。

少し浅瀬になってる南側=事務所前はちょこちょこ釣れてますが、スプーンか?プラグか?は分かりません。

ここで覚悟しましたね。笑

ロデオクラフト ノア1.8の封印を容易く解きました。笑

とにかくPRを残さないとダメ。上からボトムまでサーチ出来て、リアクションでも泳ぎが崩れない。そして去年までずっと私の1軍だった。

放流(10時)までの間はサーチのために捨てよう。

動きやスピード、反応。メタリックへの反応、蛍光カラーへの反応……

放流前に何とか情報が集まりました。

答え……。メタリックは連発無くてもアタる。シルバー系もゴールド系もいけそうだ。蛍光系は全くダメ。茶系も悪くないけどオリーブ系、いやグリーン系が良い。リアクションへの反応は良い。
などなど。

朝の放流はエステルで臨みました。速く動き回り複雑なバイトがあるはず?

外しました^^;。

上から刻むもたまたまバイトのみ。結局ボトムでのリアクションでアタリますが、手前カケアガリに干渉するポイントなので、しっかりと乗せられずを繰り返し……。

フロロやナイロンでギリギリまで粘りつつ、ゆっくり乗せる事が必要でしたね。

但しカケアガリと言えども、ある程度投げて寄せないと、手前だけを狙ってもアタリません。

答えは……。手前まで巻き上がらずPRの強いドーナ3.0や、キューム2.8でボトムの砂を巻き上がらせる狙い方を、柔らかいラインを使うこと。でした。

放流が落ち着いてからは、青銀よりもグリメタでしたね。強いバイトがでます。

回遊のタイミングを狙うと中層のノア1.8のカラーローテーションと、ドーナ3.0のカラーローテーションでポツポツ釣れます。

時たま日が陰ると、表層でも釣れてきます。

お仲間をみるとまるでプールトラウトの如く、マイクロスプーンを中層ミドストでしっかりと釣り上げてます。

いつもと違いますね^^;

私は結局マイクロスプーンはほぼ投げずに翳った時狙いのみで、3匹だけがマイクロスプーンでの釣果でした。

午後(1時)の放流はあまり動かず。ほとんどが放流ポイントに居る人達が釣り上げてます。

しばらくして私を含めて周りもポツポツ釣れ始まりますが、釣れるパターンはやはりボトムとカケアガリでした。

この時間からシルバー系への反応も単発ですが出始めます。

たまに投げると青銀で釣れる。

ボトム付近でのリアクション巻き、ノア1.8をふわふわ立ち泳ぎで午前よりかは釣れ始まります。

しかし手前バラシが始まります。

フックを見ると……。

キャンバスフック気のせいかも知れませんが、消耗早い?形状?状況にシビア?自分のテクニックかも知れませんが、少し気になりますね。

詳しくはもう少しモニタリングしてからにします。

いつもの通りのバイトからのいなし、ネットインの動作で魚の首振りで抜けて飛んできます。

この午後には今日のパターンを把握して、カラーも絞り込み集中砲火です。

ドーナ3.0単金→ドーナ2.0青銀→ノア1.8グリメタ、モスグリーン、オリーブ→日が陰ると表層をとにかく繰り返し、休憩やお仲間とのお話の時間も多かったですが、夕方4時までにスプーンのみで20匹。

時速計算はヤメテクダサイ(><)

問題は2グラム以上のスプーンを放流カラー以外持ってきてなかったこと。

ほかの人に聞いたら、とにかくボトムで事故狙いでもそれなりに釣れていたとの事……。

次回への反省です。

プラグは想定通り。今回はアタリをアタリと把握するためエステルラインのみでクランキング。

シンキングクランクでの棚刻みは大正解。

カラーは派手目よりもマット系。

派手な動きと波動が良かったです。

逆に眼で見て誘うニョロ系は想像通りイマイチ。魚が増えて居着きも増えれば、もっと好反応になると思います。

モカDRSSは凄く良かった。ロッドを立てて上から巻いてドン。でもSRSSだと気づかないのか?あまり反応なし。

トップは全くダメ。表層はたまにKAYAcraやグラホ、クーガのように波動が強いクランクにはバイトがありました。

ボトムも恐らくパニクラDRは良かったと思いますが、投げる時間なく終了です。

プラグはシンキングで棚刻み、強い波動に地味カラーが正解でしたね。


「なら山沼」でのプラグは初めてでしたが、面白いですね!「なら山沼」はプラグがかなりお上手な師匠 「道楽」さんのホームです。

今回は日が会いませんでしたが、「なら山沼でのプラグ談義」をしてみたいものです!


時期が外れるとまたパターンも変わるでしょうが、「なら山沼」の今を何とか直近で答えを探したいんですが……。

次は来月かな?