私は、税に関することについては、安易に電話で済ませてしまうことのないように努力することが必要と考えています。「税務署や役所は敷居が高くて」といわずに訪ねてみましょう。丁寧に教えてもらえます。
電話では、言い間違いや聞き間違いにより間違った回答がされることがあります。
私は、単純なことでも特に重要な事項は、担当する行政の窓口を訪ねて確認することが一番だと思っています。そして、窓口に出向いた日時、対応してくれた担当者の所属、氏名、質問事項及び回答の内容を簡記してメモで残すことをお勧めします。
今、税務署での相談窓口は予約制になっています。電話で予約して訪問してみましょう。特に複雑な相談事項は訪問して解決するのがよいと思います。
電話で確認しても納税した金額が間違っていれば不足額は追加納付しなければならないでしょう。また、併せて延滞税や加算税なども発生してしまいます。メモがあり相談した担当者もわかっていればいくらか交渉の余地もありそうに思えます。
電話で回答をもらった時は、今一度、自分なりにその回答の内容に妥当性があるかないかを検討してみることが大事です。