今回ご紹介するのは、神奈川県鎌倉市にある江ノ島電鉄の長谷駅です。鎌倉観光を計画したことのある方なら、一度は名前を目にしたことがあるのではないでしょうか。
長谷駅は江ノ島電鉄線の駅で、ホームは2面2線の地平駅とされ、上り電車と下り電車の行き違いができる構造になっているそうです。かつては駅の構内踏切がありましたが、現在は撤去され、鎌倉方面・藤沢方面それぞれのホームには駅の外側からしか入れないとのことです。混雑対策としての変更だったようですので、利用される際は行き先を確認してからホームに入るのが安心だそうです。また、お手洗いは鎌倉方面行きのホーム側にあるとされていますので、その点も頭に入れておくとよさそうです。
位置関係としては、江ノ電の鎌倉駅から数えて三つ目の駅にあたり、乗車時間は数分程度と案内されています。開業は1907年(明治40年)と伝えられており、100年以上にわたってこの土地の人の流れを支えてきた駅ということになります。歴史ある鎌倉の街並みの中を、単線区間や住宅のすぐ脇をすり抜けるように走る江ノ電。その独特の雰囲気は、長谷駅の周辺でも感じられるところだと言われています。
そして何といっても、この駅の代名詞は寺社へのアクセスの良さです。鎌倉大仏で知られる高徳院や、長谷寺への最寄り駅として知られています。長谷寺へは駅から北へ200メートルほど進み、長谷観音前の交差点を左折してさらに200メートルほどという道のりだそうで、そのまま直進すると高徳院(鎌倉大仏)方面へ向かうことになるとのことです。徒歩でいえば長谷寺までは数分、高徳院へも10分程度と紹介されており、どちらも十分に歩いて回れる範囲のようです。分かれ道が一か所あるだけというシンプルさも、初めて訪れる方にはありがたいポイントかもしれません。
駅の周辺も見どころのひとつです。駅から大仏へ続く通り沿いには土産物店や食事処が並んでいるとされ、長谷駅を起点にゆっくりと寺社めぐりを楽しめる環境だと言われています。飲食店やカフェが多く、週末はにぎわうとの声もあり、海までも徒歩圏内という立地だそうです。寺社と海、そして商店街の雰囲気が近い距離に同居しているのは、鎌倉らしい魅力ではないでしょうか。
一方で注意しておきたいのが混雑です。特に紫陽花のシーズンは大変な混みようになるようで、午後は長谷寺へ向かう人と帰る人が重なり、どちらのホームも人であふれるといった声も見られます。年始なども多くの観光客でホームがにぎわうと伝えられていますので、混雑期に訪れる予定の方は、時間帯に余裕を持った計画を立てておくと安心かもしれません。
歴史ある寺社への玄関口でありながら、暮らしの足としても働き続けている長谷駅。鎌倉を訪れる機会があれば、ぜひ立ち寄り先の候補に加えてみてはいかがでしょうか。