札幌 着物屋3代目 元気ハツラツ燃焼系 社長 田中伸一良です!
”高級店しかない寿司業界”のような現在の着物業界。(それについてのブログはこちら着物と寿司)
その着物市場を自社が独自化できるまで絞り込んだ時、いくつものニッチ市場が見えました。
今回はそれらのニッチ市場に、”お客様と着物の多様な接点”として展開している、うちの着物事業について書きます!
まず第一弾は、
KIMONO HANA(キモノハナ)パセオ店!
いっきま~す!!

購買意欲は旺盛だけど、単価の低いヤング市場は着物業界にとってニッチ市場。
なぜかというと、基本的に高額品の販売で成り立っている高コスト体質だから。
極端な話、1万円の着物も100万円の着物を売るのも手間は一緒。
「だったら着る人も少なくなってるし、高い方を売ろう。」ということを半世紀近くもやってきたので、中々コツコツと単価の低い商売をできないのです。
このヤングマーケットに高額品に全く頼らず、展開しているのが、キモノハナ パセオ店です。

KIMONO HANA(キモノハナ)パセオ店は、札幌駅直結の商業施設「PASEO(パセオ)」の地下1階にあります。
パセオはもちろん、隣接する同じJR系列の商業施設アピア、ステラプレイス、エスタの合計約700店舗中で、唯一の着物屋です。
言わばキモノハナ パセオ店は、札幌の超一等地における、着物業界の”最後の砦”なのです。

商業施設パセオの中心客層は、10代後半~30代の女性。
中でも20代女性が一番のボリューム層。
もろヤング市場のど真ん中です。
なので、うちのメインターゲットもその層に絞り込み、初心者大歓迎な”着物を洋服感覚でファッションとして楽しむお店”をコンセプトにしてます。
ちなみにこの間のハロウィンは、
こんな感じ。楽しそうでしょ♪
札幌で一番ヤングピーポーが集まる商業施設にいるからには、札幌で一番気軽に、楽しく、自由に着物を楽しめるお店を目指しています。
ではでは、キモノハナ パセオ店のどこが他の着物屋と違うのでしょう?

一般的に着物は”反物”と呼ばれる生地の状態で販売され、その後お時間を頂いてお客様のサイズに合わせて仕立てます。
キモノハナ パセオにの着物は全て”仕立上った着物”。(業界用語で”プレタ着物”と言います)
反物とプレタ着物、それぞれに良さがあるのですが、プレタ着物の良さを簡単に言うと、
①安い(数千円代~)
②価格が分かりやすい(仕立、加工代がない)
③すぐに着られる

一般的に着物屋の主力商品は”絹の着物”。
(業界用語で”正絹(しょうけん)の着物”と言います)
キモノハナ パセオ店ではこの正絹の着物を一切扱わず、全て洗える素材(ポリエステル、綿、デニム等)の着物を提案してます。
ちょっとその一部をご紹介。

キモノハナ パセオ店に限らず、うちの全てのブランドで、「着物を売るのでなく、着物を着た楽しい経験を売る」のを目的としてます。
なので、気軽で楽しい着る場=イベントもガンガンやります。
中でもキモノハナ パセオ店のイベントは斬新。
あ、ちなみにキモノハナ パセオ店のイベントは着物でなくても参加OK。
何故って?その方がいろんな人が着物に触れられるし、楽しいから♪

これは正直これからですが、最重要事項と考えているのと、最近ちょっとずつ効果が出てきているので入れました。
以下が今やってるソーシャルメディアです。
是非チェックしてみて♪
スタッフが面白おかしく商品やイベント等を伝えてます♪
谷本店長の魂のこもった激熱なブログ。
面白写真や帯結びの動画などもアップしてます。
●キモノハナ パセオ店のLINE

最後のポイント、それは”人”。うちのスタッフ達です。
彼女たちは今期も数々の伝説をつくってきました。
●7ヶ月中5ヶ月で予算達成!(5~8月、10月)
●坪売上がパセオ全店で第1位!(7月)
●売上伸び率がパセオ全店でベスト5入り!(7月、8月、10月)
●接客ロールプレイング大会で大活躍!(全員出場、谷本 JRタワー大会で3位、鷲田 パセオ大会で2位)
などなど。
まだまだ一人一人にも楽しい”伝説”が盛りだくさんですが、それはまた別の機会に。
よく食べること。
食は全ての基本です。
以上。
みなさん、これからもキモノハナ パセオ店をよろしくお願いします!