さらに修正を加えました。

いかがでしょうか?

今回の企画書に「アクティブシニア」などの今まで話し合ってきたキーワードを組み込んでいない事に気付きますか?

実は、何度も考えた結果、いきなり提案していくのではなくて、徐々に「広報はちおうじ」と良い関係を築きあげていきたいと考えました。俺達のような、学生のメリットはなんだろうか?市役所というお上が、拒否反応を示さずに学生団体を受け入れてくれるだろうか?と、まぁいろいろ考えながら書いています。



「広報はちおうじ」と学生団体「新生活」とのコラボレーションについて


東京薬科大学薬学部 4年

  学生団体「新生活」代表 衣川将太郎


 私達はこの企画書により、八王子市の情報誌「広報はちおうじ」の作成の一部を協力させていただけないか、という提案をしたいと思います。

 最近まで「広報はちおうじ」を読んだことがなかったのですが、初めて読んだ時に、こういうおもしろい情報誌があったのか!と、感動しました。しかし、友人に聞いてもこの情報誌の存在を知っている人はほとんど居らず、より多くの学生に読まれるようになったら、もっとおもしろい情報誌になると感じました。

 先日、まちの情報番組『出没!アド街ック天国』で特集された八王子市は学園都市として大きく取り上げられていました。大学生が非常に多い八王子市ですので、学生団体「新生活」と八王子市(広報)のコラボレーションの中から、より多くの学生達の情報を共有できるようになったり、学生主体のイベントに地域の人たちが関わってくる事で、クロスジェネレーション(世代を超えた交流)が起こり、良い形で地域の活性化がおこるのではないかと考えています。

 例えば、特集で小さい記事でもいいので八王子市の「大学紹介」をしてみたりですとか、これからのシーズンですと、大学の「文化祭」の取材をしてみたりするのもおもしろいと思います。このような記事によって、大学の近辺に住んでいた人が興味をもって大学に遊びに来るかもしれません。そうすると、学生と近所の人が触れ合える機会ができます。

 私達は、そういった記事の提案や、取材などのお手伝いが出来ればと考えています。



学生団体「新生活」とは


 学生団体「新生活」は2005年3月に発足したばかりの学生団体です。現在メンバーは13名で構成されています。この団体は、「何かやりたいことがあるけどなかなか行動に移せない人」や「今は特に何もないが何かやってみたい」と考えている人、そんな人達が集まって、お互いを刺激しあいながら、それぞれの「better ageing(より良い歳の重ね方)」を実現するための場を提供するための団体です。現在のメンバーは全員、東京薬科大学の学生により構成されています。

現在までの具体的な活動の中に、「かたくりプロジェクト」というプロジェクトがあります。このプロジェクトは八王子市内で活動している心身障害者後援団体『かたくり』と協力して、心身に障害を持っている方たちのことをより多くの人に知ってもらい、偏見を少しでもなくしていきたい、というものです。具体的には今年の東京薬科大学の文化祭「東薬祭」で、障害を持っている方たちが作ったクッキーやパウンドケーキを屋台で販売します。また、講義室では写真の展示を催し、多くの人に理解してもらえるようにしていきたいと考えています。今までに例のない試みでしたが、大学側と何度も話し合い、実現できることになりました。

今後も、「かたくりプロジェクト」のほかにも自分達の感じたことに対して、考えるだけではなく、どんどんチャレンジしていきたいと考えています。