まずは機能編
やはり最大の目玉であるプロパイロット2.0からですね
雑誌やネット情報だけでは中々伝わらないことも書いていけるかと思います
先に結論書きますが、このプロパイロット2.0、中々使えるヤツです
ただし、プロパイロット2.0と言うよりもインテリジェントクルーズコントロールやプロパイロット1.0としてです
メーカーではプロパイロット2.0と一括りにしていますが、実際には状況に応じて、インテリジェントクルーズコントロール、プロパイロット1.0、プロパイロット2.0と段階的に作動するからです
プロパイロット2.0として作動するにはいくつかのハードルがございまして、
①GPSが受信できること
②高精度3D地図データがある路線
③設定速度が制限速度±10km/h以内であること
④カメラレーダー等センサー類に汚れが付着してないこと
⑤車線等が消えてなくて明確であること
⑥運転手がちゃんと前向いてること(笑)
以上の条件が満たされていれば、最低限高速道路で手放し運転が可能となります
あと、プロパイロット2.0の機能を最大限に活用するには、ナビでルート設定が必要になります(分岐等の支援)
プロパイロットの主な機能を順番に紹介
①インテリジェントクルーズコントロール
前走車が居ない場合は設定速度で自動でスロットル制御し、前走車が居た場合は前走車との車間を一定にしてスロットル及びブレーキの自動化
スカイラインは二台前の車両も監視しているらしい
ハンドル支援はありません
②プロパイロット1.0
上記インテリジェントクルーズコントロールに加えて、同一車線内でのハンドル操作支援(ハンドルに手を添えてる必要はありますが、自動でハンドル操作してくれます)
ちなみに、スカイラインは他のプロパイロット搭載車種と違い、ハンドルにタッチセンサーが仕込んであるので、指一本触れてるだけでもOK
③プロパイロット2.0
上記プロパイロット1.0に加えて、同一車線内での手放し運転、追い越し支援、ナビ設定が必要ですがナビ連動ルート支援走行などがあります
ここからは、実際にプロパイロットを使用した状況を書いていきますね
正月に初日の出を見るために、富士山麓まで行ってきたので、その時の詳細をいかに記します
自動車専用道路は殆どプロパイロットのスイッチを入れたままにしてありました(ただし、ナビ設定はしてないので全機能は使ってません)
路線名につきましては、一部伏せ字になることご了承願います
名○国道編
この道路、制限速度が60の所と70の所がありますが、実際には90から100ぐらいで流れてますので、プロパイロット2.0としての作動はさせてません(設定速度は制限+20くらい)
ちなみにこの道路は、設定速度を±10以内にすればプロパイロット2.0として機能します
ですので、主にプロパイロット1.0で作動させての話になります
設定速度で走行してるぶんには中々快適に走行できますが、たまに車線が消えかかってるとこがありますと、プロパイロット1.0が解除され、インテリジェントクルーズコントロールモードになります
あとトンネル内でもインテリジェントクルーズコントロールモードになります
東○阪道
ここも設定速度80ですが普通に100ほどで流れてますので、設定速度は+20にしてプロパイロット1.0モードで走行
舗装状態の良くない名○国道と違い、ここは快適にかつプロパイロット1.0が解除されない状態で走行できました
伊○湾岸線
ここは制限速度100ですので、設定速度を+10にして初めてプロパイロット2.0として作動させました
途中のSAに寄ること&追い越しするとき以外は殆ど手放し運転で走行しました
自動ハンドル操作も中々スムーズで、車線の中のド真ん中をはしってくれます
あと、追い越し支援なんですが、これも横Gを全く感じることなく追い越ししてくれますが、こちらの速度があまり速くないため、せっかちさんは手動で追い越しした方がいいかもしれませんね(笑)
新東○道
出発前は一番快適であろうと予想していたのに見事に裏切られたのがこの路線
ここは制限速度80と100と120となっており、80区間は+20、100区間は+10で設定しました
上に書いたことなんですか、なぜかと言いますと、工事区間が非常に多く頻繁に制限速度80と100が入れ替わるため、プロパイロット2.0として作動させているときに、その都度自動的に制限速度まで速度を落とされてしまうんです
100の所を110で自動走行していて、急に80まで落とされるんで、非常に危なっかしいです(笑)
ですので、プロパイロット2.0としては作動させずに、プロパイロット1.0として殆ど走行してます
ちなみに、120区間なんてすが、ナビの対応がまだみたいで100として認識していましたので、制限速度に設定速度を合わせてもプロパイロット2.0としては作動しません(笑)
これは早々に対応が待たれますね
それと全線に渡り同じことが言えますが、プロパイロット2.0として作動させてる時にトンネルに入るとプロパイロット1.0モードに落とされ、プロパイロット1.0モードでトンネルに入ると、インテリジェントクルーズコントロールモードに落とされますので注意が必要です
実際にプロパイロットを使用した感想は以上になりますが、思っていたよりも運転の負担を減らしてくれていました
このときはほぼ夜通し運転していましたが、途中奥様と運転交代することなく一人で現地まで運転できました
技術の進化には目を見張るばかりですね
プロパイロットのインプレは以上になります
あともう一つ燃費編
上で書いた行き先に群馬草津温泉も追加して、高速65%一般道35%くらいの割合で走行した燃費ですが、14.5km/lとなり、まずまずの低燃費かと思います
車両重量が1850ほどあるメタボさん&排気量3.5Lなんで、それを考えると健闘してるかと思います
今回はここまで
また次回は機能編の続きや1ヶ月乗った感想なんかも書いていきますので、よろしくですヽ(´ー`)ノ