見てきました。

あんのこと。

ネタバレになるけど少し書きます。

俺にはわからないから。

どうしてこの物語を、

どうしてこの映画を作ったのか。

 

大前提として言っておきます。

素晴らしい映画でした。

登場人物は全員、

そこに生きていました。

誰一人嘘ついていなくて、

みんなが苦しみを抱えていて、

それでもみんな生きていて。

だけどこんな救われない終わり方で。

 

この最後は、

ハッピーエンドなのだろうか?

アンハッピーエンドなのだろうか?

わからない。

ただただ、

上映後しばらく動きたくなかった。

動けなかった。

 

でも、やっぱりわからない。

どうしてこの映画を作ったのか。

この終わり方じゃなきゃいけなかったのだろうか。

 

改めて感じたのは、

俺は映画に幸福を求めてるんだなってこと。

「missing」にせよ、「あんのこと」にせよ、

号泣したけれど、

やっぱり楽しい、幸せな作品が好きです。

 

あ、でもね、

親ガチャなんて言葉の生まれたこの時代。

俺は親や周りの人たちに恵まれて、

50年生きてきたんだな。

と感じられたことは

大きな収穫だったかもしれない。

 

近々、楽しい作品を観に行こう。