人生で一番好きな邦画が出来ました。

 

今日はオーディション2本。

昼からの1本目。

うまくいかず。

ホント最近調子が良くない。

自分のせいだと分かっている。

覇気がない。

エネルギーが足りない。

たくさん充電しているんだけど、

なんだか足りないんだ、エネルギーが。

 

次のオーディションまで、4時間空いた。

一回帰るか、それとも、、、

 

映画を観ようと思った。

「検察側の罪人」

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

たまたま時間を考えて、

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

を選んだ。

 

これが人生を動かす決断となった。

 

何の情報もなく観に行った。

あったのは、大根さんが監督しているということだけ。

誰が出ているのかも、どんな話なのかも、知らないで。

 

 

始まって2分くらいで泣いてたんじゃないかな?

 

 

昔の親友と再会し、

当時の仲間たちと再集結していく。

その現在と過去をオーバーラップさせて描く。

 

ざっとそんな感じのよくありそうなお話。

 

だけど、

どのシーンでとか、どのセリフでとかじゃないんだ。

全部がよかった。

演出も、画も、

大人キャストの今の枯れた感じも、

子供キャストのエネルギッシュな感じも、

それぞれが小さな何かに心動かされ変わっていく様も。

なにもかも。

全てが伝わってきた。

 

 

「昔はよかったよね」

 

って話ではない。

俺に届いたのは、

今、その時を楽しく生きることの大切さ。

そのために、

今を一生懸命に生きることの大切さ。

のような気がする。

 

そして

 

「人が好きな人」

渡辺慎一郎を表現するとしたら、

そんな言葉を使ってもらいたい。

自分ではそう思っている。

 

だからこの映画のそういう部分が、

なんだかものすごく突き刺さってしまい、

始まって2分で泣き始めた渡辺は、

そのままラストまで泣き続けました。

 

ひと

 

っていいよね。

 

終演後席を立つと、

後ろの席の女性から、

「しんにぃ」

って声をかけられた。

空耳?と思って見てみると友達が。

「前の席ですごい泣いてる男性いるなと思ってた。しんにぃだったんだ」

と、ずっと泣き続けていたのがばれていた。

恥ずかしい!!!

 

 

そして、その後、夜のオーディションへ。

結果はどうだかわからないけど、

ここ最近にはないくらい、

清々しい気持ちで受けられた。

 

きっと、いいことがあるはず。

 

 

「SUNNY 強い気持ち・強い愛」

観てください。

より一層、映画が好きになりました。

この仕事が好きになりました。