お芝居のお誘いは、

基本、出演者からの案内を優先するようにしている。

脚本や演出されてる舞台ももちろん観たいんだけど、

優先順位としては、「出演」になってしまう。

 

でも今日は違った。

 

東京キッドブラザーズ

 

聞いたことありますか?

柴田恭兵さんがいたことで有名です。

伝説の劇団。

その劇団にいた長戸さんが演出するってんで、

これは観なきゃと思い観てきた。

 

行ってよかった。

 

なんだろな?

正直、大したストーリーじゃないの(笑)

ごめんなさい、東さん。

どこかで見たことあるような物語。

演技だってずば抜けてるわけじゃない。

でも、でもね、

最後涙が止まらなかった。

 

熱いんだ。

とにかく、熱いんだ。

舞台の上で、暑苦しく、

歌って、踊って、泣いて、叫んで、、、

それって恥ずかしいことじゃない。

かっこいいことなんだ。

かっこ悪いことは

かっこいいってことなんだ。

 

ってお芝居。

 

これ、簡単なこと。

だけど、すぐ忘れちゃうこと。

 

林邦應さんが、

長戸勝彦さんが、

思い出させてくれた。

どちらも東京キッドブラザーズ。

 

思い出した。

IOHという劇団に初めて出た時のことを。

宮澤翔と出会った、コーヒー屋の兄弟の話を。

 

もうすぐ、「終わらない世界」の稽古が始まる。

忘れないよう、

熱く、暑苦しく、取り組みたい。

 

IMG_1956.JPG

長戸さん、最高でした。