明日書きます
色々と


ということで、色々書きます。

11月末に、突然オファーをもらい、
12月中旬から稽古。
本当に色々とあった1ヶ月間が終わりました。

これだけ初日を迎えることがこんなに怖かったことは初めてだった。
本番中も逃げ出したいと思ったことがあった。
こんなことは今までなかった。

でも、それらを乗り越えたからこそ、
美味しいお酒が飲めたというわけです。

千秋楽のカーテンコールはトリプル。
最後はスタンディングまであり。
多くのお客さんに愛された作品だったと思います。

本多劇場近くで開かれた打ち上げでは、
「そうぢ!」最後の「総司」の台詞にあるような、
みんなが泣いて、怒って、そして笑っていた。
とてもいいカンパニーだったと思う。

一番印象的だったのは、
主演の沖田さん間違えた石井さんの顔。
稽古中盤くらいから、
石井さんの顔つきが怖くなってきてた。
話しかけにくい空気を漂わせ、
常にピリピリしている感じだった。
本番中はそれは更に強くなり、
あまり会話をすることもなくなっていた。
しかし、打ち上げの石井さんは
アリキリの石井さんの顔だった。

それぞれがそれぞれの想いで演じた、それぞれの役。
沖田さんが、近藤さんが、土方さんが、
お光津が、八木さんが、承之進が、桂川が、
石川が、前原が、浅野が、
本多劇場に作られた京都壬生の八木邸で、
新撰組の極々平凡な一日を生きていたのです。

あの後の彼らがどうなったかは、
客席にいたみなさんのご想像にお任せします。
ただ・・・きっと・・・
彼らの信じる道を馬鹿みたいに信じて進んだことでしょう。

石川から渡辺に戻って、
しばらくは大きな予定もないので、
病院通ってバイトしての日々を過ごします。
またどこかで渡辺が演じる違う誰かをお楽しみに。

そして、今回の公演期間中、
共演者のファンの方がたくさん覗きに来てくださったことも感謝いたします。
まぁ、飽きるまではちょくちょく覗きに来て下さいませ。


コ~ン!