新広鎮守府公式ブログ「Rainy Days Never Stay」

新広鎮守府公式ブログ「Rainy Days Never Stay」

野球を中心としたスポーツのお話をしていく4人の艦娘のブログ

Amebaでブログを始めよう!

赤城です!お久しぶりです!

なかなかブログにまで手が回らず申し訳ありませんでした。

 

もう1週間経ってしまいました。

1週間前の9月18日、広島東洋カープが見事、2年連続8回目のリーグ優勝を果たしました!

つまり「リーグ連覇」ですが、これに関しては、1979年(V2)と1980年(V3)に達成して以来37年ぶりの快挙となります!

 

この「リーグ連覇」ですが、セリーグでは、V9を含む何度も連覇を達成した読売ジャイアンツを除くと、ヤクルトスワローズ(1992~93年)と中日ドラゴンズ(2010年~11年)と広島東洋カープ(1979年~80年、2016年~17年)しか達成しておらず、しかも複数回達成したのは巨人と広島だけになります。

まさか、あの緒方孝市監督が……古葉竹識監督と肩を並べる時が来るとは……。

 

今年のシーズンも色々なことがありました。

スピードスター赤松真人選手が胃癌を公表し療養のため長期離脱、開幕戦で前年沢村賞のジョンソン投手がまさかの大乱調で負け、その後ジョンソン投手が離脱、更にクローザーの中崎翔太投手、前年最多勝の野村祐輔投手も離脱、チーム10連勝、甲子園で9点リードからの逆転負け、薮田和樹投手の先発転向からの覚醒、育成から支配下登録され初打席初本塁打、更に翌日も本塁打など突如現れたバティスタ選手、高卒4年目中村祐太投手の登場、鈴木誠也選手が2年連続オリックス戦でサヨナラ本塁打、交流戦での大健闘、野間峻祥選手の帰巣本能が覚醒し代走の切り札に、エルドレッド選手が3打席連続本塁打かつ52年ぶりに「3ホーマー試合勝利」、七夕の奇跡、何度も点灯しては消滅する優勝マジック、薮田和樹投手・岡田明丈投手と若い2人の10勝到達、鈴木誠也選手の骨折長期離脱、ハマスタで3試合連続サヨナラ負け、松山竜平選手の「4番目のバッター」覚醒、岩本貴裕選手の覚醒、2試合連続のサヨナラ勝ちを含む2位阪神戦スイープ達成、そして……

 

広島市内は2年連続で大盛り上がりです。

各地各店で優勝セールが行われ、活気が溢れています。

 

そしてカープのシーズンの試合も残り3試合になりました。27日の対ヤクルト戦がマツダスタジアム最終戦、30日と1日に横浜スタジアムで対横浜戦が行われ、1日がシーズン最終戦になります。特に横浜は現在セリーグのライバル5球団で唯一負け越していますし、CS進出の可能性を持っているチームですので、CSの前哨戦という気持ちでしっかり戦い方を確立させてほしいですね。

 

まだあります。

由宇軍こと、カープの二軍も、ウエスタンリーグ優勝が間近に迫っています。

もし優勝を達成した場合、1991年以来となる26年ぶりのウエスタン優勝、そして、一軍と二軍の「アベック優勝」も、同じ1991年以来26年ぶりの達成となります。ここまで来たからには、こちらも決めてほしいですね!

 

 

 

関係ないですがこちらはどうなるんでしょうね……。

ろーちゃんです!

サッカーJ2は先々週で第30節までが終了しました。(また1週間遅れてしまいました。ごめんなさい…)

今回は、第26節から第30節までの5試合を総括していきます!

 

第1節~第5節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12260566955.html

第6節~第10節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12270463206.html

第11節~第15節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12277255392.html

第16節~第20節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12286965345.html

第21節~第25節→https://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12299219113.html

 

◎8/5 第26節 維新百年記念公園陸上競技場

レノファ山口FC 1-2 ロアッソ熊本

前半24分 植田

後半6分 ラモス

後半30分 八久保

 

この試合の4日前に、村上昌謙選手が前々節の岡山戦で負傷し、左第3、第4中手骨骨折と診断され手術、加療6週間であることが公式発表されました。現状3人しかいないGKの1人が長期離脱になることに、ただならぬ不安を感じます。

その不安を払拭せんと、前節で来日初出場、初ゴールを決めたレオナルド・ラモス選手が、早速スタメン出場となりました。

前半から一進一退、押し押されのプレーが続きましたが、レノファはなかなか決定的な場面にできず、逆に前半24分にCKから先制ゴールを許してしまいます。それでも食らいつこうとするレノファ、後半6分に、PKを獲得したラモス選手が、やはりパワー溢れるシュートを決め、2試合連続ゴールですかさず同点に追いつきました!その後もちょくちょくメンバーを代えつつ組み立てていきますが、反撃はそこまで。後半30分に勝ち越しを許してしまい、そのまま試合終了。前節、本節とホームでの試合を立て続けに落としてしまい、3連敗となりました。

 

8/6、岡本英也選手AC長野パルセイロに完全移籍することが公式発表されました。岡本選手は前日の第26節熊本戦にもベンチ入りをしていたため(出場はせず)正直驚きました。2016年に加入してからの約1年で出場試合数は18。決して多くはなかったのですが、それでもベテランのFWがこのタイミングで退団というのは、一抹の不安を抱かざるを得ません。

 

◎8/11 第27節 フクダ電子アリーナ

ジェフユナイテッド千葉 2-1 レノファ山口FC

後半12分 町田

後半44分 岸田

後半48分 清武

 

マルセロ・ビダル選手が初めてベンチ入り。スタメンも前節より大きく代えて臨んだ試合。前半は随所で攻撃の機会は作るものの、いい所でオフサイドを取られたりと苦しむ展開が多く、結局スコアレスで終わります。そして後半12分、ゴール際の隙を突かれ先制を許してしまいます。このまま終わるかと思いきや、後半44分、土壇場でPKを獲得し岸田選手が確実に決め、同点に追いつきます!しかしアディショナルタイム突入後の後半48分、またもやゴール際の攻防に敗れ勝ち越されてしまい、そのまま試合終了。今年のレノファによく見られる、終了間際の痛い失点を今日もやってしまい、これで4連敗となってしまいました。

 

8/16、香川勇気選手V・ファーレン長崎に完全移籍することが公式発表されました。先日の岡本選手の退団から僅か10日、今度はレノファ生え抜きで今年もここまで活躍してきた香川選手が退団。非常にショックが大きかったです。そして、生え抜きの退団がチームのムードに悪い影響をもたらさないか心配になりました。

同日、レノファにアベル・ルシアッティ選手が加入することも公式発表されました。アルゼンチン出身の24歳で、退団した香川選手と同じDFです。先日まで、マジョール監督の前任であるクラブ・アルマグロに所属していました。登録完了次第出場可能となるようです。

 

◎8/16 第28節 維新百年記念公園陸上競技場

レノファ山口FC 3-2 ザスパクサツ群馬

前半25分 カン・スイル

前半45分 ラモス

前半48分 ラモス

後半10分 小野瀬

後半14分 岡庭

 

連敗によって自動降格圏21位から這い出すのが徐々に難しくなりつつある中、何としてでもホームの試合は落としたくないという気持ちで臨む試合。前半から攻撃の形を丁寧に組み立てていきますが、前半25分に、前回アウェーでの対戦に続きまたカン・スイル選手にゴールを決められ、先制を許してしまいます。しかしここからの展開がとても熱かった!このまま0-1で前半終了かと思われた前半45分、相手がクリアミスをしたところをラモス選手が素早く反応し、GKが前に飛び出したところをかわして落ち着いてゴール!同点に追いつくと、アディショナルタイム終了間際の前半48分にまたもやラモス選手!小塚選手からのクロスを丁寧に押し込み、土壇場で逆転に成功します!後半も攻撃の手を緩めず、後半10分には前選手のシュートが弾かれこぼれたところを小野瀬選手が対応し3点目を叩き込みます!その4分後に失点し再び1点差まで迫られますが、その後はしっかりディフェンスを固め、吉満選手のナイスセーブもあり、点差を守り抜きました!レノファ、5試合ぶりの白星をあげました!

 

◎8/20 第29節 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

徳島ヴォルティス 5-0 レノファ山口FC

前半35分 渡

前半38分 大崎

後半3分 大崎

後半7分 山崎

後半45分 大崎

 

マルセロ・ビダル選手が来日初スタメン出場、アベル・ルシアッティ選手が来日初ベンチ入りとなったこの試合。前半から徳島の押せ押せムードで進んでいきました。いくらレノファが攻撃の機会を作ってもなかなか繋がらず、やきもきしている間に徐々に牙を磨いていた徳島、前半35分に先制ゴールを決められると、僅か3分後には2点目を決められます。後半になってもその勢いは止まらず、後半3分、7分とどんどんゴールを叩き込まれ、満身創痍の後半45分にトドメの一発を浴び、0-5の大惨敗で試合終了。大崎淳矢選手だけで3点を決められるという、完全な徳島の独壇場でした。

 

◎8/26 第30節 維新百年記念公園陸上競技場

レノファ山口FC 2-3 大分トリニータ

前半17分 伊佐

前半24分 福元

後半9分 ラモス

後半13分 三平

後半42分 鈴木惇

 

点を取られては取り、取っては取られ、という意味の「一進一退」まさにそういう試合でした。前半17分に先制を許すと、7分後にCKを獲得し小塚選手のクロスを福元選手がヘディングで対応!同点に追いつき前半を終えます。後半が始まり9分、ラモス選手の猛烈な走り込みからシュートを決め、逆転に成功!しかし喜びも束の間、僅か4分後にシュートのこぼれ球を対応されてしまい同点に追いつかれます。その後は得失点なく進みますが、土壇場の後半42分、豪快なシュートを決められてしまい、逆転返しをされ、そのまま試合終了。あのまま守り続ければ最低でも引き分けで勝ち点1が取れただけに、実に悔しい敗戦となりました。

 

◎レノファ山口FC成績(第30節まで)

6勝20敗4分 得点32失点50(得失点差-18) 勝ち点22 21位

 

第29節徳島戦での大敗もあり得失点差が大きく広がってしまいました。20位からの差も大きくなり、自動降格圏からの脱出が日に日に厳しくなってきています。フォーメーションがほぼ毎試合違うことについていけないのか、特に後半でディフェンスの緩みが気掛りです。残り試合数は12。いよいよ「絶対に負けられない戦い」になってきます。最低でも引き分けで勝ち点1は確保しないと、降格は免れないでしょう。新戦力の動きも良くなってきていますし、ここからの戦いに期待したいです。最後まで諦めませんよ!

 

Viel glueck!!

赤城です。

皆さん、映画を見ていますか?

このブログでも過去に「この世界の片隅に」や「劇場版艦これ」の感想を書いたことがありますが、今回も私が最近見た映画の感想を少しだけ書いていこうと思います。

実はこの8月、久しぶりに2本の映画を見ました。テレビ放送やDVD化を待つのもありですが、特に注目している映画はまず劇場でしっかり見てみたいですよね!

 

 

メアリと魔女の花

 

スタジオジブリのアニメーターとして「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の監督を担当した米林宏昌監督作品(2014年のジブリ制作部解体に伴い退社)です。「スタジオポノック」の長編アニメ作品第1作目にあたります。

米林監督がジブリ時代に培ったノウハウが存分に活かされた作品で、その作画から表現技法までがまさにジブリ長編の集大成のようなものでした。過去のジブリ作品を想起する表現が随所に登場し、30年かけて何度も見てきたジブリ映画を、2時間で一気に見た気分になりました。

主人公メアリ役は杉咲花さん、ピーター役はジブリ映画ですっかりお馴染みの神木隆之介さん、更にこちらもジブリ映画出演経験のある天海祐希さん、大竹しのぶさん、他には遠藤憲一さん、小日向文世さんなどそうそうたるメンバーのキャストですが、私は佐藤二朗さんが演じたフラナガンが結構ツボでした。

魔法使いっていいですよね。いいんですけど魔法使いとして一生を過ごしたいとは思わないですね。ああやって時間限定で魔法使いになれるくらいでちょうどいいのかもしれませんね。私も艦載機を飛ばすことはできますが、自分自身は飛ぶことはできません。だからきっと、空から見た世界のことは私はよく知らないし、空の上の世界なんて全く想像できません。

主人公のメアリの人間としての変化も、物語の序盤と中盤と終盤ではっきりと分かります。自分に甘えていた序盤、自分の甘えが引き起こした事態を悔やむ中盤、責任感を持ちただ一心の気持ちで立ち向かう終盤。これもまたジブリらしいのかもしれませんけれど、やはりこういう低年齢層でも分かりやすい人間ドラマは得手と言えるのでしょうね。

「メアリと魔女の花」には、スタジオジブリ作品に携わったスタッフが大勢参加しており、最後のスタッフロールには「感謝 高畑勲 宮崎駿 鈴木敏夫」とあります。所属する組織は変わっても、しっかり後押しを受けて送り出された作品なのでしょうね。

主題歌はSEKAI NO OWARIの「RAIN」物語と見事にマッチした楽曲です。またいいところで流れだすんですよ。思わずぐっと来てしまいました。

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

 

今月18日から公開されている、シャフト制作、新房昭之総監督のアニメ作品です。「メアリと魔女の花」を見に行った時、たまたま本編前の予告編でこの作品が流れていて「あ、これは見に行こう」と思っていた作品です。

実は私は全く知らなかったのですが、この作品は元々1993年にフジテレビで放送されたテレビドラマ作品が原作なのだそうです。脚本家岩井俊二さんがその名を世に轟かせるきっかけとなった作品で、主人公典道を山崎裕太さん、ヒロインなずなを奥菜恵さんが演じていたそうです。これをもとに、「モテキ」「SCOOP!」などを手掛けた大根仁さんが脚本した長編アニメ作品が、これになります。

主人公典道役が菅田将暉さん、ヒロインなずな役が広瀬すずさん、他にも宮野真守さん、梶裕貴さん、花澤香菜さんなど人気声優が多数出演しています。

さて、この作品は公開初日から、既に一部で「面白くなかった」という批評が出されていました。公開前にだいぶ各所で話題になっていたこともあって、その反動によるものだったのかもしれませんが、大体見られるのは、昨年社会現象を巻き起こした「君の名は。」との比較的意見でした。

実は私はまだ「君の名は。」を見たことがなく、私自身が比較することはできないのですが、「君の名は。の延長線上で見るとつまらない」という批評がいくつかありました。なので、むしろそちらを見ていない私ならばまだいけるだろうか、と思って、実際に見てみました。

 

結論ですが、とても面白い作品でした。

作画のみならず、物語そのものの描写が実に芸術的で、かようなアニメ作品は最近なかなかなかったのではないかと思います。

このような比喩は語弊を招くかもしれませんが、仮に「君の名は。」が「大衆文学的作品」と定義するとした場合、「打ち上げ花火~」は「純文学的作品」と定義できるのではないかと思います。

とにかく随所の表現技法が、まるで小説に書かれた文章をダイレクトに映像化したようなものになっています。あまり深入りするとネタバレになりますので言及はしませんが、これは説明を聞くよりも実際に見てみた方が分かりやすいのではないでしょうか。

物語の一番の主題は「IF」(もしも)です。「もしもあの時○○ができたら」という、過去をタラレバで振り返ることは、日常生活でも度々あることでしょう。ただ、そんなことを振り返っても二度とプレイバックすることはできません。もしそれができるとしたら……というのが、この作品の主軸となっています。

そういったものもあって、所々がSFチックな展開になっていますが、基本的には「青春劇」です。元々20年以上前の作品が原作ということもあって、やや古めかしい青春像かもしれませんが、その年代の者だとのめりこみやすいかもしれません。

典道にも、なずなにも、思わずキュンとしてしまいました。若い頃にこういう経験ができたら、きっと今のような人生とはまた違う人生を送れていたんだろうな……なんて、これもまた「IF」ですよね。

そして、劇中のいいところで、それこそ80年代を駆け抜けた世代には思わずグッとくるような『あの曲』が、なずなによって歌われます。本当にいいところで流れます。思わずウルッとしてしまったのは、ここだけの話です。

色々述べましたが、私はこういう作品も悪くないな、と、思いました。

 

 

 

これから秋にかけて、また様々な新作が公開を控えています。私ももし興味のある作品を見つけたら、また映画館まで足を運んでみたいと思います。水野晴郎さんではないですが、映画って本当にいいものですね。

赤城です。

大変なことになってしまいました。

今年途中から4番に座り活躍していた鈴木誠也選手が、故障のため戦線離脱することとなりました。

23日の横浜戦(横浜)の2回裏、ライトのフェンス際に飛んだ打球をジャンピングキャッチ、そこまでは良かったのですが、着地した際に右足首を捻った様子で倒れ込み、そのまま起き上がれなくなりました。そのまま担架に運ばれ退場。横浜市内の病院で診断を受けた結果『右脛骨内果剥離骨折』であることが判明しました。簡単に言えば「捻挫が更にひどくなったもの」という感じです。

全治は今の所不明ですが、情報によれば「今シーズン中の復帰はかなり困難」との見通しのようで、残念ですが、今日からは鈴木選手不在で試合に臨まないといけなくなります。

 

ここでの離脱は非常に痛いですね。

8月といえばシーズン順位確立のために追い込みをかける大事な時期。しかもその終わりが近づいているこの頃、このような形で『4番打者』『ライト』というダブルで大事なポジションが欠けるのは、チームバランスにも戦法にも大きく影響します。

何より、彼の代役として今日から上がってくるであろう二軍の選手は一体誰になるのか、ということです。

 

現在、二軍に所属する外野手は以下の通りです。

 

下水流昂 土生翔平 天谷宗一郎 高橋大樹 ※堂林翔太 ※バティスタ

 

※堂林選手は内野手登録ですが外野手も可能です。最後に登録抹消されたのが8/11なので現在再登録は可能です。

※バティスタ選手は内野手登録ですが外野手も可能です。但し8/18に登録抹消されたため8/28まで再登録できません。

 

現在、一軍は右打者が不足した状態になっていますので、左打者である土生選手と天谷選手はないものと考えると、現状で今日の公示で登録可能なのは下水流選手、高橋選手、堂林選手に絞られます。そして、外野専任ではない堂林選手もないものと考えれば、下水流選手か高橋選手ということになります。

 

高橋大樹選手。23歳。

「鈴木選手と同い年なの?」という方。その通り。そして、鈴木選手が2位で入団した2012年ドラフトの、1位入団選手です。

野村謙二郎監督(当時)を挟んで左が高橋選手、右が鈴木選手

 

昨年大ブレークを果たした鈴木選手とは逆に昨年までは伸び悩む年が続いた高橋選手ですが、今年は一転して、二軍で好成績を残しています。7月には月間打率が.479とリーグトップの数字をマークし、ファーム月間MVPのウエスタンリーグ受賞選手に選ばれています。

正直なところ、彼が代役筆頭ではないかと思います。というか、この機会で上がれなかったら一体いつ上がるんですか?と、思います。

2012年の2位の代役として1位が上がる……これはこれで、胸が熱くなりそうです!

 

続いて、フォーメーションです。

鈴木選手はずっとライトを守っていました。ライトというのは、打球が縦横無尽に飛ぶ方向ですし、本塁までの距離もかなりあります。相応の守備範囲があり、なおかつ強肩の選手が望まれます。

ここで、私が勝手に妄想したフォーメーションをいくつか紹介します。

 

1.上記の高橋選手を使ったフォーメーション

(左)松山竜平 (中)丸佳浩 (右)高橋大樹

 

鈴木選手と高橋選手をそのまま入れ替えただけです。高橋選手は守備に関しては未知数なところが多く何とも言えないのですが、遠投100mの強肩を持っていますので、ライト方向からのバックホームに期待が持てそうです。

 

2.攻撃型フォーメーション

(左)エルドレッド (中)丸佳浩 (右)松山竜平

(一)新井orメヒア

 

鈴木選手の攻撃面を優先的にカバーするフォーメーションです。松山選手も強肩の持ち主ですので、ライトからの返球に期待できそうです。但し守備に関しては度外視してますので、レフトのエルドレッド選手も含め、いわゆる「ファイヤーフォーメーション」になる可能性が高いと思われます。エルドレッド選手も極力負担の大きい外野守備はやらせたくないですし……。

 

3.守備型フォーメーション

(左)松山竜平 (中)丸佳浩 (右)野間峻祥

 

鈴木選手の守備面を優先的にカバーするフォーメーションです。野間選手はルーキーイヤーの2015年に主にライトのスタメンで出場機会することが多くありました。俊足を活かした守備範囲と強肩の持ち主です。ただ、私も現地で何度か見ましたが、ライトからその強肩をストライク送球できるかどうかがよく分からない選手ではあります。また攻撃面の低下は必至となります。

 

……と、3パターンほど出してみましたが、これを見ても明らかな通り、鈴木誠也選手は「攻撃」も「守備」も両方できる、不世出の選手であるということが明らかです。代役を立てるにしても、両方できる選手には現状期待できないということです。それだけ、今回の離脱は痛手になりかねないものだと思います。

かと言って「もう何もできません」と言うワケにはいきません。現在いるメンバーで、なるべく穴を埋めつつ、しっかり戦っていくしかありません。

 

ともかく、今日午後3時の公示で、鈴木選手と入れ替わりで誰が登録されるか、注視していきましょう。

そして鈴木選手、非常に悔しい気持ちは分かります。しかし今は黙って、怪我を治してください。あなたはこれから数年、カープ打線を背負う存在になれるのですから、今から無理をしてその道を自ら断つようなことだけは、絶対にやめてください。

鈴木誠也という唯一無二の存在を失うくらいならば、たかが1年優勝、日本一を逃すことくらい大したことありません。

ろーちゃんです!

サッカーJ2は先週で第25節までが終了しました。(本当は先週のうちに更新する予定でしたが遅れてしまいました。ごめんなさい!)

今回は、第21節から第25節までの5試合を総括していきます!

 

第1節~第5節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12260566955.html

第6節~第10節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12270463206.html

第11節~第15節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12277255392.html

第16節~第20節→http://ameblo.jp/shin-hiro1925/entry-12286965345.html

 

◎7/1 第21節 維新百年記念公園陸上競技場

レノファ山口FC 1-2 松本山雅FC

前半16分 工藤

前半40分 三幸

後半40分 セルジーニョ

 

前半戦最終戦。前節ようやく長い連敗にピリオドを打ったレノファ。この勢いで連勝と久しぶりのホーム勝利をかけて臨んだこの試合でしたが、開始早々に先制されてしまいます。しかし前半40分に、岸田選手がぐんぐんゴール前を狙っていき、こぼれ球を三幸選手が対応し同点ゴールにします!しかし反撃はそこまで。後半もあと一歩の足りないプレーが続き、土壇場後半40分にセルジーニョ選手の来日初ゴールとなるゴールで逆転されそのまま試合終了。連勝で前半戦を終えることはできませんでした。

 

◎7/9 第22節 維新百年記念公園陸上競技場

レノファ山口FC 2-0 モンテディオ山形

前半38分 小塚

後半12分 岸田

 

後半戦最初の試合。この試合の2日前に、星雄次選手が前節松本山雅戦で負傷し、左大腿四頭筋肉離れと診断され全治3週間であることが公式発表されました。暗雲立ち込める中の後半戦への船出となりました。

しかしそれを払拭しようと、レノファは序盤からイエローを切られる覚悟でガツガツ攻めていきます。元々昨シーズンからずっと相性の良くない山形相手ですが、今日は違いました。そして前半38分、廣木→岸田と来て、小塚選手がバッチリ対応し、先制ゴール!更に後半12分には、その小塚選手からスローされた球を岸田選手が対応し、2点目のゴール!これが決勝点となり、試合終了!後半戦初戦を苦手な山形相手で白星で飾りました!

 

◎7/15 第23節 Pikaraスタジアム

カマタマーレ讃岐 1-3 レノファ山口FC

前半12分 武田

前半21分 前

前半47分 渡辺

後半8分 宮城

 

今度こそ連勝を狙いたいレノファですが、前半12分にゴール際で隙を突かれ先制を許してしまいます。その後もちょくちょく攻め立てられますが、村上選手の好セーブもあって何とか食い止めます。すると前半21分、FKを獲得。しっかり間を持たせて佐藤選手がボールを動かすと、後ろに構えていた前選手が猛然とダッシュしシュート。これが決まり同点に追いつきます!その後も讃岐の果敢な攻めを受け続けますが必死に耐え抜き、アディショナルタイムに入った前半47分、小野瀬選手からのCKを渡辺選手が頭で対応しゴール!勝ち越しを果たします!後半もしっかりその勢いを保ち続け、後半8分には宮城選手もゴールを決め3点目!その後も讃岐にプレッシャーをかけ続け失点を許さず、試合終了!レノファ、今シーズン初めての連勝となりました!

 

7/18、レノファにレオナルド・ラモス選手が加入することが公式発表されました。アルゼンチン出身の27歳のFWです。登録完了次第出場可能になるので、早ければ今月中にも出場可能ということになりました。

 

◎7/23 第24節 シティライトスタジアム

ファジアーノ岡山 2-1 レノファ山口FC

前半35分 赤嶺

後半38分 赤嶺

後半47分 小塚

 

3連勝を狙うレノファは、難敵岡山との対戦を迎えました。やはり岡山の前になかなか思い通りのサッカーをさせてもらえません。そして、苦しむ中で前半35分、後半38分に赤嶺選手にゴールを決められてしまいます。0-2、このまま零封負けかと思った後半アディショナルタイム突入後の47分、小野瀬選手から繋がれた小塚選手が振り抜きゴール!結局それが最初で最後の得点となりましたが、絶対に無得点で終わらせないという勢いを感じさせられました!

 

◎7/29 第25節 維新百年記念公園陸上競技場

レノファ山口FC 1-2 横浜FC

前半5分 野村

後半41分 イバ

後半43分 ラモス

 

この試合で、先日加入したラモス選手が初めてベンチ入りしました。試合は序盤から速攻を決められてしまいます。試合開始僅か5分で、下関市出身の野村選手に『凱旋ゴール』を決められ先制を許します。とにかく食らいつかんと、イエロー覚悟の攻めを続けますが、なかなか得点機に結び付けられません。そして後半8分、パク選手と交代でラモス選手が登場。来日初出場を果たします。しかし悪い流れは止めきれず、後半29分に小塚選手がファウル判定をされイエロー、小塚選手がこれを不服として抗議したところ更にもう1枚イエローが課され、レッドとなり退場となってしまいます。何とかしようとメンバーを代えつつ機会をうかがいますが、後半41分にはイバ選手に2点目を決められてしまいます。もう後がないレノファでしたが、その僅か2分後の後半43分、果敢に前進する中で後ろからラモス選手が駆け出し、スルーパスに対応するとエリア左からシュート!これが決まり1点返します!結果的にこれが最終スコアとなり負けましたが、ラモス選手が来日初出場でいきなり初ゴールを決めたことは、大きな希望となりました!

 

◎レノファ山口FC成績(第25節まで)

5勝16敗4分 得点25失点36(得失点差-11) 勝ち点19 20位

 

この5試合では、今シーズン初の連勝を記録するなど、チーム全体の地殻変動を感じました。まだまだ守備力や得点力の不足は否めませんが、前半戦の散々な結果に比べれば、後半戦のスタートはまだ上々な方ではないかと思います。実は、現時点でレノファが無得点で終わった試合は、第18節の岡山戦が最後で、以降7試合は全て得点をあげています!目に見える結果は、着実に出てきていると言えるでしょう!新加入のラモス選手がいきなりパワーを発揮しているのも今後大きく影響してくるかもしれません。暑い夏、熱いプレーでJ2に維新の熱風を吹かせていきたいですね!