99日目(Spring roll) | 音樂無國界

99日目(Spring roll)

あっかんべー。

Music recognizes no frontiers.-100413-5

ハーム、昨日とおんなし服やん。


昨日の夜、ぜんぜん寝付けなかった。

結局3時過ぎまでの記憶がある。

しかし特に今日1日眠いということもなく。

モルディブに来てから睡眠時間が長くなっていた。

1日8時間近く寝る。

日本にいた時では考えられない。

逆に体が戻ってきたということだろうか?


朝はジュニア。午前は基本的にムンジドが指導の中心。

しかしムンジド、練習の途中に事務所から連絡が入り急に出張。

途中からバトンタッチ。

ムンジドも大変やな。


昼は「COFFEE MAX」へ。

前から気になっていた「Spring roll」。

Music recognizes no frontiers.-100413-3

春巻き。

そのままやな。

日本で食べるようなパリパリの皮ではなく、ロシに巻いて揚げてる感じ。

中は野菜と鶏肉。

Music recognizes no frontiers.-100413-4

なかなか味もよい。

30ルフィヤ。

約220円。

ただ春巻きとフレンチフライってちょっと胸やけする組み合わせ。


昼からシニア。

学校には門があり、練習前に用務員?のおばちゃんに開けてもらう。

いつも時間になると門の外にメンバーが来るので、外が見える階段を上がったところで待つ。

最初はトランペットパート。

時間になっても誰も来ない。

5分後、バイクの後ろに乗ったトランペットのメンバーが門の前を通る。

私服だ。

「練習来んのか?」と声をかけると「頭痛がするんです。」。

顔半笑い。

嘘だと思う。

あとの2人も来ない。

10分待って誰も来ないので、バンドルームで待つことにした。

結局トランペットの時間誰も来ず。

次はクラリネット。

誰も来ず。

何だ今日は?

指揮者?のラーミッシュが来てたので楽譜を書きながら話していた。

彼はすごく感じがいい。


バンドのメンバーについていろいろ話していると、どうやらこのバンドには留年生が4人いる。

モルディブの中では義務教育の中に留年があるのだ。

日本では留年と言えば、悲壮感ただよい、そのまま学校を退学する生徒も少なくない。

まだモルディブで留年が決まった瞬間の生徒を見たことないのでなんとも言えないが、日本よりかは留年ということがマイナスのイメージではない気がする。

日本でも留年に対してもうちょっと寛容でもよいと思うのだが。

ちなみにこのよく登場するトロンボーンの女の子アーリヤーも留年しているようだ。

彼女の誕生日のことを書いたが「16歳になる。」と言っていた。

ムンジドの妹も誕生日に行った時、「16歳の誕生日おめでとう」と書いてあった。

しかしアーリヤーはグレード9。

ムンジドの妹はグレード10。

その時おかしいとは思っていたが、本人に「自分、留年してるの?」なんて聞けない。


宗教についても少し話をしたが「イスラム教は世界中の中で最もよい宗教だ。○○教は最もよくない。」と言っていた。


アリーヤーはきっちり練習に来た。

ただ昨日に引き続き調子が悪そう。

でも練習に来る。

根性がある。

私が来てから彼女が一番成長したのは間違いない。


夜の練習。

シニアの合奏の前、トランペットの女の子ナーヴァが私のところに来て「私は怒っている。今日私は時間通りに来ていたのに練習がなかった。」。

「時間通りに待っていたよ。外も見たけどいなかったし。」

「門から少し離れたところで待っていたんです。」

…これから、気をつけます。

後半は外でシニア、ジュニア合同で。

今日もマークタイムで基礎練習。

ナーヴァは足を揃えて立てない。

O脚である。

「なんで、足を揃えないの?」

「足が痛いんです。」

頭が痛い、お腹が痛い、足が痛い。

大体言い訳はどっかが痛い。

日本の子供も言い訳するけどね。

このバンドのメンバーは「君、絶対それ嘘やろ。」ってのが分かる。


家に帰宅すると、ニザムさんから電話。

「コーヒーでも一緒に飲もうと思って。」

迎えに来てくれて「eye cafe」へ。

いろいろ話をしたがここでは書けない。

怪しい話ではない。

イスラム教の話だ。

イスラム教を信仰していると言ってももいろいろということ。

日本人の女性は大絶賛だった。

モルディブの国民は100%イスラム教。ここで他の宗教の布教活動をして逮捕されている外国人もいる。しかしやはり裏ではモ人でも他の宗教を信仰しいる人がいるというような話。

「シャングリラ(アッドゥにある超高級リゾート)に行きたいか。シャングリラに勤めている知っている日本人がいるから連絡してやる。」

私はウンともスンとも言っていないが話が進む。

ニザムさんが電話してくれたがその日本人スタッフとは連絡とれず。

明日の朝、私の電話に直接かかってくるよう手配してくれた。