昨日の「連想記憶術の元祖 渡辺剛彰先生」に続きまして、記憶術の話を掘り下げて見ようと思います。記憶術は役に立ちそうな気もするけれど、胡散臭いところがあるとか、実際、使うには面倒くさいのでは?と思う方もいらっしゃると思います。それは、記憶術を使った事が無い人からみれば、そういう意見もあるでしょうね。

  しかし、真剣に入試や資格試験に合格したいと思っている人にとっては、救いの神となるでしょう。「求めよさらば与えられん」ですね。

 

  西洋古代の頃から記憶術は、伝えられて来ているのですが、その原理を一言で言えば、場所法ですね。

  皆さんは、昨日の夕食が何だったか思い出せますか? 一週間前だったら、どうですか? 殆どの人が覚えていないと思います。人間の脳は、さほど重要でない事は、忘れるように出来ている、との研究があります。そうでないと、頭の中がパンクするからですね。

 

  さて、場所法の話に戻りますが、一週間前に開催された会議の出席者を思い出せるでしょうか? これなら、思い出させるのではないでしょうか。例えば、その会議体に7人のメンバーが参加していたとします。誰がどの位置に座っていたかを、正確に再現できるはずです。仮に、今、どうしても覚えなければならない事柄が10個程度あるとしたら、それぞれ、7人の人にイメージで結びつければ良いのです。面白いイメージとか、あり得ないイメージでも、その他何でもいいから印象深いイメージで結びつけるのです。残りの3個は、会議室にある白ボードでもいいし、壁時計でもいいし、プレゼン用に使用したPC装置でもいいのです。あの日、あの空間にあった物や人物に適当にくっ付ければいいのです。これが、場所法の原理です。

 

 

 追記:連想記憶術の元祖 渡辺剛彰先生の門下生である宮口公寿先生は、場所法を進化させて独自の宮口式記憶術を生み出しています。書籍も進(シン)学習塾にあります。詳細は、「さとるの記憶術」を参照してください。https://www.kiokuanki.com/fan/miyaguchi.html

 

 

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