ライブビューイングで 観たいというか

観てほしいものは 中島みゆきの「歌旅」です

ワンオクから 櫻坂46まで

幅広く ライブBlu-rayを 観てきましたが

その中でも この「歌旅」を 観てほしいです

 

2007年に 全32公演 約10万人を動員した

「中島みゆき コンサートツアー2007」で

2021年に公開された「中島みゆき劇場版」でも

その一部が 流れています

 

 

 

各地の会場の バックステージなどの模様が モノクロで流れ

 

中島みゆきが 歌をうたい

全国をツアーバスで 旅をしながら

コンサートを続けていく

 

まさに 『歌旅』 です

 

 

日本には 遠い昔に 旅芸人という職業があった

 

(ドラクエの踊り子・シルビア)

 

そんな みたこともない

旅芸人のイメージを この色黒の映像を観ながら

なんとなく 思い浮かべてしまった

 

 

ライブ中の曲としては

勿論 「糸」「宙 船(そらふね)もありますが

 

「ファイト!」を 観た時に

どこか 殺気にも似た 魂を感じた

 

たしかに 中島みゆきの 目の前の空気が

その声の気迫に怯んで 揺らいでいるようにも思える

そして ギターは 悲鳴のような

高い旋律を 奏でる音符

 

中島みゆきの 一つひとつの動きや表情は

唯一無二 誰も真似のできない

歌い手の演者としての 表現力をもっている

 

 

レイジは「ファイト!」を 聴くと

「ママ ぼくは 人を殺しちまったぁ

引き金を引いたら 死んじゃったよぉ~音符と歌う

クイーンのボヘミアン・ラプソディが重なる

 

 

 

そして圧巻なのは「地上の星」

 

これは NHKで流れているような

わりと淡々と 歌っている感じではなく

しいていえば 不機嫌で 

どこかに その感情をぶつけてやりたい

「怒りバージョン」って

感じのものになっている

 

中島みゆきの歌には

裏声に 代わる曲があります

まるでその声は 中島みゆきの中にいる 少年です

 

この「地上の星」の声は 怒りに吠えているような

悠然で 雄々しい 叫びにも似ている

 

 

オーナメント オーナメント オーナメント オーナメント オーナメント オーナメント

 

中島みゆきの歌を聴いていると とても心地がよい

だけど その心地よさは

差しさわりのない 穏やかなものではなくて

厳しい歌詞や 荒れ狂う 旋律の中での

不思議なバランスの上で 成り立っている

あやうい 心地よさです

 

中島みゆきの歌が 好きな方には

この 「歌旅」 は 絶対に おすすめですハートのバルーン

 

レイジスター

 

 

 

 

 

 

観てみたいライブビューイング

 

Ameba映画部

 

 

 

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