今、いわゆる"ジレンマ(板挟み)"に陥っている。

 

それは、

「できるだけ早く、また安本彩花を見たい」という気持ちと

「彩ちゃんには、できるだけゆっくり休養してもらいたい」という気持ち。

 

見事に矛盾している。

だから、厄介なのだ。

 

きっと彩ちゃんも、悩んでたのだと思う。

 

みんなの前で、元気にパフォーマンスしたい、

でも、それができない。

 

自分をだましだましなんとかやっていくよりも

いっその事、「活動を休止」する。

 

英断だったと思う。

もちろん、その分、他のメンバーに負担がかかる。

いや、他のメンバーがどうと言うより

彩ちゃん自身が、一番ショックが大きいはずだ。

 

アイドルである前に、21歳の女の子だ。

もしかすると、一番ナーバスな時期なのかもしれない。

 

アイドルとしての安本彩花と

普段着の安本彩花との、乖離が大きくなればなるほど

ココロはくたびれていく。

 

彩ちゃんには、できるかどうかわからないけれども、

"エビ中"のことを忘れて欲しい。

仕事のことを完全に忘れ去って、

それから、もし何かやりたいことがあれば

無理をしない程度に、楽しんでやって欲しい。

 

何もする気が起こらなければ

そのまま、ダラダラ過ごしてかまわない。

1日や2日、3日、1週間、無駄にしても全然かまわない。

 

ただし、"何怠けているんだ、ワタシ"なんて

決して思わないで欲しい。

だって、休養するんだから、

逆に、頑張ったら、意味がないよね。

 

カラダもココロも、休ませる。

一見簡単なことのように思えるかもしれない。

 

でも、カラダを休めても

ココロが安らかになるかは、わからない。

何かのことを、気に悩んでいたなら

ココロは、消耗していくからだ。

 

彩ちゃんを、できるだけ、そっとしておきたい。

 

でもここで、

彩ちゃんを「励ましたい」、自分が、いる。

 

こいつには、しばらく、黙っていてもらいたい。

もう一度、彩ちゃんに、会うまでは。

 

さみしくないと、言ったら、嘘になる。

でも、こんな時、何と言っていいか、わからない。

 

今度、エビ中に会うのは、11月23日、横浜。

 

その時、何を感じるかなあ。

期待もあるし、不安もある。

 

メンバーが誰かしら欠けることに、慣れっこにはなりたくない。

本当は。

 

でも、くたびれたら、休んでいいんだよ。

それって、ごく普通のこと。

 

機械じゃあるまいし。

人形じゃあるまいし。

 

ゆっくりしておいで。

 

まってるよ。

 

5つの声が、聞こえる。

 

「あとは、任せろ!」ってね。