季節が衣を替える。

だから今日は、帽子を替えてみよう。

誰だよ、"絶対買っても被らないでしょ!"なんて言ったヤツら!

鏡を一目見る。「うん、似合う。」 

"白"って何でも合うよね。汚れやすいのが面倒だけど。

 

もう、2週間もない? もうそんな?

今年は"3DAYS"。

最初聞いた時、「マジで?無理っしょ!」って思ったけど

ここまで来たらやるしかない。

ファミえんも、2日間やれたし。

3日間なんて、あっという間なんだろうな。

でも、レッスンも「3日分」。それは正直キツイ。

また睡眠時間が減っていく・・・

 

街はどこでも、イルミネーションが光っている。

空気がひんやりして、息が白くなった。

あちこちから聞こえるクリスマスソング。

昔はもっとココロ踊ってたのかな。

思い出せそうで、思い出せない。

もう何年前なんだろう。それすらわからない。

 

"本とにらめっこ"することには、慣れている。

最近の戦績は、「時間切れ引き分け」ばかり。

気が付くと、記憶が無くなっている。

読破=勝利から、遠ざかってるこの頃。

負けず嫌いだから、ギブアップは意地でもしない。

だから、今日も戦いを挑む。

このページとにらみ合うのは、今月もう何度目だろう。

 

"音"はいつでも耳に流れ込んでくる。

鳴りやまないリズム。

無意識に、カウントを数えてる自分。

「次のステップ、右だっけ?左だっけ?」

そこでハッと目が覚める。

降りる駅で目が覚めることにかけては、"名人"級になった。

特技の欄に、書いてもいいくらいに。

 

いつもの黒いシャツに着替える。

いつものスタジオに、いつもの顔ぶれ。

ルーティーン。

していかなきゃいけない部分と、

してはいけない部分がある。

全てがルーティーンなアイドルって

つまらないだろうし、魅力ないって思うけど。

けど。

そこでせめぎ合う自分がいる。いつも。

 

3番。

昔は、敬語で話してたなんて信じられない。

今は、一番何でも話せる仲。

やっぱりセンスいいし

そこはさすが年上だなって。

 

5番。

人って、ここまで変われるんだなって

思える、いいお手本のようなひと。

常に努力することの大切さを

身をもって教えてくれる。

 

10番。

大人と子供が同居しているような

不思議な人。

こんなに可愛くて凛々しくて

ミステリアスなひと、珍しいよ。

 

11番。

笑いの絶えない

癒しのムードメーカー。

一番一緒にいて楽なひと。

こんな"妹"がいてくれたら。

 

12番。

"妹"というより"ライバル"?

とにかく価値観が合う。

仲はめっちゃいいけど

時々、負けたくないって気になる。

 

"ミンナハ、ワタシノコト、ドウオモッテ、イルノカナ?"

 

レッスンが終わる。

課題が、また一つ増える。

そうだ、もう一個だけフルーツ食べとこ。

これ、持って帰っても大丈夫だよね?

 

カラダはクタクタなのに

3秒あれば眠れる自信あるのに

なんだろ、このピーンと張りつめた気持ち。

 

そうだ、空気が冷たいんだ。だからか。

もう、12月だもんね。

そりゃ、そうだよ。いつの間にか、寒いもん。

 

明日、何時起きだっけ?

授業は何限目から?覚えてないや。

 

来週は、テストが2つ、レポートが、・・・・・

 

明日、何着て行こう ・・・・・・・

 

そんなみれいちゃんを、蒼い月がずっと照らしていました。

The moon only knew everything about a whole day of Mirei.