12月。「師走」である。今年もあと4週間。

何はともあれ、エビ中の秋ツアーが大盛況のうちに幕を閉じた。

残るは、クリスマス大学芸会。2018年も振り向かず、前だけを見て、駆け抜けて来た。

いつだって、「全力」ランナー。これまでも、そして、これからも。

自分ができる事と言えば、そんな彼女たちが目の前を走り過ぎる姿を、沿道で

パタパタ旗を振りながら応援すること。駅伝大会のランナーを応援するかのごとく。

 

ここで、約1か月前に振り返っていただきたい。

秋ツアーが始まる少し前、11月1日。

「ほらあ、やっぱり!」と、思わず叫んだ。

エビ中カレンダーの11月を飾るのは、もちろん"出席番号11番 小林歌穂"である。

このぽーちゃんを見た瞬間、自分の予感は確信に変わった。

「ぽーちゃんは、どんな衣装でも着こなせる!」 これが快哉の理由。

艶やかな着物姿。こんなに色っぽい歌穂ちゃんは見たことがない。

 

カホと色気。

もしかすると、水と油のように、混じり合わないものかもしれない、と思ったこともある。

ブログでは、可愛い自撮り写真が挙がるが、内容は秋ツアーのことよりも

今年のM-1グランプリの予想と結果に関しての方が優先していたりする。

インスタでも、どちらかと言えば、お笑いに傾いている感が強い。

もちろん、大口を開けて「あははは」と笑っていなければ、小林歌穂ではない。

 

とは言え、18歳の女の子。

シックな黒の衣装も、可愛らしさを残しながら、しっかり大人の色気への布石として

歌穂ちゃんは着こなしている。やればできちゃうのが、小林歌穂。

 

最近は、彩花がお父さんや家族のことを話す機会が減った気がするが、

そんな中、アットホームな雰囲気をかもし出すことでは、

歌穂ちゃんは"師匠越え"を果たした気がする。秋ツアーの大宮公演では、

なんと"実兄"が登場し、日頃の感謝の意を兄妹で互いに伝え合ったという。

家族ぐるみ。お母さんもよく現場に訪れるそうである。

そんなお母さんに"そっくり"だという歌穂ちゃんは、

温かい家族に囲まれて、幸せな家庭に育ったことは、

あの笑顔や、泣き顔を見ればわかる。全てを受け止めてもらえたんだな、と。

あの無邪気さは、あの柔和さは、あの素直さは、あの底抜けの明るさは、

安心感の表れ。健やかさの証拠。ちょっと"心配性"なところは、お母さん譲り?

 

悩みを知らないわけではない、というか、いつだって悩んでると言えば、悩んでいる。

こう見えて、慎重で臆病。本当に周りをよく見ている。自分よりもメンバー優先。

常に比べちゃってるんじゃないかなあ。そして、譲っちゃう。笑顔で。

向上心はある。けれども、ハングリー精神は、やっぱりない。

「私だけを見て」なんて、とても、言えない。言いたい時もあるけどね。

 

「皆さんの"心の掛け布団"になれるように、掛け布団を目指して頑張ります!」は

歌穂ちゃんらしい名言だ。「掛け布団」というのが、いじらしい。

掛け布団というのは、必要なければ自由に剥ぐことができる。

「あなたのおそばに、いつでも置いていただければ」という、控え目な気持ちが表れている。

 

歌穂ちゃんの温かさ、優しさは、その"歌声"に見事に表れている。

小林歌穂を全く知らない人でも、その歌声を聴けば、

誰もが、この子は優しい子だと、すぐにわかるはずだ。

指をちょっと曲げるのが、"歌穂ピース"。

 

12月とは思えない暖かい日が続く。でも確実に季節は冬へと向かっている。

その証拠に、掛け布団がまた1枚増えた。

 

歌穂ちゃんの、心の温かさに、優しさに包まれたい。

だから、今日も歌穂ちゃんの歌声を聴く。

P.S. ぜひ、10代のうちに、ソロ写真集を出してください!!

I would like her to make her own photobook published while she is in her teens!