こんにちは
 

英語脳プロデューサーのZakです。

TOEICスコアが低くたって大丈夫!
初めての海外赴任でも成果が上がる 
キャリアアップ英語

海外赴任15年の経験から、英語学習、ビジネス英語、海外生活、異文化コミュについて書いています。

 

 

スマホ、お持ちですよね?

 

アプリを入れて暗記モノ以外に、スマホは活用していますか?

 

今回は、

 

みんな大好き無料で出来ちゃう!

すぐに出来る発音チェックと改善

2つご紹介します。

 

まず、能書き

 

ネイティブのように発音する必要はない、

とはいえ、

ネイティブに通じなければ目的は達成できません。

 

ここを誤解してはいけませんね。

ネイティブの発音を聞きながら、それを真似してみるのが一番です。

 

誰もが言うLとRの差、SとTHの区別、そして12種類の英語特有の発音の聞き分けは大事です。

 

この辺は、いくら本を読んでも上達の限界は低いです。

LearningとUsingは別もの、だからです。

ゴルフの教本をたくさん読んだところで、

練習を積まなければスライスやフックをなくせないのと同じです。

 

TOEICがハイスコアだから、仕事でスグに英語が使えるわけではない理由がここにあります。

たくさん聞くこと、そして自分で声に出すこと、これが一番。

 

今回は、お一人様でも、お手軽に発音練習

の方法。

 

何も買い足す必要はありません。

 

 

 

 

<1つ目> 早口コトバ。英語ではTongue Twisters といいます。早口コトバを録音する→再生して発音をチェックする

 

<2つ目> 自分の読み上げをGoogle翻訳アプリで録音して、スマホの文字起こしを確認する

 

 

この2つとも、必要なのはスマホだけ。

 

 

 

 

<1つ目>

 

iPhoneには、デフォルトでボイスメモが入っていますので、そのアプリを使います。

下のアイコンが「ボイスメモ」です。

 

 

ご存じの方、多いとは思いますが、使い方は次の通り。

 

アプリを開くと画面最下部に赤いボタンがあります。

それを1回タップして録音開始。

何かを話す、録音を止めるときは、先ほどのボタンを1回タップ。

 

録音が終わると上の方に再生ボタン(右向き三角形)が出ますから、それを1回タップすると録音した声を聴けます。

 

スマホがサイレントモードだと聞こえませんからご注意ください。

 

このボイスメモアプリを使って、Tongue Twister(早口コトバ)を録音して聞いてみるんです。

 

下の3つの例は、日本語にはない「th」の発音練習用の文章です。

有声無声のthが随所に出てきます。

早口コトバですから、なるべく早く正確に発音してみてください。

 

EASY:  " I thought I thought of thinking of thanking you"

 

MIDDIUM:  "He threw three free throws."

 

DIFFICULT:  The thirty three thieves thought that they thrilled the throne through out Thursday.!

 

数回やっただけでは、うまくいかないでしょう?

 

 

 

最初のうちは、thの発音を意識して正しく言えるようにしますが、練習を重ねていくと、無意識のうちにthを発音するときは上下の歯で下を噛めるようになって発音できるようになってくるハズです。

 

続いて、BRとBLの発音練習。

 

ポイントは、Bに続くLとRの発音なんですが、Bを発音するときにあまり口を大きく変化させてしまうと次に続くLやRの発音が乱れるので、「ブ」を発するとき前置き気味に短めにすることがポイントです。ブを言い終わるときにはすでに舌はLかRを発音する形に動き始めている、そんなイメージ。

 

「A Black bloke's back brake-block broke.」

 

意味は、「黒人の男の後部ブレーキブロックが壊れた。」

です。

「bloke」はイギリス英語で使われるスラングで、男性を指す「やつ」「男」「奴」といったニュアンスで使われることが多い。

 

 

1つ目のおさらい

 

ご自分が納得するまで練習して、うまく発音できるようになってきたなと思ったら、それを録音して最初の録音と比較してみるんです。

どれくらい上達したか、すぐに比較できます。

 

今回は、thとBL/BRの発音例を紹介しましたが、Youtubeにはいろんな例があります。

 

ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

 

 

<2つ目>

 

ご紹介する技は、Google翻訳を使うんです。

 

スマホなら下のようなアイコンのアプリをApp Storeからダウンロードしてインストールします。

 

このアプリは、音声を録音して、それを翻訳する機能があります。

それを利用します。

 

上で紹介した3つの文章を1つずつ、読み上げて録音してみてください。

 

正しくスマホが認識できれば、正しいつづりが画面上に現れます。

 

ところが、発音が正しくなければ、全く別の単語、または意味不明なアルファベットの羅列が表示されます。

 

早口になればなるほど、アプリが考える時間が長くなっていくので、あれ?と思ったら少し待ってみましょう。

 

スマホが正しく出力しなければ、実際に人に向かって話した場合に正しく認識されない可能性が高いので、スマホが正しく認識するまで、口の開け方、LとRの区別、THの発音などに注意して試してみてください。

 

Google翻訳アプリは、乱れた音声をに対して、ある程度の推測をする誤り訂正機能がついていると思います。なので、不正確な発音をしても正しいスペリングにしてしまうとは思います。

 

だから、この練習は意味がないと思うかもしれません。しかし、誤り訂正が追いつかないくらいに乱れていれば、会話ではほぼ通用しない発音と言えるはずですから、それが分かれば十分ではないでしょうか。

 

 

2つ目のおさらい

 

のんびり話すのは練習になりません。

なるべく早く話す。

スピードが上がっていくと、アプリがおかしな単語を表示することが多くなってくると思います。その部分が自分の弱点だったり「発音のクセ」なんです。つまり、そこが修正すべき部分ですね

 

アプリのもう一つの機能として、アプリが聞き取った文字を画面上に表示します。それを再生すれば合成音声が再生されますから、標準的な発音を聞くことが出来ます。

 

1つ目で録音した自分の音声とアプリの音声を聞き比べてることで、発音矯正の効率アップになるし、自分ひとりで出来るというところがお勧めなんです。

 

以上、無料アプリとはいえ、意外と役に立つと思います。

 

読み上げる文章は、メモを読み上げても暗記しても良いです。

 

 

最後に、Tongue Twisterの文章は、ネイティブが多用する文章ではありません。

発音練習なので、普通の会話の中ではほとんど出てくることはない文だと思います。

 

現地の学校で子供用のTongue Twisterを使った授業やコンテストがあったりします。

 

なので、「こんな文が出てきたらどうしよう」などと悩む必要はありません。

 

では、今日はここまで。