こんにちは!

英語脳プロデューサーのZakです。

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キャリアアップ英語
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海外赴任15年の経験から、英語学習、ビジネス英語、海外生活、異文化コミュについて書いています。

 

まず、先日の投稿に貼り付け忘れた画像を載せておきます。

お約束したのは「忘れちゃった」のバリエーションでした。

大変失礼しました。

 

忘れちゃったのバリエーション

 

さて、今回は、

欧米では、人間でもないモノに、「she」とか「her」を使う場合のあるお話です。

 

船、クルマ、飛行機、列車、宇宙船。

欧米では「She」と呼ぶことが多いですよね。

 

 

これら以外にも、Sheと呼ぶモノとして、

 

国、都市、企業や団体、自然(大河、湖、山)、愛情を持っているものがあります。

 

なぜ、こういったものを擬人化して、なおかつ女性代名詞を使うのか?

調べてみました。

 

「そりゃ、万物を創造したからじゃないの?」

Mother EarthとかMother natureといいますからね。

ま、そうなんですよ。

 

 

以下に調べたことを書いていきます。

 

  1)擬人化: 乗り物、特に船や列車、飛行機などは長い間、人々の生活に密接に関わってきました。これらの乗り物に対する愛着や敬意を示すために、擬人化して "she" と呼ぶことが一般的でした。

 

  2)伝統: 船が "she" と呼ばれるのは古代からの伝統です。船は母なる海や安全を守る存在として尊ばれ、そのため女性として擬人化されました。この伝統が他の乗り物にも広がっていきました。

 

  3)所有者の感情: 多くの乗り物の所有者は、自分の乗り物に対して強い愛着や感情的な結びつきを感じます。そのため、所有者は乗り物を「家族の一員」や「信頼できる友人」として捉え、女性の代名詞を用いて表現します。

 

  4)文学的および詩的表現: 詩や文学では、物を擬人化することで感情や美しさを強調することがあります。乗り物も同様に、女性として表現することでその魅力や重要性を強調することができます。

 

  5)保護と養育の象徴: 歴史的に、女性は保護者や養育者としての役割を担ってきました。乗り物も人々を安全に運ぶという役割があるため、この象徴的な意味から女性として擬人化されることが多いです。

 

昔からのことで言えば、上記リストのモノ達は、「所有される側」にあるものが多い。

昔はそれらを所有しているのはほとんどすべて「男性」であったと想像できる。

 

そのことから、「所有される女性」に例えることが定着したのではないか?

 

とGPT君に聞いてみました。すると、

 

「確かに、所有者や運転者が男性であることが多かった歴史的な背景から、女性代名詞「she」を使うことが定着した側面もあります。いくつかの理由を挙げると以下の通りです。」

 

 

男性所有者と女性代名詞の関連

  1)所有と支配の象徴: 物や乗り物を「所有する」立場にある男性が、それらを女性代名詞で呼ぶことにより、所有や支配の関係を表現する文化があったと考えられます。これは、男性が伝統的に家族や財産を守り、管理する役割を担ってきたことと関連しています。

  2)愛着と擬人化: 男性所有者が、自分の所有物に対して感情的な愛着を感じ、それを女性的な存在として擬人化することで、物に対する愛情や保護の感情を強調することがありました。これは、女性が愛情や保護の象徴とされることと関連しています。

 

  3)文学と詩的表現: 男性作家や詩人が、自分の乗り物や物に対して「彼女」という表現を使うことで、物語や詩において感情的な深みを持たせることがありました。これが広く受け入れられる表現となり、一般的な慣習として定着しました。

 

 

具体例

  • : 多くの船長や航海士は男性であり、船を「彼女」と呼ぶことで、船が守るべき対象であることを強調しました。船が海上での「家」であり、安全に航海をするために大切に扱われるべき存在として女性化されたのです。

  • : クラシックカーやレーシングカーの所有者が男性であることが多く、車を「彼女」と呼ぶことで、愛着や手入れの対象として擬人化しました。

まとめ

所有者や運転者が男性であることが多かった歴史的背景は、物や乗り物に対して女性代名詞「she」を使うことが定着した一因と言えるでしょう。これにより、物や乗り物に対する愛着や保護の感情を強調し、擬人化する文化が形成されました。

 

ということでした。

 

ここで

「日本人は、使い慣れた道具やクルマは、女性代名詞ではなく「相棒」という呼び名で男性代名詞っぽく言う。西洋の女性代名詞の傾向とは違うと思う。この背景にあることはなにか?」

 

と、GPTさんに聞いてみたところ、

 

「自動車メーカーであるルノー(Renault)では、一部の車に対して愛称やニックネームが付けられることがあります。例えば、「ルノー・クリオ」などのモデルには個別の愛称が与えられることがあり、これらは一般に男性的な名前やニックネームが使われる傾向があります。」

 

「フェラーリ(Ferrari)などの高級車メーカーでは、オーナーやファンの間で特定のモデルに対して愛称が付けられることがあります。これらの愛称には男性的な名前やニックネームが含まれることがあります。」

 

ということで、100%女性代名詞を使うというわけでもなさそう。

 

日本ではどうか?

 

日本では、「この道具は俺の相棒だ」という表現がありますよね。相棒のイメージは女性ではなく男性ですね。これもGPTさんに聞いてみたんです。

 

「日本文化では、物や道具に対しても感情的な絆を持つことが一般的です。これは「道具が使い手と共にあり、役に立つ存在である」という思想に基づいています。そのため、特に長く使い込んだり頻繁に使用する道具や車などに対して、人間と同様の関係を持つことがあります。こうした感覚が「相棒」という呼び名に表れています。」

 

「日本の技術や職人文化には、道具や機械に対する深い尊敬や信頼が根付いています。特に、伝統的な職人の世界では、道具や機械はその技術の一部として尊重され、それらが一種の「仲間」や「相棒」として扱われることがあります。」

 

文化の違いを感じますね。

 

日本では、ご神体という考え方があって巨木や山は信仰の対象となっていますね。人間の力の及ばない、豊かにしたり災いをもたらすモノたちという扱いに感じます。一方、道具は身近な存在だから相棒みたいな呼び名で親しみを持っている。

一方、西洋では「母なる~」という言い方。自分たちを生み出した、すさまじい力を秘めているモノたちも、便利で安全を提供するモノも全部motherに紐づく女性という考えなんでしょうかね。

 

 

どちらも同じようなところに行きつくように思いますが。

 

専門外を深掘りするもんじゃないですね。

よく分からなくなってきました。

皆さんは、どうお感じになるでしょうか。