こんにちは!

英語脳プロデューサーのZakです。

15年間の海外勤務の経験から、ビジネス英語、海外生活、異文化コミュなどについて書いています。
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TOEICスコアが低くたって大丈夫!
初めての海外赴任でも成果が上がる 
キャリアアップ英語
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先日、リスニングの音源のご紹介をしました。

 

実践された方、いかがだったでしょうか?

 

継続していらっしゃいますか?

 

三日坊主だった方、英語で三日坊主を、すぐ投げやりになる人のことでquitterといいます。

quitはやめるですね。だから三日坊主=やめてしまう人。

 

 

慣れない人にとって、英語をいきなり10分とか20分間を聞き続けるって辛いものです。

 

 

まず、どこを聞き取るのか?

ですね。

 

意外とこういうことを言う人みかけないんですが・・・

 

でも、リスニングに慣れていないと、まずどこを聞くか?なんですよね。

全部なんか、聞き取れないよ、ですよね。

 

はい、まずは主語(S)と、それに続く動詞(V)

この2つを聞き取ってください。

 

この2つを聞き取れれば、

 

誰が、どうする

誰が、どうした

 

という核心が聞き取れたことになるんですよ。

 

次の3つ目には、どのようにとか、状態を表す言葉が続くんです。

 

例えば、

He arrived late. 彼は(S)、到着した(V)、遅れて(O)とか、

She is a tall girl. 彼女は(S)、です(V)、背が高い(C)とか。

 

2つ目の動詞は、1つに限らず、複数の単語の並びの場合があるし、

3つ目(OとかC)というのは、単語だったり、説明文だったり長短があるのでややっこしくなってくる。

 

でも、それらは、およそ型(テンプレート)なので、あとで覚えちゃえばいいんです。

 

聞いていると、Vっぽいな、Sっぽいな、説明してるっぽいな、という感覚的に感じられるようになるはずです。

 

慣れるためにはベラベラしゃべっている英語のSとVをしっかり聞き取る練習から始めましょう。

 

文と文の間には、必ずちょっと長い間がありますから、そこも認識できるようにしましょう。

でないと、文の始まりと終わりがわかんなくなっちゃうので。

 

文と文の区切りが聞き取れたら、素晴らしいですよ。

半分できたようなものとまでは言えませんが、問題の切り分けはできたようなもんです。

 

文字おこしを見ながら聞くとイメージをつかみやすいですよ。

 

 

1回あたり2,3分くらいでもいいので、毎日続けてみてください。

そして、徐々に次の週は5分その次は10分とかに伸ばしていくような工夫すれば継続できるかもしれませんよ。

 

さて、ビジネスの現場では、テスト問題のように数分で終わる会話は少ないですよね。

 

商談や社内会議なら、大体1時間、長くて2時間は英語。

何名かで出張すれば、空港に集合してからホテルで寝るまでは英語。宿泊出張なら日数だけこれが続く。

 

こんなことになるので、数時間は当たり前に英語環境にどっぷり状態になるわけです。

 

慣れないうち、頭の中で日本語に翻訳して対応している間は、翻訳脳をフルに高速稼働させて会話についていく状態なので、2,3時間もすれば頭がしびれてくるでしょう。夕方になれば、疲労困憊してくると思います。

 

英語脳になるまでは、この繰り返しに耐えるための持久力を養う必要があります。

 

持久力は、英語でenduranceです。

 

英語脳になったとしても、長時間の聞く&話すをやっていく持久力は必要です。

英語脳は、日本語への翻訳がないので疲れは少ないです。

 

英語の総合力が上がれば上がるほどに、持久力ウンヌンは過去の想い出になっていきます。

 

 

そこに至るまでは、意識して持久力をつける練習や訓練は、やればやっただけ後々の楽さが違いますから、がんばりどころです。

違う言い方をすれば、この時期を通過せずして聞き上手にはなれないんです。

 

また、リスニング持久力がつけば、TOEICなど試験に対する集中力も必ず増強されます。

 

では、次に「持久力を高めるアイデア」をご紹介していきます。

最初に言っておきますが、「秘策」なんてものはありません。No magicです。

 

 

 

ただし、コツはあります。

 

最初に、気休めネタを紹介しますね。

  • まず第一に、すべてを理解できるわけではないことを受け入れてください。
  • ネイティブ スピーカーは、聞いたすべてを理解できるわけではありません。
  • 人は大きな声で話す人、はっきりと話さない人がいます。
  • 聞き手が知らないコトバやスラングを使用します。
  • 他の地域の人が理解できない非常に強い地方訛りの人もいます。
少しは気休めになりましたか?
これらに共通していることが「1つ」あります。
ヒントは「OOC」です。
なんでしょう?
 
 
答えは、Out of controlです。リストのことは全部、制御不能なことなんです。
そういうことを気にしたってムダです。
 
そういうことは、気に留めず、話し手にリアルタイムでついていく。
理解できないことを聞いても、慌てないで。
聞き続ければ、話しの要点を理解できる確率が上がります。
 
わかない単語や句の処理ですが、
1回目、まず聞くことに集中する
2回目、音源をポーズして不明な言葉をメモって、調べる。文字おこしがある音源であれば、マーカー色塗りだけで済むので手間を省けますね。
3回目、メモッたコトバを覚えて(覚えたつもりで)聞く
 
必要なら、2回目と3回目について回数を増やしてリスニングを繰り返す。
 
 
 
はい、続いてリスニング上達の鉄則をご紹介。
  • 英語が得意な人は毎日練習します。これにはかなりの努力が必要です!
  • でも、英語のリスニングをスムーズにしたいなら、これが必要です。
  • 最高の結果は、1日1~2時間、何年も継続して勉強することで得られます。
  • 最終的に英語のほとんどすべてを理解できるのは、こうした人たちです。
  • この量にコミットできない場合は、たとえば、1日に20分やる方が、月に1回10時間やるよりも良いです。

英語を最も上手に話せる人は、英語にどっぷり浸かる人です。

「どっぷり浸かる」というのは、英語に夢中になるという意味です。

こうした人は、英語を話す友達や恋人、読書、ポッドキャストを活用する、英会話グループに参加、テストの勉強、映画やテレビ、通勤中に語彙暗記など、さまざまな方法で英語を練習します。

 

 

再生速度をスローダウンする
 
 
リンキングとか話し手の話し方や声質によっては、聞き取りにくい場合があります。
 
そんな時は、
YouTubeの語学動画などはスロー再生を活用できます。
Walkmanには、語学練習モードがあって、スロー再生できます。
スマホアプリにもありますよね、きっと。
ググって人気アプリを試してみてください。
 
単語が連続音になるリンキングや、単語の語尾の微妙な音、などはこの機能で音を捉えられます。
もっと言えば、「発音してないじゃん」みたいなこともキャッチできるので、ネイティブによる違いも知ることが出来ます。
Slowにするって、思いがけない発見をするときがありますから、積極的に使ってみてください。
 
 
 
最後に、時制、助動詞、句動詞、慣用句を覚えましょうです。
 
コミュニケーションって、言いたいことを言い、聞きたいことを聞き、そして意思を伝え合うわけですよね。
 
そういうのって、
~したい、~なりそう、~かもね、~だったら等々のような仮定だったり意思を表す会話や、現在形より未来形、過去形の文型を使って議論することになりますよね。
 
現在形より、未来や過去のことの方が話す機会って多いかもしません。
 
特に、ビジネスでは、情報ってある時点の点が線になり面になっていくから、過去現在未来がつながった話が多いわけですよ。
 
ですから、
時制~時間軸
助動詞~意思や仮定を表す
句動詞~動詞の前後に単語が付加されて別の意味となる句
慣用句~比喩、言い回し
 
これらを聞き分ける、使える、と飛躍的に表現力が上がります。
 
 
色々と勉強内容が多く、時間のかかる文法ですが、整理した教材があれば助かるところですよね。
いろんな教材やらビデオアカデミーを見聞し、理系の頭でビシッと整理した資料を現在準備中です。
 
セミナー用で着々と作りつつありますので、準備が出来ましたら公表したいと思っています。
ご期待くださいませ。