こんにちは!
英語脳プロデューサーのZakです。
15年間の海外勤務の経験から、ビジネス英語、海外生活、異文化コミュなどについて書いています。
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キャリアアップ英語
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全愛の続き、帰国子女の苦悩 第2話は、今週末の予定です。
本日は、英語力の前に日本語の国語力が欲しい件、です。
以前に書いた、
の姉妹編になります。
英語を聞いて英語のまま理解して英語を発する、これ英語脳です。
英語一本でいくのだから、日本語の力は関係ないんだね。
と思うじゃないですか?
ところが、どっこい。
ちがうんです。
言語学的にだって、日本語は孤立した言語と解され、英語とは「非常に」遠い関係だっていうじゃない?
別に、漫画読んでいたって、英語の勉強はできるでしょ?
なぜ、日本語がそんなに大事なの?
絵をかいたりとか、筆談に持ち込めっていうじゃない?
わけわっか~んな~い♪
マシンガンのように疑問が湧き出てきそうですね。
でも、でもですよ、
ちょっと考えてみて?
顧客とビジネスで交渉中に英語に困ったからといって、しんのすけをかいて「いまは、こんな感じ~」って伝えるわけにはいかないじゃないですか?
まあ、それをアリとしてもいいんですが・・・
なぜ日本語が大事か?
一言でいえば、日本語は、私たちの第一言語だからです。
生活、日常コミュニケーション(仕事、家族など)、メディアなど、
身の周りには日本語で成り立っている情報や、日本語によるやり取りがほとんどですよね。
なんだかんだで、コトバを覚えるときって日本語が土台になるんです。
仕事でも、説明がヘタな人、うまい人、論理的な人、そうでない人・・・
色々といますよね。
そいでもって、説明が上手い人、分かりやすく説明する人、こういう人たちって、データを集めたわけではないですが、読書家あるいは読書を好む人が多いと思います。
伝えたいこと、自分の脳内イメージ、これらを言葉に乗せて伝えるには、語彙力や文章の組立、ポイントの伝え方、などが必要で、こういうことは漫画より読書の方が獲得しやすいと思いませんか?
もう一つ。
漫画。画像の多くは人、ストーリーも人と人のコミュニケーション主体ですよね。観念的なコト、抽象的なコトもあるでしょうけれど、そこに出てくるコトバは数行程度のボリュームに限られて、漫画の主役は絵ですよね。
漫画以外の書き物は、画像の代わりに言葉を使って読み手に理解させるための書き方、伝え方、言い回しなどがあって、漫画で使う脳とはまた別のエリアを必要としているように思います。コトバを聞いて、コトバから何かを脳でイメージするというプロセスがありますね。
漫画は、画像と言葉でストーリーを作り込む、漫画ではない書物は言葉ですべて表現される、という違いがある。
書物の挿絵や表は、説明を補完するための道具ですから、主役ではないですね。
英語を学ぶということは、コトバを覚えるわけですから、文法と、それに沿って組み立てられる文章やストーリーはコトバによる表現なんですよね。コトバを理解する、イメージする、というプロセスなんです。
だから、第一言語で使う論理性とかストーリー展開とか、理解するために知っておく必要のある言い回しだとか、解説だとかは、第一言語の経験から「持ってきて使っている」と思われます。
私たちは、幼児や児童が脳が柔らかいうちの英語学習とは異なった学び方になります。
私たちは、大人であるがゆえに、論理的に捉えることが年少期よりも進んでいるため、そちらから英語学習するんですね。だから第一言語での経験がものすごく活かせるわけです。
だから、言語は違うんですが、書いてあることを理解する、伝えたいことを推定する、自分の意見を考える、こういうコミュニケーションのベースをうまくこなすには、第一言語のベースがしっかりしていないと、第二言語での応用というか展開が出来ない、ということになってしまう。
もっと言えば、単語もイディオムもたくさん知っている、英文法もばっちりであっても、どう論理を展開し、コトバをどう使ってどう表現すれば伝えられるのか? これが最も必要なことで、しつこいですが日本語の経験が重要なんですよね。
単語も、慣用句も、知っている限られたコトバを使って、話を組立てて伝えていく、こう伝えたいけど、その英語は知らない、では別の言葉を使って表現しようとか、そういう引き出しというか応用は、いろんな文章の組立方を応用していくので、そりゃ読書をしている人の方が引き出しはおおいでしょう、ってことですね。
本を読みましょう!
Step by step!
You can make it!
Zak