こんにちは!

英語脳プロデューサーのZakです。
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キャリアアップ英語
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15年間の海外勤務の経験からビジネス英語、海外生活、異文化コミュなどについて書いています。

本日のお題は、

アメリカなど移民が多い国での、英語を母国語としない移民に対する英語教育(ESL)と、ESL向けの学区集参考書が勧める読書法ついて書いていきます。

 

 

ChatGPTによれば、2021年時点で、

日常的に日本語を使う人口は約1億2,800万人。

一方、英語を仕事、教育、または国際コミュニケーションの言葉として使う人口は約13億人。

 

ですから、単純かつ乱暴に言ってしまうと、

英語の情報量は日本語のそれよりも10倍多い

ってことになります。

 

ですから、ビジネスとしては英語の1次情報をハンドルすることはとても重要になってきますね。

 

この投稿では、2つの点、「ESLのこと」に触れていきます。

 

 

アメリカのESLのこと

 

USAは、年間数百万人の移民を受け入れているとのこと。UKは2022年は過去最多で60万人だそうです。こういう国々では、相当数の「英語が出来ない人々」が含まれているので、必然として英語教育は国として力を入れることとなりますね。

 

私はアメリカのジョージア州でしたが、移民としては同じ学区にメキシカン、コリアン、チャイニーズ、そして日本人が多く住んでいました。

ESLクラスは、州下全校にあるものではないです。母国語が英語ではない家庭の子女に対する英語クラスがあって熱心にESL専門の先生が専用テキストを使って指導に当たってくれました。

ESLを受ける子供は、通常授業は受けますが、時間割の一部をESL授業に割り当てられます。

うちの場合は、何十年もこの分野で実績のある先生で、日本人の間では評判の先生だったのでとても助かりました。

こどもにとっては、英語に親しむ初期の段階でのESL先生の存在はとても大きいものです。こちらとしては選びようがないのですが、ネガティブな話は聞いたことがありませんし、熱心な方が多い印象はあります。旅好きな方が他国で英語を教えて、きっかけがあって母国へ戻りESL教師にというパターンがあるように聞きました。

 

 

参考までに、一番初めに覚える(覚えさせられる)英文は何だと思いますか?

This is a pen. ではありません、笑

 

 

Where is the girls' room?

Where is the boys' room?

です。

つまり、トイレどこ? です。

 

 

<ESL参考書に書いてある、お勧め読書法>

 

さて、ESL向けのある学習書を数多く出しているJackie Bolen先生は、ある本の冒頭で次のように書いています。

 

To get the most bang for your buck, be sure to do the following:
−  Review frequently.
−  Use each expression or phrase in real life as soon as possible.
−  Don't be nervous about making mistakes. That's how you'll get better at English!

  「間違いを恐れないでください。それが英語を上達するんです!」
−  Consider studying with a friend so that you can help each other stay motivated.

−  Choose something that is slightly below your level and try to read it for at least 20 minutes a day. Read quickly and if you don't know a word, guess what the meaning is instead of stopping and looking it up in a dictionary. This is one of the best ways to learn phrases and expressions naturally. You'll start to notice the same words over and over again.

 

太字部分、間違いを恐れるな!ですね。

日本人ってミスを恐れて、話せない人多いですよね。それでは上達しませんと言ってます。

私の経験では、これは日本人特有です。他国の人は「俺の英語を聞け!」と言わんばかりの巻き舌英語で自信をもって話しています。

 

最後のパラグラフの下線部は、参考になると思います。辞書をイチイチ引かずに、意味を想像しながら読み続けなさい。これがフレーズや表現をナチュラルに学習する最良の方法のひとつです。そのうち同じ言葉が何回も気付くようになるでしょう、と書いてます。これ、かなり重要なアドバイスです。ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

では、また!

Zak