海の中では
自分の思い通りの姿勢を維持するのも一苦労です。
(ダイビングが下手だからですけどねっ)

呼吸ですら意識しないと、
ムダにはふはふしてしまい効率悪くなります。

「あっちのあの魚を見たいなあー」と思ったときは、
身体のいろんなトコと相談しつつ
ふかーく呼吸を続けながら
力まずに、無理せず、水の動きとも調和しつつ、ゆったりと確実に移動します。

身体という大きな船を操縦している様な感じ。

陸上のように急に止まって方向変えて、
狙ったピンポイントにぴたっと到着なんて
なかなかムズカシイ。

(ダイビングが下手だからですけどねっ)


あと日常の動きでは、いちいちそんなに考えてないですよね。
漫然と流れ作業的にしゅしゅしゅっと動いてたコトに気づきますよ。

そうそう、ほら席替えしたすぐ後って
身体が勝手に前の席に行こうとするし、
新しい席に行こうとするとすんごい違和感じゃないですか?


行動がパターン化されてて、
脳がサボって身体任せにしてるんですよ。



きっと。

で、身体もいつも任せっきりにされているモノだから
急に脳から指図されても動けないって感じじゃないですかね?




海の中ではいつもと行動パターンが違いすぎるので
そんなサボってた脳が慌てて目覚める感じがします。
そしてダイビングのゆっくりとした動作の中で
脳と身体が繋がりなおし同調して行くような感覚があります。



ダイビングの集中するうちに
大きな海と自分の脳(心)と身体がどんどん一体化する様な感じ
そうなってくると何とも気持ちいい。幸せ。




。。。ん、海はともかく
心(脳)と身体が一体化って当たり前じゃないのかね。
なんで当たり前のことで幸せを感じられるのかね?



と思ったとき、ああいつもは心と身体がずれてたんだ
ってコトに気づくワケですよ。

ずれてるコトにも気付かないくらいマヒしてて、
なーんか疲れてるんじゃないかなーっと。
だからズレが無くなったときに
大きなヨロコビを感じるのかも。。。です。


そんなこんながダイビング瞑想


 例えるなら、
もうすっかり冷め切っているのに惰性で暮らしている夫婦(心と身体)が
海という障害を乗り越えるため、
真剣に向き合い力を合わす必要が生じ
そんなこんなの中で二人の愛を再確認するという夫婦の絆再生ドラマ。。。的な?


 


つづく