「楽天でんき」って何がオトクなの? 安いの? 楽天ポイント還元は? | 【節約!?】新電力って電気代安い?安全?停電は?切り替え簡単?

【節約!?】新電力って電気代安い?安全?停電は?切り替え簡単?

電力自由化で、新電力の選択肢が多すぎて迷います。電気の品質は?切り替え方法は面倒なの?マンション・アパートでも切り替え可能なの?等の疑問を踏まえ、新電力会社の各々の特徴・メリット・デメリットを伝えます。

楽天でんきの特徴

 楽天でんきの特徴は何と言ってもは、楽天スーパーポイントとの連携サービスでしょう。電気料金200円ごとに1ポイント付与されるので、楽天ユーザーは定期的なポイントを貯めていくことができます。

 

 楽天カードで支払えばさらに100円につき1ポイントがプラスされます。つまり、還元率は1.5%ということになります。

 個人でのプランは1種類しかありません。電気使用量が毎月300kWh以上のご家庭であれば、大手電力会社と比較して電気料金をかなり抑えることが可能です。特に楽天ユーザーは、楽天でんきを検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

楽天でんきの料金やサービス内容

 異業種からの新電力への参入はかなりの数を占めています。旅行会社やガス会社、IT企業、地方自治体が支援している地元企業など様々です。楽天でんきはIT企業からの参入ということになります。

 

 電力供給に関しては、いままで通り大手電力会社の送配電網と変わらないので、安定した電力供給なので特に心配はありません。

 

基本料金は0円

 新電力の多くは、基本料金が0円になっています。楽天でんきにおいても同じく、基本料金0円です。

 基本料金がゼロ円なので、別荘などをお持ちの方は、ほとんど使わない時期も基本料金を払い続けているので、大変節約になるかもしれません。別荘、……持ってみたいですね。

 

供給エリアは他社より広い

 新電力の中には電力供給エリアについて、限定されている場合があります。

 大手電力会社の10エリア中、数エリアに絞られていることが多いです。特に、沖縄エリアをカバーしていない新電力会社が多いです。

 

 せっかく切り替えたいと思っていても、電力供給範囲外であれば契約できないですからね。

 その点、楽天でんきは、全国10エリア全てに対応していますから、流石です。

 しかし、対応エリア内でも一部対応していない地域もありますし、まだ対応していない離島もあるようなので注意です。
 

家庭用プランと事業用プラン

 楽天でんきでは、一般家庭向けの料金プランと、事業者向けの料金プランがあります。

プランS ⇒ 個人・ご家庭向け
・プランM、動力プラン ⇒ 事業者向け

 さらに、楽天でんきBusinessという、複数の事業所やビルを所有している方向けのサービスもあります。

 

 

楽天でんきメリット、デメリット&まとめ

楽天でんきのメリット

  1. 楽天ポイントが貯まる ⇒ 楽天ポイントで電気料金を支払うことができる 
  2. 気使用量が多い場合に電気料金を安くできる
  3. 電力供給エリアが10エリア対応
  4. 電気の見える化サービスを提供している

 

 

◆楽天でんきは月に300kWhを超えるとオトク感が大きい

 楽天でんきの電気料金プランは、基本料金0円で従量料金1段階のみになっています。
 そして従量料金は、各電力供給エリアによって違っています。下の表を見ると従量料金が一番高いのは北海道になっています。

 楽天でんきが設定している従量料金は、大手電力会社の従量電灯B・Cと比較して300kwhを超える使用量の場合に割安になる傾向があります。
 使用量が多い家庭ほど節約のメリットを感じるでしょう。

 

 基本料金0円        従量料金(税込)

・北海道電力エリア ⇒ 30.00円/kWh   ・東北電力エリア  ⇒ 26.50円/kWh
・東京電力エリア  ⇒ 26.50円/kWh   ・中部電力エリア  ⇒ 26.50円/kWh
・北陸電力エリア  ⇒ 22.00円/kWh   ・関西電力エリア  ⇒ 22.50円/kWh
・中国電力エリア  ⇒ 24.50円/kWh   ・四国電力エリア  ⇒ 24.50円/kWh
・九州電力エリア  ⇒ 23.50円/kWh   ・沖縄電力エリア  ⇒ 27.00円/kWh

 

◆電気の見える化サービスを提供している

 楽天でんきは、電気の見える化サービスを提供しています。楽天でんき公式サイトのマイページで日々の電気使用量をグラフで確認できるサービスなんです。

 電気使用量を日別や時間別に確認できるので、どの時間帯にどれだけの使用量が分かります。そこから電気の節約のヒントを見つけることができます。

 

楽天でんきのデメリット

 1.電気使用量が少ない場合は割高になる可能性がある 
 2.楽天ユーザーでないとお得感が少ない
 3.電気料金プランが少ない

 

◆電気使用量が少ないと節約にならない

 楽天でんきのデメリットは、電気使用量が少ない場合はお得にならない可能性があることです。
 楽天でんきの電気料金プランは、大手電力会社の従量電灯制と比較して300kwhを超える使用量の場合に割安になるよう設定されています。

 スバリ、電気使用量が多い方は、電気料金が安くなるといえます。しかし、電気使用量の少ない方は割高になる可能性があります。

 また、30A以上の契約なので、20A以下の契約はできないため、電気使用量の少ない場合はデメリットになります。

 

◆電気料金プランが少ない

 楽天でんきの個人・家庭向けでに料金プランは、1つのみとなっています。
 契約A数は30A~60Aのみでして、20A以下には対応していません。更に、オール電化などのプランについても対応していません。(昼間も夜間も従量料金が一律)

 電気料金を安くするためには、電気使用量が300kwhを超える月が多い家庭・個人で、30A以上の契約をしており、夜間やオール電化などのプランは必要ない場合です。
 
 
 一度、料金シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?
 まずは、手元に毎月届けられる検診票(電気ご使用量のお知らせ)の用意をしましょう。