電力自由化で新電力会社が様々なプランでサービスを提供しています。自分達のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが非常に大事なのですが、見落としがちなのが解約金(違約金)に関してです。
新電力会社の多くは違約金(解約金)が発生しないのですが、念のため契約前には確認が必要です。
我が家のライフスタイルにピッタリ合ったプランを選んだつもりが、節約どころか以前より電気料金が高くなってしまうことだってあり得ます。
そんな時に、金銭的な負担なく他の電力会社に切り替えることができれば安心です。
新電力会社|違約金が発生するパターン
違約金パターン① 短期間で解約の場合
翌月解約で違約金が発生する場合があります。
契約した矢先に急きょ転勤とかはあり得ると思います。
ただ、引っ越し先でも同じ電力会社を利用する場合は違約金が不要な場合もあります。また、その電力会社のサービスエリア外(沖縄等)へ引っ越しの場合には違約金が不要な場合もあります。
違約金パターン② ○年契約の場合
○年契約で通常の料金が格安で提供されていることが多いのですが、そのかわり契約期間内の解約は高めの違約金が発生します。
違約金パターン③ 更新月がある場合
自動更新となっていて、何年利用し続けても、「更新月(解約月)」以外に解約しようとすると、違約金が発生するパターンです。
スマホの契約が問題になって、改善されていますが、それと同じです。
特に何も連絡なく、自動で契約が更新されていくため、何も気づかずに更新月を過ぎてしまう人が多いです。
違約金パターン④ セット割契約の場合
インターネット固定回線やスマホなどとセット契約に場合は、解約に違約金が発生する場合があります。しかも、セットにしているサービスごとに別々の違約金が発生する可能性もあるので、注意が必要です。
新電力会社|違約金って金額はどのくらい?
新電力会社の違約金は、ほとんどの会社で契約違約金はありません、ゼロ円です。
新電力で有名な「LOOOPでんき」でも違約金は設定されていません。
安心して電気の切り替えが出来そうです。
一方、契約違約金を設けている新電力会社もあります。
だいたい数千円というところでしょうか。
かなりの契約数を持っている「auでんき」は携帯電話やインターネットとのセット割で人気なのですが、契約違約金2,000円です。
このくらいであれば、契約違約金があったとしても、新電力へ切り替える不安は少ないです。節約金額を考えれば、損はないかと……思います。
新電力会社|解約金・違約金がかかる料金プラン
H.I.S.でんき
契約期間は1年。1年未満で契約を解除した場合は違約金2,000円
ソフトバンク おうちでんき
契約期間は1年。1年未満で契約を解約した場合は、解約手数料500円
LOOOPでんき
違約金は無し。解約手数料も無し。
新電力会社|契約違約金について確認しておこう
新電力の解約金・違約金は、契約後すぐに解約、◯年契約の期間前に解約、セット割の解約等、それぞれの電力会社のプランによって違っています。
そのため、新電力会社と契約する時には、違約金の有無、違約金の金額などを、必ず確認しておきましょう。
解約金の有無はHPで調べることができますが、よくわからなければ電話で確認しましょう。
契約後も、8日目までなら電気料金の契約をクーリング・オフすることもできます。
もし訪問販売、電話勧誘販売で、違約金・解約金に関する説明が十分にされないまま契約してしまった場合でも、心配はいりません。