山田一郎伝説

山田一郎伝説

友達が欲しい・・・・・

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先日、ついに私も合コンなるものに参加しました。

女性免疫のない私にとってはなかなかの激闘となりましたことをここに記します。

メンバーは・・・
メンズ →私、私の友人2名、友人の友人1名の計5名。
     
ガールズ →仲介人1名、仲介人の友人1名、仲介人の友人の友人4名の計6名。


まずは簡単な自己紹介。
ところがどっこい、目の前に座る娘ども、なかなかの美少女揃い。

兎にも角にも
俺はこちらのキョドりを悟られないように必死につくろいました。
「山田一郎です。趣味は漫画を含む読書、よろしく。」

あまりにも繕い過ぎて、声がちょっとハスキーになってました。

後から学校で友人に晒し者にされ、
死にたくなったのは言うまでもありません。
「一郎、緊張し過ぎて声めっちゃ良くなってたんだぜぇ!www」
的な具合です


しかし、そんな自己紹介にも喰いついてくれた婦女子が一人。

「一郎君って漫画好きなんだね~。私も好きなんだよね~」

ちょっとオットリとした感じの蒼井優ちゃん系ガール。
(以降、優ちゃんと呼称す)

初対面の女子にいきなり下の名前を呼ばれるという事は
新鮮味があってドキドキしました。

「へぇ。どんなの読むの?」
動悸による顔面の紅潮を悟られないように酒を煽る煽る。
となりから、友人Aが「お!いくねぇ~」とヤジを飛ばす。

これも後々学校で晒し者にされました。
「一郎、緊張しすぎて飲むペースバリ早だったんだぜぇ!www」
的な具合に・・・

優ちゃんは少し考えた後
「少女漫画とか好きだけど~ジャンプ系もすきかなぁ?」


この時、山田一郎は考えた。
与えられた返事までの数秒はアドレナリンの過剰分泌で永遠のように感じられた。
はたして、ここで俺が掘り下げるのは少女漫画かジャンプか・・・

私は少女漫画からエロ同人誌を通い辞書まで読破している
つまり全てにおいてのマニアック返答が可能だったのです。

しかし、提示された2刀は相反する物・・・
陰と陽、光と影、新垣結衣と扇風機おばさん


少女漫画は女子の大好物(たぶん)、しかし20を迎える男子が嗜むというのは
キモイもしくはエグイと思われる綱渡りがある。


対するジャンプは老若男女問わずの面白ろ週刊誌、しかしその中から更に1本の話を
抜粋しなければならないという壁が現れる。


悩んだ末に私は・・・

「少女漫画っていえば、君に届けとか結構好きだなぁ・・・」
綱を渡った!

優ちゃんはグラスを傾け、テーブルに置くと。

「あ~!私も好きだよ!あんな高校生活送りたかったよね~」

意外!思いの他の喰いつき!

そのあと、漫画談義で結構盛り上がりました。
優ちゃんは意外とオタク毛があって、
こちらが手の内を明かす前にガンガン攻め込んできました。

あんな可愛い子の口からジョジョの熱弁が飛んでくるとは思っておりませんでした。

ジョジョ談義に花を咲かした後
2次会のカラオケに行って、解散しました。


いやぁ楽しかったなぁとか思いながら帰路に立っていると


友人Aが
「お前、優ちゃんと結構いい感じだったじゃん?」
アルコールも入っていたのでべらべらと喋るA。
いい感じだったと言われ悪い気はしないものです。

「そ、そうか?」

すると隣に立つ友人B
「なかなかお似合いだったと思うぞ?」

「そ、そうか?」

思わず口角が吊り上がる。
しかしそのあと死の宣言を言ったのは友人Aの友人、通称あっちゃん。
(オリエンタルラジオのあっちゃんに容姿が酷似しているため)

「アド交換したんしょ?」




プッツーン




き、切れた、僕の体の中で何かが切れた・・・決定的な何かが・・・

「何も、何も交換してねぇええええええ!!!!」

都会の空気を帯びた月夜の空に
山田一郎の寂しげな慟哭が消えていった。

以上、初合コン体験談でした。

後日談
仲介人に優ちゃんとコンタクトとることは可能かどうかと聞いてみましたが、

「めんどくさい」

この一言で断罪されました。