麻雀その③ -一人暮らし・その日暮らしー | ギャンブル依存症を自覚したボクが書く日記

麻雀その③ -一人暮らし・その日暮らしー

※さて・・・かなりドキドキしながら
 《番外編》の記事を放置していたのですが、
 やっぱり、消してしまおうと・・・
 心臓に悪いし(笑)
 ご了承くださいませ。


離婚をし、新しい生活が始まった。
「ボクは自由だ…!」
そう考えていた。
しかし、寂しさや哀しさという感情は、
ココロを少しずつ揺らし続けていたのだろうと思う。


まず、なぜ働かなければならないのか…
そんなことを考えるようになった。
守るべきものもない。
養わなければならないヒトもいない。
「別にいいじゃん。自分が喰えれば…」
確かにその通りなのだが、
よくよく考えれば、借金があるのだから、
自分が《喰えている》わけでもないのだ。

とはいえ、そう考え始めると、
仕事に対するモチベーションは一気に低下した。
恐らくは…
知らないうちに《リセット》を望んでいたのだろう。
カノジョとの生活を連想させるものを
ことごとく捨ててしまおうと考えていた。


そんなわけで仕事を辞めた。
ちょうどいい具合に、
長年、フリーで仕事をしているヒトに出会っていた頃だ。
昔の知人、以前の仕事の上司などに連絡し、
フリーになったことを告げた。


とはいえ、すぐに仕事が入るわけではない。
貯蓄など、当然あるはずもない。
とりあえずの生活費を稼がなくてはならない。
「何とかなるだろう…」
依存症者特有の根拠のない楽観性で、
その場をやり過ごそうとしていた。

そして、ボクは《当座の生活費》を稼ぐため
雀荘へと足を運ぶようになる。

一人になってすぐの頃だ。
なぜか麻雀の調子が良く、
月に30~40万の利益を上げた。
ほっとするのと同時に、調子に乗る。
しかし、二ヶ月目には、目に見えるほど
収支は落ち込んでしまう。
メンタルゲームである麻雀において、
緊張感の欠如は収支に直結してしまったのだ。


そして、ボクは、当然のように
金を借りることを考える。
しかし、大手の消費者金融では
すでに借りることはできなくなっていた。
そこでボクが選んだ場所とは・・・
限りなく闇に近い個人金融。
いわゆる《短期金融》と呼ばれる場所だった。
(つづく)


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