勝てば防衛に王手！
[ 藤井vs伊藤匠 at a glance ]
・ レーティング：藤井2116 (1) vs 伊藤匠1908 (2)
・ 期待勝率：76.8%
・ 直接対決：藤井11勝1敗（藤井先手6-0 / 藤井後手5-1）
・ 直近10局：藤井7-3 / 伊藤匠6-4
[ 戦型 ]
藤井の先手角換わりか。久しぶりに相掛かりもある？
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名古屋東急のいつものショット。
藤井の1日制先手番は、16-4/.800。
ただし、叡王戦先手番では8-0。
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藤井入室！
対局開始。
初手お茶。
先手藤井、角換わりを選択。
9:21 : 角換わり相腰掛銀に。
9:38 : 藤井39手目、4五歩！
9:42 : 藤井41手目、6筋の歩を取りこむ。
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10:33 : 藤井51手目、6六角打。1一の香取り。
→ 10:44 : 匠、2二歩打で受ける。互角+54
10:55 : 藤井55手目、11分の考慮で最善の2九飛！ 互角+155
11:18 : 藤井の2九飛で匠が止まる（考慮中：22分経過）。
おたがい、20分以上の長考は本日初。
名古屋東急にこんな渋いバー、あったんだ。。。
12:00 : 昼休入り。時間差は-40分。
13:20 : 55分以上使って、7九玉！ 渋い、渋すぎる！ 時間差は-1時間に。
13:32 : 匠の次手、58手目は玉がいなくなったのに6七歩の垂らし。互角+272
13:47 : 藤井、59手目で最善の1二歩打で踏み込む！
14:52 : 匠66手目の大長考で時間逆転！！
→ 15:10 : 最善の4三金右。時間は+16分。互角+290
15:41 : 藤井、抜け出す！ 先手有利+440 / 残り時間+25分
16:30 : 匠80手目、最善手を逃す。先手有利+711 / 残り時間+43分
16:56 : 藤井81手目、26分使って次善の6五銀。同銀→5五角。先手有利+577
17:12 : 匠84手目は次善の6六桂打。藤井次手は同銀一択！ 先手有利+711
→ 17:36 : 同銀！！！ 先手優勢+922
18:00 : 藤井93手目が敗着。痛恨の逆転。。。
2局連続の終盤のミス。
1. 藤井の調子が悪いか、
2. 伊藤匠の勝負術が優れているか
どちらなんでしょう。。
両方なのかもしれませんが。
叡王戦①：完勝
名人戦①：中盤のミスで劣勢になるも、得意の終盤力で逆転勝ち
叡王戦②：中盤のミスで劣勢になり、そのまま負け
名人戦②：中盤以降、ミスの応酬。最後に間違った豊島が逆転負け
叡王戦③：最終盤のミスで逆転負け
調子が悪いのは、間違いないと思います。
最終盤のミスは、豊島には期待できるが伊藤匠には期待できない。
この要因により、名人戦と叡王戦の勝敗に差が生じています。
