2023年度の戦績です。
オリンピック風に言えば、「すべての種目でメダル獲得」となりました。
金メダル:8タイトル総なめ+JT杯優勝
銀メダル:その他3棋戦準優勝
「決勝で負けない藤井」的には"不本意"な部分もあったと思いますが、冷静に見ればかなりの好成績。
決勝で負けた相手(丸山・永瀬・勇気)はともかく、確率を考えればすべて勝つのは困難。「こういう年もある」と言うしかないのかもしれません。。
今期の八冠を加えて、藤井の通算タイトル数は21期で歴代6位。
2024年度に八冠をすべて防衛すれば通算29期となり、27期の谷川を抜きます。
さらに来年の春、再び名人と叡王を防衛すれば31期のなべに並びます。
21歳のシーズン終了時における羽生との比較では:
・ 藤井:タイトル21期 / 一般棋戦10勝
・ 羽生:タイトル3期 / 一般棋戦12勝
番勝負にめっぽう強い藤井。
いったいどこまで突っ走るのか。
(つづく)