負けられないNHK杯。準決勝まできました。

[ 藤井vs羽生 at a glance ]

・ レーティング:藤井2128 (1) vs 羽生1840 (4)

・ 期待勝率:84.0%

・ 直接対決:藤井13勝3敗(藤井先手9-1 / 藤井後手4-2、早指し4-0)

・ 直近10局:藤井9-1 / 羽生5-5

 

解説は佐藤天彦!

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[ 3/6 追記 ]

柏の師匠の動画が、3/5深夜にアップされてます。。

 

 

4:05-4:10のあたり:

「私は藤井さんが勝ってくるんじゃないかと思いますけどねえ~、羽生さんには失礼ですけども。。藤井、佐々木の決勝をやってもらいたいね。」(柏師匠)

 

この動画は全部で8分49秒なんですが、後半約5分間はずっと「勇気vs藤井戦のはなし」

柏師匠はもちろん誰がNHK杯に勝ったかを知っているわけで、普通に考えると以下の推論が成り立ちます。

 

A. ここまで言うんだから、決勝の相手は藤井だったんだろう

B. そして、わざわざ動画まで撮って長々としゃべってるんだから、勇気が優勝したんだろう

 

A.は「強めの根拠」、B.は「根拠としては弱い」、と僕は思います。

 

この動画アップの目的が、「弟子のNHK杯優勝の前祝い」なのではなく、「YouTubeの再生回数を稼ぐこと」だった場合、勇気の勝敗にかかわらず、優勝のゆくえへの関心が最高潮に達している今、YouTuberなら誰だって「便乗動画」を撮るはずだからです。

 

いずれにせよ、すでに発生した事実に関してとやかく言っても、過去は変わりません。

銀河戦でありがちな「決定的証拠」のない、今期のNHK杯。

まずは羽生vs藤井戦を楽しみたいと思います。

 

PS :

しかしあらためて柏師匠チャンネルのサイト見てみると、アップしてる動画のほとんど(例:直近10本のうち7本)に「藤井」の名前が(笑)。。

「藤井に乗っかる」のはいつものことなんですね。

A.の根拠は"強め"と書きましたが、自信がなくなってきましたww。。

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NHKが今日の放送の予告動画を4日前にアップしてますね。。さっき気づきました。

先手は羽生です。

羽生先手の対藤井戦の戦型選択は、角換わり3局(腰掛銀x2、早繰り銀x1)、相掛かり2局に矢倉1局。

羽生が勝ったのは、王将戦②(相掛かり)と王将戦④(角換わり腰掛銀)。

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本対局は2月2日。王将戦③(1/28)と棋王戦①(2/4)のあいだ。

当時、藤井は9連勝中でした。

先手羽生、後手雁木の誘導手順に。藤井も角道を止める。

藤井34手目、1五角。

→ 羽生3八飛を見て、藤井も角を戻す。

羽生41手目、4五歩で開戦!

→ 藤井は次手で同歩!! ここで羽生も時間を使い切る。

藤井48手目、角交換。

藤井56手目、5五歩と攻める!

藤井62手目、と金で攻め合い!

→ 羽生63手目、3六飛で後手有利-400!

→ 藤井64手目、角切りでふたたび互角に!

藤井74手目、8筋の歩垂らし!

羽生75手目、一手ばったり!!!

藤井82手目、5八と金の一択 → 藤井、大正解!

92手目まで、羽生投了!

 

 

ここまでは予想通り。

来週の決勝にNHK杯連覇に加え、年度勝率記録達成がかかります!

 

 

 

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