6月11日、ブログ開設から6年目を迎え、この間の閲覧数は2015年6月18日現在、累計で420万アクセスを超えました。
訪問いただいたすべての皆様に心からお礼申し上げます。 Shin
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fetⅡ はShinのマイクのなかで、なぜかもっとも多くの方が製作を楽しんでおられるベストヒット機種になっています。
「インピーダンスのやや高めの平衡型」なのでホールの3点吊衛星部に乗る事はないはずですがケーブル100m未満の現場では好まれているようです。
(それ以上の距離なら「LZⅡ」 で300m、500mまでカバーします)
今回はブログ開設6年記念としてこのfetⅡ の特別モデルとして、あの
「BELDEN」ケーブル使用の「fetⅡPremium」を発表します。
「WM-61A」・・・まだまだ「買い置き」レベルで個人で10個20個と、かなり所有されてることでしょう、まだイケますね。
BELDENの細ケーブルを試してみたく、値段を聞いてびっくり、
(BELDEN 1804A):トモカ扱い1m820円)
外径寸法は3.0φでモガミ3031の2.7φよりやや太い4芯磁気シールドタイプ。
しなやかさにはやや欠けるが俄然ガッチリタイプです。
日本製のような「緻密さ」はまったくありませんが「分極電荷雑音」も皆無。
(ただし使用するのはこの通りです)
・カプセルのソースフォロワ出力
・ECM電源(+)
・GND(-)
※このような不平衡ラインですので同一色を短絡使用しても磁気シールド作用はありません。
本機基板、ケーブル引出し部
【音質】
これが一番問題です。
普通モデルのfetⅡ との音質相違
不平衡部分に使用したからなのか私にはまったく判別できません。
モガミ3031と比較してBELDENであることに価値を見出すことのできる方には良いと思います。
利点をあえて言えば「巻きやすい」「ガッチリ感」がある。
欠点はしなやかさにやや欠けることです。
以上
(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (オリジナル・パーツで製作) Shin
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)
モノ作り日本もっと元気出せ!
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