新入社員研修のシンプルな設計法 | 楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

研修プロデューサーの志村智彦が「組織の人材教育や採用」について簡単を面白おかしく説明します。また、講師やコンサルタントとして活躍きたい方にも有益なこと書いています!!

さて、こんにちは、講座プロデューサーのシムシムです。今日の内容はマジメです。


実は、ある大手新聞社で
今度、内定者研修が決まり、
ちょっと内容を考えています。

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写真はウィルフォワードの社内研修


今年は新卒採用の時期が大きくずれて、
8月から実質的な採用が始まったということで、
ようやくいま、大手企業の採用がひと段落したところです。


普段であれば、5月、6月で
採用終了するところが、
3ヶ月、4ヶ月ずれ込んでいることから、
学生の意識もバラツキがあり、
これからの入社までの教育も
いろいろと変化が求められていくと思います。


今回の新聞社さんも内定式を含めて、
2日間の研修し、
そのうち1日を担当させてもらうことになりました。



ということで、
いま、内容を詰めています。


ご要望としては、ざっくり言うと、

「学生から社会人になるため意識を変化してもらいたい」というものです。



担当者の方とヒアリングして、
内定者に学んでもらいたい内容を
整理したので、いま、細かい詰め込んでいます。



僕が研修を作る際は
各社のニーズに合わせて
プログラムを変更していくのですが、
一番、骨子となる考え方の部分は、
同じ部分もあります。


なので、今日はちょっと、
内定者や新入社員研修を作る際に
僕が、大きく柱にしている4つの原則に
ついてお伝えしちゃいます。



これは、人の行動のメカニズムに
沿って考えていますが、
もっともシンプルに4つにまとめています。




1つは、
「なぜ、この会社で働くのか?」という
働く動機を明確にする。

2つは、
「理想の姿とは?」
というその会社での未来像を描く。

3つは、
成果をつくるための必要な型(捉え方・知識・技術)を知り、磨き続ける。

4つは、
人間関係を構築する技術を身につける。


というものがあります。


ここでは、かなりシンプルに表現しています。

削ぎ落としてね。


えっ、新入社員はマナーでしょ!?
というのは、3に該当しますね。

はい。


でも、新人研修に関わらず、4つの原則は、
どの社会人にも必要なことだと思いますね。

というか、どんな業種•業態でも一緒ですね。


これらを骨子に一つ一つ肉付けをして、
プログラムをつくり、
腑に落とせるようにしています。

各企業によって、
さまざまなゲームや実習を変えたりして、
目的に沿ったプログラムをつくります。


さらに、これらの研修をやっていく中で
同期との団結力を高め
協力してこれから困難を越えていこうという
共通意識をつくることも大切です。



内定者・新人が、
「この会社を選んでよかった!!」
「この会社で働くのがワクワクしてきた!」
と思ってもらうことは大切ですが、もっと大切なことは
入社し、定着し、活躍する人材になる」ということが最も大切です。


だからこそ、本人たちの内発的に生まれる
決意を引き出すことが大事です。


これをうまく、引き出していけるかどうかが、
講師の力といっても過言ではありません。

ファシリテーションや
ゲーミングシュミレーション(ゲーム実習)の
技術を活用します。



また、フォローも重要です。

決意をしても、忘れてしまうのが人間ですから、
ツールや社内での取り組みを考えて
意識や行動を持続させていくことも大切です。


ということで、
皆さんが、新人研修などを
作っていこうと思っている際は、
参考にしてみてください。



ということで、
素晴らしい研修にしていきますよ!!

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伸び伸びとね!!