「おいしい」組織文化のつくり方 | 楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

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研修プロデューサーの志村智彦が「組織の人材教育や採用」について簡単を面白おかしく説明します。また、講師やコンサルタントとして活躍きたい方にも有益なこと書いています!!

僕は、月曜の夜、よくカレーを作ることがある。

そして、木曜の朝、当番だと朝ご飯をつくる。

これ、家でつくるのではないじゃないよ!
オフィスで作るのだ!!!

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えっ、
と思われたかもしれないが、真実である。


そして、何より僕は結構、料理ができる。

なぜなら、高校時代、
「料理のできる男はモテるはず」という仮説を立て、
スーパーのお惣菜コーナーで、
バイトしていたからだ。

しかも、そのお惣菜コーナーを取り仕切っていたのは、
同じくパートで勤めていた
私の母親・マザーシムラ」だったので、
給料をもらいながら、
母親の味を覚えることができた。


ちなみに、その後、

モテたかといえば、



うーーーん



さて、話を戻そう。



で、僕がいま一緒に仕事をしているウィルフォワードでは、

みんなでご飯を食べる文化があって、

円滑なコミュニケーションが
つくられるために
「同じ釜の飯を食う」という
おな釜理論(おなかま)」というものを提唱している。


なので、これは

かなり
「おいしい」組織文化である。

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で、今日は、
とても大切な
組織文化はどうつくられるのか?

っていう話をしたいと思う。


僕は、こう見てても、
(どうみえているかわからない?)
人材開発や組織変革の分野で
10年以上、お仕事してきた。


僕自身は、
20名のベンチャー教育コンサルの会社に
初の新卒ではいり、
辞めるときには120名ほどに成長していた。


カリスマ社長の
社長付き企画担当という役割をもらえて、
成長する過程を
社長の近くで経験できたことも
とても参考になった。

さらに成長する企業にとって
文化というものはとても重要で
その形成のプロセスを
まじまじとみることができたのは、
とっても貴重だった。


その成長過程において、

組織文化は
人の行動や、
モチベーション、
感情に影響を与える
大切な要素だと思ったのだ。


ちなみに、
企業に企業文化があるように、
部署などになると、
組織文化が生まれる。

その組織文化は、
一人一人のメンバーの
キャラクターによっても変わってくる。
リーダーの特性によっても変わる。

ちなみに、僕がいる部署はいつも、
笑いがあって、楽しいと言われていた。

それと連動してか、
僕がチームにいるときは退職者が出なかった。
楽しさパワーである。


とにかく、お喋りで、
周りを盛り上げるのが好き。

僕が企画部にいたときは、
よく盛り上がりすぎて、
隣の経理課から
「うるさい」と苦情がきていた。

うるさいけど、
活気のある組織になっていたようだ。

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※25歳くらいのシムラ

ちなみに、僕が企画部を去ったあと、
ある経理の子が言ってきた。

「志村さんがこのフロアからいなくなり、
静かになりました。
でも、何か、物足りないんですよね。
スパイスがないような。」



(^◇^)だろっ!!

オレ、
スパイシーな男だから!



はい。


その前職で僕と同じように
文化の大切さを感じていた意識的に
つくりだしている同期がいた。

それが現在・ウィルフォワードの代表の成瀬拓也(以外、なるっち)だ!


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なるっちとは、同期だったが、別の部署。
彼は営業リーダーで、
彼のチームもまた、楽しそうだったし、メンバーがイキイキしていた。


そして、彼はウィルフォワードを創業し、
僕も3年後ジョインすることになる。



ウィルフォワードは、
創業4年目になるのだけれど、
文化づくりに
かなり力をいれてきた。


組織に「よい文化が根付く」と
制度や規則で縛るよりも
ずっと効果があると思う。


外国人がきて、
日本にゴミが落ちていないと感心する。

これは、制度や規則よりも
文化的規範によるものだと思っている。


だから、なるっちは
ウィルフォワードを作るときに
ルールで統制しない会社づくりを
してみようということで、
文化づくりに力をいれたのだった。


だから、一般の組織から
したら、非常識なことがある。

それは、出社時間も義務もない。
報酬も自分で決める。
労働時間も完全に裁量性。

で、月曜の夜と木曜の朝はみんなでご飯たべるけど、それも義務じゃない。


だけれど、組織としては成り立っている。


これは、なるっちの経営哲学からきている。

詳しい内容は取材内容を
どうぞ!!




では、
どうしたら組織文化は醸成されるものなのか?

僕は思うにやはり、
組織文化を作り出すために、
大切なコアは、
企業理念とビジョンだと思う。


ちなみに、
ウィルフォワードの理念は、
「Willforward」である。

will (意思や夢) + forward (発信する、前へ)という意味で、
自分たちのやりたいことや志を、
どんどん世の中に発信していこうよ!!

というもの。


そして、ビジョンは、
「世界を一つの家族にする」

宗教や文化、イデオロギーが違くても、世界が手をとりあって、家族みたいに共存していける世界があるし、つくっていきたいという思いが込められている。


でも、世界と言っても変えられるのは
自分だけだし、
世界を一つの家族にすると言ってもできるのは
自分と関わる人との関係だけ。

だからこそ、
同じ職場で働くメンバーとも
家族のような関係を作ろうじゃないか!!


ということで、作り上げられたのが、
色々な仕掛けの一つのが
「おなかま理論」なのである。



さらに、
「この世界を一つの家族にする」という
ビジョンは、オフィス選びに関しても
大きな選択の基準
になったのだ。
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僕らのオフィスは、目黒駅から徒歩15分の
下目黒の閑静な住宅地にある一軒家!!


なぜ、ここにしたのか?

それは、一言で「家族ぽい」からだ。

広いキッチンもそれを決定づける要素だった。
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だから、文化だけでなく、
理念やビジョンは、
意思決定のもとになる。

すべて一貫したものがある。


もし、働く人と家族ぽい関わりをするとしたら
どんなコミュニケーションになるだろうか?

それは、尊敬し、信頼し、尊重し、
でも、きちんと腹割って話をする、
時には厳しくいうこともある!!



とかとか、


組織文化というもの、
すぐに変更できるものではないし、
一朝一夕でできるものではない。


だって、ウィルフォワードだって、
こういう文化にするために、
3年かけている。


その取り組みが先日は、
ウェブメディアにも
取り上げられていて、
経営者の方にも注目いただいている。


文化って、
一度よい習慣が
つくれてしまえば、
ルールや規則が
いらなくなるとおもっている。



逆に、悪い文化がつくられてしまえば、
ルールや規則できつく絞っても、
うまくいかなくなっちゃう。



だからね、
良い組織文化をつくるためには、
自分たちがどうなりたいのか?
どんな組織にしたいのか?
を常にみんなが考えてるし、
一人一人がどうなりたいかを
振り返えり、
考える時間を持つことが
大切だ。

僕らも毎日、振り返りのミーティングを
一日かけて行うし、
最近では、他社の研修などでも
行うようになってきた。



そのみんなで、
いろいろ理想を考える中から、

こうした「おいしい」企業文化が
生まれてくるんですね。
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ただ、
こういうのは、
形だけ真似ても上手くいかないと思う。

自分たちの理想の組織像があるからこそ、
こういう取り組みがいきるとおもってる。


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もし、ウィルフォワードに興味をもったら、
遊びにきてください。

シムシム特製
カレーをご用意してお待ちしています。
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※これハヤシライスじゃない!?