講師やるなら、まず親子関係に向き合おう!! | 楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

楽しみながら、成果につながる人材教育のお話

研修プロデューサーの志村智彦が「組織の人材教育や採用」について簡単を面白おかしく説明します。また、講師やコンサルタントとして活躍きたい方にも有益なこと書いています!!

こんにちは、愛と平和に貢献する
講師育成プロデューサーの志村智彦です。ラブラブ!


さて、僕が講師育成する上で
とても大切な項目があります。


それを今日はお伝えします。


これは、ノウハウ・スキルでも
なんでもありません。



でも、すごーーーーーーい大切なことなんです。


トップで人材育成されている先生方は
口をそろえて言っています。

先日、女性営業教育のパイオニアである
朝倉千恵子先生とお食事した際も
この話にとても共感していただいていました。


僕の師匠から教えていただいた
大切な教えです。


そして、これが講師としてロングランするために
とてもとても大切な土台の部分です。


普通の講師ほど、あまり見向きのしない部分です。




それは何かというと





自分の親と良好な関係を築く。

そして、親孝行する。




ということシンプルな教えでした。



僕は、講師プロデュースをさせていただくときに、
この点は必ず聞くようにしていました。


なぜならば、教育のすべての土台の部分だからです。


僕の根本理念なんですが、
人材育成に携わる人には、「愛」がなければならないと思います。

人間愛です。

でも、愛は行動によって示すべきでもあると思います。



だとしたら、この「愛」を行動にするとしたら、
どういう行動になるでしょうか?

・世界の恵まれない子どもに支援することでしょうか。

・お客様のために、休日も返上で親身になることでしょうか?

・親友の悩みを聞いてあげることでしょうか?

どれも素晴らしい愛です。



でもでも、
もっと大切なことは、
身近な人に愛をどれだけ届けられるかです。


それは、自分が生まれてきたことに対する感謝でもあります。

親孝行をできる人や
親と良い関係を気づける人は、
自己愛が高い人です。また、そのような行動をしていると自己愛は自然と高まるものです。


どんなに世界の遠くの人に愛を届けるよりも
みじかな親に対してどれだけ愛と感謝を届けられるか、
これが研修講師やセミナー講師に
とって大切なことだと思っています。


これをインサイドアウトの考え方といいます。
ベストセラーの自己啓発書「7つの習慣」でも詳しく述べられていますが、
みじかなところに幸せがあるということです。

ですから、
まずは、自分→家族→友人・知人→職場→お客さん→社会
との関係をよくしていくということがもっとも大切です。

インサイドアウト、知ってるよ!!という講師はあまたいますが、
「実践しているよ」というのは、とてもハードルの高いことなのです。



では、なぜ、親との関係性が大切なのか?

「いやいや、しむちゃん、親との関係なんてビジネスに関係ないでしょ。」
「コンサルタントは売上を作れればいいの、成果、結果、数値!!」
「理想論掲げんて、いい人ぶってんじゃねーよ」

って思う人もいますよね。

僕はどう思われてもいいんですけど、
自分が研修のお客さんだったらどうですか?


・実は親との関係がめちゃ悪い、人間関係コーチ
・実は親との関係がめちゃ悪い、カウンセラー、セラピスト
・実は親との関係がめちゃ悪い、成功の哲学・講師
・実は親との関係がめちゃ悪い、組織変革コンサルタント


もし、こんな人がいたら、どうでしょうか?
いいこと言っていても、一貫性があるのかな~。
って思っちゃいますよね。


でも、親との関係は、よくすることは
とても難しい領域なんです。


なぜなら、お客さんや職場の同僚と違って、
あなたの悪いところも、いいところもすべて分かっている。
そして、スキルやノウハウや取ってつけた技術でどうにも
ならない相手だからです。

そして、何よりも
あなたが人間関係とは何かを
良いも悪いもはじめに教えてくれた先生は親だからです。

だからこそ、その先生は人生でずっと人間関係を教えつづけてくれます。

人間関係の原点だからです。

だからこそ、人前で人間関係や幸せを語るような人は
必ず向き合わなくてはいけないのが、
親との関係なのです。


親との関係を向き合おうことはエネルギーがいる

僕がいままで研修ビジネスで関わってきた人で、
はじめから人間関係がよく、幸せだ!という人は
本当に稀でした。

なぜなら、親子関係や人間関係で困った経験のない人は、
そもそも講師になりません。

そういうものに課題意識や問題意識があるから、
人のためになりたいと思うんです。


でも、意外にもみじかな親との関係を
解決せずに人前で登壇している人もいるようです。

だって、難しいですよ。向き合うのが。

いろんなタイプの親がいます。

・厳格で厳しかった家
とにかく、やることなすこと批判してきた親
・自由奔放で放任した親
・虐待した親、家族を捨てた親
・既に他界していない親
              などなど

ここに向き合うのは大変です。

でも、こう思っているのは、自分の幻想かもしれません。
向き合っていくと、様々な親の事情が見えていくのです。

愛しているのに、愛せなかった親の辛さや、
苦しさが大人になると見えてくる。とか、

愛していたから、厳しくした。とかね。



どうしたら、向き合えるの?

いや、もうこれは勇気を絞るしかありません。

もしくは、いろいろなセラピーや研修を受けるのがよいかもしれません。

僕のプロデュースさせていただいている
ひとり言セラピーのあな田さゆりさんもこの道のプロですね。

親との関係性をしていくためには、
自分自身を内省していく必要もあります。


そして、時間がかかります。
根気よく向き合わなくてなりません。


私も、実は父親との関係が悪化していました。

父はとても優秀で厳格な人でした。しかし、その厳格さゆえに
高校生くらいから反発し、30歳を超えるまで、
腹を割って話すことができませんでした。


しかし、私はいろいろなセミナーを学ぶ中で、
父親との関係を改善することに挑戦しました。

というか、僕が幸せになるためには、
やっぱり、親といい関係になりたいなと思いました。


でも、そこに向き合うのは、
とても、怖いものでした。

なぜなら、厳格な親父と話すと
「批判されるんじゃないか」と
思っていたのです。

深層心理に愛される人から批判される苦痛が
あったんでしょうね。

で、

僕の父に恋人や知人が会うと、
「とてもいい人」というのですが、
僕は怖かったのです。


でも、還暦の祝いの時に
僕は、父親のパーティーを家族でやることにしました。


家族を招いてみんなで、食事を食べました。
その時に、プレゼントを渡して、
「いままでありがとう」「これからも頑張って」
といって、とても高価なベルトをプレゼントしました。

とても、喜んでくれました。

それ以降、父親とはいろいろな話をすることが
できるようになりました。
まだまだ、修行中です。


でも、一つだけ言えるとすれば、
一番の不幸は、もっとも身近な人とよい関係を気づけないことだと思います。


自分も父との関係が良くなりだしていこう、
その他の人間関係に困ることがなくなってきました。


幸せとはとても身近なもの

どうでしたか?
本日はかなり、長くなりましたが
お付き合いありがとうございます。


身近な人と良い関係を気づけることができれば、
実は幸せにはなれます。

幸せとは、実感値で、定量化できるものではありません。

ですから、研修講師は自らが満たされ、
幸せな気持ちでいることが大切です。

もし、講師がいまの段階で成功していなくても、
目の前にある幸せに生きているとしたら、
多くの人の勇気と希望にかわるはずです。

そこに、チャレンジするにはお金も
いりません。

だからこそ、ロングランする講師は
挑み続けるのです。


あなたの心の平和が
世界の平和を作り出します。

ではでは。