わたしはかなりの動物好きで
それは昆虫にも当てはまり

今の時期

こんな方に出会うと


ああ、コンクリートの上ではなくて
せめて土の上に置いてあげよう…と
そっと拾い土の上へ運ぼうとしますが…



ジージジジジジジ



いえ、彼は潰えてはいなかったのです。



今世穏やかに眠るようにいこうと
していたところを

巨人女に勝手に触られて不愉快きわまり
せめてもの抗議に

巨大女に向かって最後の力を振り絞って
飛びかかり大声で鳴いてやろうじゃないか


ということで


蝉に飛びかかられ


ジージジジジジジ
(エ?なめてんのかワレ?!勝手に触んじゃねえぞ!)


と鳴かれるという夏の惨事を2回も繰り返し
気付いたこと。




頼まれてもないのに
勝手に良かれと思って
やることは


大抵は余計なお節介



ということ。



他人(ひと)の世界には
そのひとの価値観やペースがある

蝉の世界にはその蝉の価値観やペースがある


そこに口を出す(手足を出すのは)のは
おやめなさい




ということですね。
ここのところを忘れちゃあいけません。



親切とは親を切ると書き
つまり


親のようにあれこれ世話をするのを
止めるのが、本当の意味での親切なんだ


と頭でわかっていても
こういう瞬間に思い出すのです。




蝉さんありがとう。



もう勝手に触りません。
だから飛びかからないでねw