さて ロハウスの冬はどうでしょう。
先日 東京の友人が本荘を訪れ 最近のドイツ住宅事情を話してくれました。
ドイツは 秋田と同じような寒い気候だそうです。
写真の住宅には、南面に大きな採光・採暖の為のガラス面があります。
これは、日射しをためて、夜に使う(パッシブソーラー)の考え方、
日中の太陽熱を、石やコンクリート、レンガの壁、床に蓄熱します。
あまり開放的で寒そう・・・と思いがちですが、実はガラスが高断熱なのです。
ここでは、深い庇の出に注目!
夏の高い位置にある日射は遮りますが、冬の低い位置太陽の日射は
家の奥まで取り込むようになっています。
夜はカーテンや断熱戸で、取り込んだ熱を逃がさない工夫をします。
冬でも、ポカポカした小春日和には、暖房いらずの住宅となります。