さて ロハウスの冬はどうでしょう。

先日 東京の友人が本荘を訪れ 最近のドイツ住宅事情を話してくれました。

B97cd7d81 住宅展示場のモデルハウス

ドイツは 秋田と同じような寒い気候だそうです。

写真の住宅には、南面に大きな採光・採暖の為のガラス面があります。

これは、日射しをためて、夜に使う(パッシブソーラー)の考え方、

日中の太陽熱を、石やコンクリート、レンガの壁、床に蓄熱します。

あまり開放的で寒そう・・・と思いがちですが、実はガラスが高断熱なのです。

ここでは、深い庇の出に注目!

夏の高い位置にある日射は遮りますが、冬の低い位置太陽の日射は

家の奥まで取り込むようになっています。

夜はカーテンや断熱戸で、取り込んだ熱を逃がさない工夫をします。

冬でも、ポカポカした小春日和には、暖房いらずの住宅となります。