「従順と固執」 | しまかに暮らす

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兼業主婦の日常

こんにちは。
今日は暑いですね。 
午前中は自転車屋に行ったり、チャリで一週間分の食材の買い物をしたりでした。
全ては平日のランニングのためです。

昨日、目標にしていた10キロランニングができました。タイムはあまり考えて無かったのですが1時間を切って良い感じでした。
今日は足の負担も考えてのんびりやろう。
週末とか時間のある時に長い距離も走っていけたらと思います。

仕事と家事の合間に、好きな読書と手芸でいっぱいいっぱいだったのに、ランニングまで入ってきて毎日あっという間に過ぎます。




休日は聖書→フロムのお決まりコース。

フロムの本では「近親相姦的固執」という言葉が出てきました。
これは性的な束縛を意味しているのではなく、母親や自然に対する情緒的束縛のことで、固執であるとのこと。

ユダヤ教の見る人間の目的が「独立と自由」というフロムの主張では、過去への束縛によって、人間の十分な発達を妨げるものと書いてました。
固執を持った人間は、近親相姦的な紐帯を断ち切ると自己が失われ、捨てられるという恐れを抱くとのこと。
何となく分かるのです。捨てられるとかは思わないにしても親(特に母親)からの精神的な自由と独立について。

これはフロムの『人間のこころ』(今日本にあるのでは『悪について』という本?で詳しく読めるようなので一回読んでみたいです。


たまたまですが、今日読んだ旧約聖書には近親相姦が出てきました。
これもどうなっていくのか、また続きや解説を読んでみたいと思います。




ホッファーもペラペラめくっています。
長い休暇をホッファーも何も出来なかったみたいに書いてると、ホッファーでもそうかと少し嬉しいです。