2021年6月
今回の温泉は湯河原です。
コロナ禍なので、近場の県内、ワクチン2回接種完了のカミさん、部屋食の宿、車での移動、観光地なしと「安心安全な温泉旅行」を目指します。
お宿は「ゆがわら大野屋」さん、こじんまりとした老舗宿らしいです。
湯河原駅辺りから川を渡って、ぐいぐい坂を登って到着。
なんとこちらのお宿、湯河原なのに神奈川県ではなく、しぞ~か、、、湯河原温泉は地域で湯河原、伊豆湯河原、奥湯河原に分れるようで、川を渡ると静岡県熱海市の伊豆湯河原温泉、、、しぞ~かに入って徒歩5分程度でしょうが、、、安心安全な県内異動ではありませんでした。
ちなみに「大野屋」と言うと熱海のローマ風呂のお宿を連想しますが、全くの別物です。
ところどころ古さが隠せないお宿ですが、ロビーは綺麗にリフォームされており、
お部屋も、まぁ、普通に温泉宿、特に不満はありませんでした。
さて、温泉。
夕方、夕食後、朝と3回入りましたが、夕方最後に1名とすれ違っただけで、ほぼ貸し切り状態でした。
コロナ禍と日曜泊というのが原因でしょうか?、多分3組程度しかお客さん入っていない感じ、そんな感じなんでコロナを全く心配することなくゆっくり温泉を楽しめました。
1Fのさくらの湯とB1Fのつばきの湯、24時で男女入替、最初はつばきの湯です。
内風呂1つと露天は岩風呂と陶器風呂、こじんまりとしていますが、貸し切り状態なので満喫。
泉質も良い、冒頭の写真の様に注ぎ口に湯の花がこびり付いており、入ってもお湯が濃く感じます。
朝はさくらの湯、構成は一緒、露天が岩風呂の代わりに檜風呂、内湯がちょっと古め、ですが、どちらも大差ないかなぁ~、。
温泉は大満足です。
さて夕食はお部屋で、、、お部屋食は慣れていないので苦手ですが、コロナ禍だし、、、。
中居さんとの会話も、、ねぇ、、、、。
お酒はお昼ご飯を食べた茅ヶ崎の「熊沢酒造」さんで調達したカッパの純米吟4合瓶です。
茅ヶ崎のお米・水にこだわったというお酒、コクもあり美味しいです。
一応、持込禁止になっていますが、今時持込禁止なんて、、、だし、冷蔵庫の高いビール1本飲んだし、、、まぁ黙認してくれる、、、でしょう。
なによりもまず別注(1人2200円*2=4400円税込)の舟盛が目を惹きます。
今回、通常会席ではなく、多少リーズナブルなひかえめ会席プランにして、別注で舟盛をつける作戦にしました。
舟盛は、鯛がしっかり歯ごたえあり、いつものスーパーの養殖物でなくいかにも天然物と言った感じ、、金目鯛も脂がのっているし、、さざえはコリコリ、、鯵はとっても新鮮で味が深い、、。これ、正解です。
もう一つの目玉は、鯛しゃぶから鯛雑炊、、、
先程のしっかりとした鯛なのでもちろん美味しい、、
でもちょっと出汁と下味が濃くて効き過ぎかなぁ~、雑炊にしても最初の出汁の味だけで鯛からの出汁はほとんど感じない。
ひかえめ会席とは言え、それ自体なかなかなボリューム、さらに舟盛付けたんでお腹も一杯、雑炊はそんなには食べられませんでした。
その他は、、、、前菜の鮎はまあまあだけど、海老のお寿司の様なものは酢飯でなくで玉子??
、、湯葉豆腐はまあまあ、、、。
豚肉の陶板焼きは肉も固めで、、、しやぶしゃぶでもないのにポン酢は、、、
天ぷらは普通だけど、、、鮭の酢の物は〆方が浅めでなかなか良い、、、
写真忘れたけど茄子の煮物の冷し、、、
う~ん、、、まあ、舟盛があるから、、、、まぁ、いいか。
朝飯もお部屋食、、内容は伊豆スタンダート。
鯵の干物がなかなか美味しく、かまぼこと梅干も美味しかった。
あさりの味噌汁は、身が簡単に取れるようになってました。
ちょっとご飯が柔らかめなのは、、、私にはNGだったけど。
今回、お客さんが少なく、温泉がほぼ貸し切り状態だったので良かったのですが、、、
料金はお得な日曜日泊で、1人16720円*2=33440円税込、、、舟盛は別、、、ちょっと高いかなぁ~、、、新鮮な舟盛が別注でなく標準料金のうちなら、、、
また、コロナじゃなきゃ、部屋食でない方が良いけど、、、
まぁ、なかなかゆっくりと温泉を楽しめたお宿でした。
ちなみに天気は3日前までの2日間雨予報に台風の影響が心配されましたが、1日目は宿に着いてから多少の雨、2日目はピーカンでした。
さすが、晴れ女のカミさんです。
2日目晴れたんで、周辺を走りましたが、とにかく坂・坂、、、3kmがやっとこ、、でした。