2018年2月

土曜日の午前中ははなももに向けて、先週の30Kmペース走に引き続き180分のLSD、サブ4達成できた湘南国際と同じ行程でいきます。

 

さて、午後からは温泉に出発、今月は両親の結婚60周年ということで、親孝行を大義名分にして美味しいものを食べにいきます。

 

家を13:30出発、つきみ野の実家に寄って、伊東着は16:30頃でした。

お宿は「山岸園」さん、伊東駅の裏手坂を登っていく場所です。

今回楽天で土日宿泊1人1万円程度(JTBやトラピックスで12000円程度)、なかなかリーズナブルな料金なので、あまりにひどい宿でないといいけどね、とちょっぴり不安でした。。

 

外観、内装とも古さは否めません、昭和が香るお宿、でも部屋は2間ありそこそこ広く、掃除とかは行きとどいていますので特に問題はありませんでしたし、海側のお部屋だったので、海が、そして初島も綺麗に見えました。

それとこちらのお宿、今時、屋内の階段の踊り場で喫煙可なんです。

私は喫煙者だからありがたいんですが、なかなか昭和なルールです。

お風呂は24時間、源泉かけ流し、2Fと地下にあり、朝5時で男女が交替します。

後、無料の貸切露天風呂が2つありますが、今回はタイミングが悪く空いていませんでした。

着いた夕方、男性は地下のお風呂、ここには露天はなく、代わりに低温の生薬風呂があります。

伊東温泉は単純泉、無味無色無臭なので見ただけでは単なるお湯と変わらないのですが、入って5分くらいでポカポカ、7分も経つと汗が出てきます。

やっぱり昔からある温泉は、入ると効果の違いを実感できます。

 

そして楽しみな夕食。

ビールは部屋で持込の缶ビールを呷ってきたので、最初から日本酒を、親父は熱燗、私は300mlの瓶で静岡の純米酒臥龍梅(1100円)を冷で頂きます。

まあ、純米酒ですが、可もなく不可もなくという感想です。

料理はまず何と言っても、まずは鮑の地獄焼き(踊り焼き)、すごーくでかくはないけど10cmくらはあります。鮑には悪いけど、いと旨しです。

刺身は1人づつ舟盛りで。鯵は旬でないこの時期にしてはまあまあですが、う~ん?、とってつけたようなまぐろ、スーパーレベルだし、、ここに限りませんが伊豆でまぐろは要らないと思います、漁港であがった新鮮な地魚を出して欲しいですね。

伊勢海老のテルミドールは申し訳程度に小さな半身で焼き冷まし、まあ焼き冷ましでも、小さくても、伊勢海老は伊勢海老です。

金目の煮つけ、1人1尾、20cm弱で大きさもそこそこあります。

もちろん美味しいですが、脂がちょっとのってないかなあ~、それと、私としてはもう少し甘みがあって、もう少し煮詰めた方が好みです。

基本甘いのは苦手ですが、金目だけは甘ったるいくらいが丁度良しなんですが、、。

なんと言っても鮑が絶品だったのと、この他にも茶碗蒸しや天麩羅もあって品数も申し分なし、鮑・伊勢海老・金目と伊豆のビック3も一応全部揃いぐみの夕餉、接客の女性の気遣いもなかなか良かったです。

刺身がもう少し地魚等が出て、金目がもう少し煮詰めてあれば、、ですが、料金考えれば充分過ぎですね。

 

翌朝、朝焼けの海を見たくて5kmだけRUN、行きは下りで帰りは登りですが、思ったより勾配はなく、気持ち良く走れました。

そして走ってすぐ温泉。

朝は2Fなので露天もあります。露天の湯温はちょっとぬるいくらい、内風呂と交互に楽しみました。

やっぱり冬の温泉の露天風呂は良いですねえ。

 

朝飯は伊豆の旅館のスタンダートという感じ、鯵の干物は鉄板にこびり付くのが難点でしたが、なかなか美味しい鯵でした。RUNもしたので3杯飯しちゃいました。

部屋や建物の古さが気になる方々にはお薦めできないお宿ですが、食事はまあまあ、温泉も2Fは露天もあり、伊東らしいお湯、この価格ならOKでしょう。