2017年12月31日
アンコールワットのサンライズの後、一旦ホテルに戻りブッフェの朝食、飢餓感MAXでたっぷり食べちゃいました。
再びトゥクトゥクで9時出発、まずタプロームを目指します。
左下がチャーターしたトゥクトゥク、前後の椅子に2人づつ乗って4人乗ります。
ドライバーはイム君、なかなか親切で結構はしっこく抜いていくドライバーでした。
近場の遺跡観光はこのトゥクトゥクが定番、私たちだけでなく、市内はトゥクトゥクの洪水、トゥクトゥク、車、バイク、まれに自転車、主要道路はカオス、でもホーチミンよりは絶対的なバイクの数が少ないので、若干安全な感じです。
タプローム、観てはいないけど映画トゥームレイザーの撮影地ですね。
カジュマルの木に浸食されていく寺院、木とのコラボが絶妙な感じ。
私としては次の日に行ったベンメリアは崩壊が進み過ぎに思ったので、このタプロームくらいが建物・カジュマル・崩壊のバランスがいいかなあ~、と思いました。
丁度いい崩壊感とでも言いましょうか、なかなか気に入りました。
まあ、そんなに大きな遺跡ではないので、30分もあれば一通り見学できます。
続いて、アンコールトム、バイヨンへ。
こちらもさすがの遺跡です。
四面に掘られた観音菩薩がなんとも言えない優しい雰囲気を醸し出しています。
そしてそんな四面像がまとまって何体もあるのですから、圧巻です。
見学時間はここも30分くらいでしょうか?、
そして像のテラス、空中参道からパプーオンを見学、バイヨンに比べるとこの2つはさほど、、、そのうえ、この辺りは日差しを遮る場所がないのでただただ暑い、見ても見なくても、、適当に見学して、まあいいか!!でした。
この後、トゥクトゥクドライバーお勧めのアンコールワットの隣のレストランへ。
遺跡近くのレストランはシェムリアップの町中に比べて、観光地価格で、高くて不味いので有名。
まあ、どこも同じようなものでしょうから、それならドライバーの顔を立てて(彼らにはバックマージンや飯のごちそうがあるらしい)、ドライバーお薦めのレストランにしましょう。
イム君、遺跡見学から戻るといつも笑顔で水くれたり、なかなか良かったので。
私が頼んだのはビールと野菜のカレー炒め、全く辛くないクメール風カレー味。
まあ、町中の1.5倍くらいの価格、ものすごーく不味くはないですが、当然そんなには美味しくはありませんでした。
そして、サンライズを見学したアンコールワットへ再び戻ります。
第一回廊のレリーフをゆっくり鑑賞。ここは凄いです。本当に丁寧に掘られた壁画が続きます。
特に、乳海攪拌、大蛇ナーガを神々と阿修羅の共同作業で海の中でグルグルかき混ぜるというヒンズーの神話の着想も凄いですが、その場面を描いたこの壁画の繊細さには圧倒されます。
他にも、ラーマーヤナ、マハーバ-ラタ、第一回廊は繊細なレリーフの宝庫です。
ただ、第一回廊を見終わったところで、義姉さんとカミさんからギブアップの提案、サンライズの為朝早かったし、バイヨンあたりがずっと日向だったので体力の消耗もあり、みんな賛成、今日の観光は14:30で終了、トゥクトゥクでホテルへ帰還しました。
ホテル帰還後は、プールとお部屋ででゆっくり、今夜のホテルでのNEW YEAR EVE DINNERに備えました。