青森の夜は楽しみにしていた、入ります亭さんです。
1週間前に予約を入れて、評判の良い「お任せ」1人2500円(2人前)を頼みました。
当日満席で、予約なしのお客さんはお断りされていたので、予約して正解でした。
6時半頃到着、カウンターに案内されたのですが、そのカウンターの上には、青森各地の港から届いた新鮮な海の幸が発泡スチロールの箱の中の氷の上に鎮座なさっておりました。これは良いディスプレイです、美味しい夕飯への期待が膨らみます。
まずは黒ビールをジョッキで乾杯、先付けにマグロのやまかけ、イカメンチ、枝豆が出てきます。
青森の名物イカメンチ、なかなかビールに合います、枝豆も単なる枝豆ではないですね、山かけは長芋の短冊です。ビールが一気になくなってしまいました。
そして次なる登場が、お待ちかねの刺身盛り合わせ(2人前)と生かきです。
これは日本酒にしないと、、青森の誇るお酒、田酒(冷や2合)に切り替えます。
刺身、久々に本当に美味しい刺身です。
北海道で食べていた刺身の味です。
白身も良いし、サーモンも脂ののりが違います。そしてなによりイカとタコ、北海道以来の感動の味、なんで北国は単なるイカとタコがこんなに美味しいんだろう。
この刺身盛り合わせ、東京で食べたらこれだけで3000円って言われそうです。
生かきも新鮮、臭みも全くないです。
もちろん、刺身と田酒のハーモニーも良い響きを奏でていますので、田酒がどんどんなくなって行きます。
この次に登場したのは、ここまでの脈絡とは関係なく、もつの煮込み、嶽きみと言われるブランドとうきび。
とうきび、甘さはありますが、びっくりするほどの美味しさではありませんでした。
もつの煮込みは臭さもなく、良い仕事を感じます。
田酒を飲み終えたので、お店の方に、辛口のお薦めのお酒を尋ねると、「じょっぱり」を薦められたので素直に従いま
す。今度は1合だけですよ。
この酒もよいなあ、つまみに合うなあ、地の魚には地のお酒だなあ。
本日のメインは、秋刀魚の塩焼きと赤魚の煮つけの二択、カミさんと二人で良かった、でなかったら30分悩んでも答えの出ない二択でした。
秋刀魚、不味いわけないでしょう、ローストで焼いていたのに、ものすごい脂がのってます。幸せ、幸せ、、、。
赤魚の煮つけ、赤魚はもちろんの事、豆腐・玉子にもしっかり味が浸みてます。
甘みとしょっぱっさ、かなり濃い味付けですが、青森らしくて
良いんじゃないでしょうか。
お任せ、本当にお得でした。日本酒を楽しむための食材ばかり。
家の近くにあったらいいのに、、、。