末期のがんも治すと言われる効能の高い、玉川温泉に行ってきました。
接客の悪さ、かなり重い症状の方もいるなどの情報もあったので、もう少しライトな新玉川温泉を考えていましたが、この日立寄り湯はNGとの事、本家にしました。
接客等も普通、特に重症な方、ディープな会話等は体験しませんでした。
また下記の散策路へのアクセスを考えると、本家で正解だったと思います。
田沢湖からレンタカーで向かい、八幡平のほぼ頂上近くに玉川温泉に降りていく道があり、途中に駐車場があります。
駐車場代100円を支払い、さらに歩いて道を下ると、天然岩盤浴出来る場所もある散策路があります。
この散策路はなかなかのお薦め、いろんな温泉の地獄と言われる場所を見ましたが、ここはトップクラスです。
噴煙もかなりの量があって、池の底からはボコボコと出ているのを間近で見られます。
天然岩盤浴用の小屋も見ることができますが、日帰り温泉客には、ちょっとハードルが高いので、体験しませんでした。
有名な北投石は、ここと台湾の北投温泉しかないとのこと、北投温泉も行ったので、2つとも制覇しました。

さて入浴です。
受付で、今日は掃除した関係でお湯が若干濁っているとの説明がありましたが、もちろんそんなことは気にしません。
注意事項に記載されているとおり、50%の湯に5分程浸かります。
そして源泉100%の湯へ。入っただけで濃いと分かります。
色はほんのちょっと白濁(受付で聞いた本日限定の濁り??)、硫黄の匂い満載です。
かなりぬめりのある肌触り、濃い酸性、舐めるとお酢そのものです。
これだけのお酢の湯を家庭で作ったら、お酢は何本いくらするのだろうか?と余計な事を考えながら、ゆっくり入浴しました。
しばらくすると肛門周辺などにヒリヒリ感がやってきました。これを体験するのが玉川温泉の醍醐味でしょう。
同じ酸性の強い草津の湯でもこんなヒリヒリ感はなかったので、いかに強いお湯か、体で分かりますね。
温泉の出口は「熊注意」のポスター、岩盤浴のあたりでも目撃されたようです。この後十和田湖畔や奥入瀬でも熊目撃注意の立て看板などを見ました。残念な事に今回の旅では出会うことはありませんでした。本当は、泊まりでゆっくりと、岩盤浴などもして楽しみたい温泉ですね。
