写真撮影に見る「人生が行き詰まる原因」とは? | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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淡路島を拠点に活動するカメラマン・清水翔平のありのままの日常を綴ったブログです。

写真撮影に見る「人生が行き詰まる原因」とは?

 

 

僕は、人が殻を破るような瞬間が好きです。

 

 

写真撮影はどうしても緊張するもの。

 

「見られる」

ということを大袈裟にした行為

 

とでも言えるでしょうか。

 

普段しないことをするんだから、

緊張する方が普通じゃないかなと思います。

 

 

そんな中で、

殻を破るタイミングは人それぞれだと思います。

 

 

 

 

撮ってもらうと決めた時点で

殻を破っている人もいれば、

 

撮っている最中に

殻が破れる人、

 

撮り終わっても

殻を破りきれなかったと

感じる人もいるかもしれません。

 

 

みんなそれぞれの形で、

自分と向き合っている。

 

そのこと自体が、

素晴らしいことだと思うんです。

 

 

自分自身に、意識を向け続けること。

 

変化は何事も、

意識を向けることから始まるのだと思います。

直視すると言い換えてもいいでしょう。

 

 

 

蓋をしたり、

見ないふりをしたり。

 

あるいは反対に、

大きく見せようとしてみたり。

 

 

それはそれで、

その人なりに精一杯やっているのであって

否定しようとは思いません。

 

誰より僕自身がそうでした。

 

「見て見ぬふり」の天才でした。

 

それを続けた結果、

僕の人生は大いに行き詰まりました。

 

時間もお金も、

気がつけば失っていたのです。

 

 

だけど、

 

初めはちょっと怖いけど

意識を向けてみる

 

そして、初めは痛いけど、

それでも現状を直視し続けてみる。

 

 

そうすると、あるところで

何かブレイクスルーに達するときが

来るんだと思います。

 

 

 

写真撮影を通して経験するプロセスは、

人生において経験するプロセスと

何か似たようなものを感じるときがあります。

 

 

本質は、どんなものごとでも

一緒ということでしょうか。

 

 

撮影に来てくれる方に

言いたいことは、

 

自分自身に言いたいことでもあるのです。

 

 

「自分は何か殻を破れていないことがあるかな?」

「今に満足してしまっていないかな?」

 

 

自分への問いかけとして、

意識を向けることも忘れたくないなと思います。

  

 

その積み重ねがきっと、

写真撮影の質という形で

撮影に来てくださる方に

還元できるのだと思っています。