アップを忘れていた話です。

この画像は、昨年12月27日に、

図書館でたまたま新聞を見ていたら

見つけたものです。

 

ですので、27日かそれ以前の掲載です。

 

新聞名も忘れましたが、

三大紙のどれかだと思います。

 

司法書士は、刑事訴訟法は

試験科目ではないし、

基本的に刑事裁判は、原告は検察官、

被告人の弁護は弁護士が担当するので、

司法書士は関われないのです。

 

(司法書士の業務としては、

検察庁あての告訴状・告発状くらいですが、

それも依頼された経験のある司法書士は

ほとんどいないのではないかと思います。)

 

 

で、新聞に出た話ですし、

まして無罪になった話ですので、

そのままマスキング無しで載せましたが、

これ読んで、皆さん結構

違和感ありませんか?

 

無罪になったのに、呼び捨てだし、

ぶっきらぼうで、「である」調で、

一度無罪の人を有罪にしておきながら、

謝罪の言葉もない……。

 

「再審で無罪にしてやった。

有難く思え」と付け足しても

違和感無いくらい……。

 

まあ、略式命令で8万円の罰金という刑なので、

本当に罪を犯していた場合でも

微罪なのかもしれませんが、

それでも納得できないからこそ、

この方は再審請求をしたのでしょう。

 

「司法・裁判所をもっと身近に」

といっても、こういう感覚で

運営されている機関なら、

やっぱり敬遠したくなると思います。

 

そして、刑事分野とちがう家事事件ですが、

一般人の苦情の多い、後見案件や、

面会交流なども、裁判官が

同じような感覚でやっているからかも、

と思うと、妙に納得してしまいます。

 

そうしましたら、先ほどラジオのニュースで、

別件の再審について、

報じられていました。

 

元看護助手の再審始まる

 「私は殺していません」無実訴える
2020年2月3日 18時54分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200203/k10012270491000.html

 

(一部引用)

「検察は有罪を求めるための

新たな立証はしないとしたうえで

「裁判所に適切な判断を求めます」

と述べました。」

 

……だそうで、無罪が確実のようです。

 

冤罪のまま人生が終わってしまうよりは、

後日にしろ明らかになった方が

はるかに良いのは当然にしろ、

懲役12年を服役して、

40歳になってしまったそうで、

人生の最も重要かつ充実すべき

時期ともいえる期間を、

刑務所の中で過ごさせてしまったわけです。

 

何ともやりきれない気持ちになります……。

 

 


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