すでに目を開けたら閉じたりできるらしいです♡呼吸の練習もしているらしい!
10月22日〜11月22日の1ヶ月間で
499ページにわたる超大作小説を
見事、読破しました〜
ハリーポッター読んだことないし
人生初の大長編、読めたことに感動
妊婦の通勤、優先座席には本当にお世話になりました。
産休に入る前から
通勤電車内でコツコツと読み進めて
あと100ページくらいになって
終わるのがもったいなくて寂しくて
1週間くらい空けて満を辞して読了
その作品がこちら💁🏻♀️
塩田武士先生の
『存在のすべてを』
でございますよ〜
▼こちらでも書きました、
『罪の声』の作者でございまして
9月に出版された新作なんですよね
あらすじ
冒頭から2人の男の子が
同時に誘拐される事件が勃発
前置きなんか一切なく、
急に緊迫した誘拐事件の渦の中に
巻き込まれます。
ページをめくる手が止められなくて
ハラハラ、ドキドキ、
どうなっちゃうの?
な展開に、気づいたら没入してます
そこから事件の終着は意外な結末へ。
その結末に隠された秘密が
30年の時を超えて明かされます。
その秘密の中に隠された
本物の愛を目の当たりにしたとき
胸がぎゅーっと苦しくなる作品です💐
さらに、絵画、特に写実分野の
画家が重要な登場人物になり、
「真実を写す」という点において
「本当に大切なことを読み取れているか」を問いかけられるようなセリフがたくさん出てきます
p.491
「うまい絵なんて描こうとしなくていいから。大事なのは存在。このお父さんの絵はね、モデルのおじさんはそこそこ描けてるんだけど、背景が薄っぺらくて緊張感がない。だから噓っぽく見える。対象物だけ見てちゃダメ。分かる? キャンバスの中のものはみんな等価値、つまり、みんな同じぐらい大切ってこと」
⇨
私にはこれが
「うまい文章なんて
書こうとしなくていいから」
に聞こえた
求人広告のライターとして
文字で会社の魅力を伝える仕事
をしている中で、最初は
うまい文章を書こうとして
書けなくて苦しんだ。
でも、「大事なのは存在」。
ならば、取材して生の声を集めて、
それを求職者のニーズに
当てはめていけばいいじゃないか
そう考えてからは、俄然取材に力を入れた。
下調べを入念にし、相手のYESを引き出すことで
短時間でより深い話が聞けるようにした。
ブログもおんなじだよね
教えよう、教えようとする文章は
その人が社会的立場の高い人でなければ
ウザいし、引かれてしまう。
だから自分が面白いと思ったこと、
その存在を、
5W1Hで事細かに書く。
たった5分間に起こった内容を
1000文字にして書いてみる
そうすると、面白い記事になる
つまり面白い記事は
誰でも書けるんです
自分の経験をありきたりだと
切り捨てなければ!
自分の表現を陳腐だと
切り捨てなければ!
自分というフィルターを
磨き続けて信じていれば!
ちょっと話が逸れましたが
本当に大事なのは
そこにあるものを
リアルに読み取ること。
自分というフィルターを通して
リアルに表現すること。
そのフィルター(感性)を磨くことです。
なぜ大事かというと
楽しいからです
※ここでいう「リアル」とは、
鮮明に、説明できるくらいに
というニュアンスです
やはり言葉にする力は
感性とセットで
磨いていきたいです
表現は、その人の経験や価値観によって
必ず違いが出るから
同じものを見ていても
違う受け取り方や
表現をする人と
話すのが楽しい
違いを知ることで自分を知ること、
違いを素直に受け止める自分の成長を感じること、
共感できて距離が縮まること、
知らなかったことを知れてまた感性が磨かれること、
その楽しさの
カケラを集めたのが
楽しい人生だと思うから
最初の「リアルに読み取ること」は
とても大事だと思いました
私が人生で大事にしたいのは
そういうことなんだなぁと
小説を読む⇨ブログを書く
という行為で知ることができました
本を読むって楽しいですね
ブログを書くって楽しいです
お付き合いありがとうございます🙇🏻♀️
ブクログの短い感想も貼りますね
ブクログをされている方はぜひ、
相互フォローしましょう〜
▼小説のプロモーション動画
こんなのあるんですね✨物語の舞台となった場所で作者自ら語ってくれるなんて貴重
しかも自宅安静中で
読む時間はたっぷりある
寝たきり妊婦だから
「やっぱり買い物行っちゃおうかな」
とかいう迷いが一切なく
読書できるのは今しかないですね
本が好きで良かった〜📕