「出世競争を勝ち残る4ステップ」 その1 | 【30代悩めるビジネスパーソンに贈る】 ビジネスを加速させる書籍たち

【30代悩めるビジネスパーソンに贈る】 ビジネスを加速させる書籍たち

30代でつきあたる様々なビジネス課題のヒントを、書籍を紐解きながら、ご案内していきます。

サラリーマンをやっていると、必ずやってくるのが「出世競争」です。
特に、30代も半ばに差しかかると、出世する人/しない人で、ずいぶんと立場が変わってきています。

大企業でも、早い人であれば、部長クラスまで出世していたりする人も、昨今では、珍しくなくなってきたように思います。



「できることならもっと出世して、大きな仕事をしてみたい!」


そんな秘めたる野心をお持ちの方も多いのではないでしょうか。




そこで、参考になるのがこちらの書籍です。


売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略/佐藤 義典

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こちらの書籍、テーマは、「出世競争」とは全く関係のない「マーケティング」を取り扱った素晴らしい書籍なのですが、紹介されている考え方や原則は、「出世競争」にも大いに役立ちます。

書籍の中で、著者の佐藤義典さんは、マーケティング戦略の原則を、「戦略BASiCS」として提唱されています。


「BASiCS」は、マーケティング戦略を考えるにあたって必要な要素の頭文字で、それぞれの意味はこんな感じです。


【Battle field】 戦場/競合

【Assets】 独自資源

【Strength】 強み/差別化

(iは語呂あわせ)

【Customer】 顧客ターゲット

【Selling message】 メッセージ


それぞれポイントがあり、非常に奥深いフレームワークなのですが、最も重要なポイントは、それぞれの要素が整合性をもって繋がらなければならないということです。


今日は、この「BASiCS」を活用して、出世競争を勝ち残る方法を考えていきたいと思います。


さて、

「BASiCS」を出世競争で考えると、ほぼ所与の条件として以下の項目がまずは埋まります。


【Battle field】 同期入社、同世代の中途入社者。

【Customer】 経営層、直属の上司、その上の上司


ここまで埋めたところで、ここから先は、以下のステップで考えていきます。



題して、




「戦略BASiCSに基づく出世競争を勝ち残る4ステップ」!!

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〈ステップ①〉Customerの『欲求』を整理する
〈ステップ②〉Customerの『欲求』を満たすStrengthを整理する
〈ステップ③〉Assetsに基づいたStrengthを整理する
〈ステップ④〉Battlefield、Assets、Strength、Custmerと整合性のあるMessageを打ち出す
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〈ステップ①〉Customerの『欲求』を整理する
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まず最初に考えなければならないのは、Customerである経営層や上司が求める『欲求』は何かということ。

ビジネスの場ですので、

「収入を増やす」

「支出を減らす」

ということが、表面的には求められている『欲求』でしょう。



ただし、Customerである経営層や上司も人間ですので、『欲求』はこれだけではないはず。

心の裏側では、必ずこんな『欲求』をもっているものです。



「人からチヤホヤされたい」  …、というような社会承認欲求。

「楽をしたい」  …、というような生存欲求。

「自分の夢を実現したい」  …、というような自己実現欲求。



こういったCustomerの「表」と「裏」のそれぞれの『欲求』を整理するのがここでのポイント。

それが整理されたら次のステップです。




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〈ステップ②〉Customerの『欲求』を満たすStrengthを整理する
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ステップ②は、Customerの『欲求』を満たすにあたっての自分の強みを整理し、確立することです。


ここでのポイントは、

Customerの『欲求』を満たすことができなければ、僕たちのどんな能力も強みにはならない

ということです。



例えば、

「けん玉選手権 3年連続日本一」

という輝かしい栄冠を持っていたとしても、それが、Customerの『欲求』を満たすことに繋がらなければ、強みでも何でもないわけです。



こういう観点で、改めてCustomerの『欲求』を満たすことができる自分の強みを考えてみると、いろいろと気づきがあるかもしれません。



例えば、

「自分は、営業力もないし、企画力もない。後輩の指導もできないし・・・。」

と、出世競争に対して、悲観的になっている営業マンでも、Customerの「裏」の欲求に焦点を当てると、可能性は広がっていきます。



上司が社会承認欲求が強い人で、

「業界誌への寄稿で、業界の中で有名人になりたい。」

なんていうことを夢見ていたとて、



その『欲求』を叶えられる何かしらの手段を、部下であるあなたが持っていたら、それは強烈な強みになりますね。

どんな手段でもいいんです。



出版社の友人を紹介できる、文章を書くのが上手いので原稿のドラフトを書く、毎日お世辞を言って上司のモチベーションをあげる…等々。


「出版社の友人」

「文書を書くのが上手」

「お世辞が上手に言える」


これらは全て、「売上を上げたい」という上司の「表」の欲求では、強みになりませんが、「業界誌へ寄稿したい」という上司の「裏」の欲求では、強烈な強みになるわけです。


顧客の欲求に基づいて、強みがある。

【Customer(顧客)】と【Strength(強み)】に整合性があるとは、こういうことなんです。



併せて、【Strength(強み)】と【Battlefield(競合)】との整合性を考えます。


先ほどの例で挙げた

「出版社の友人」

「文書を書くのが上手」

「お世辞が上手に言える」


という強みが、Battlefield(競合)である、同期入社や同世代の社員が簡単にできるのだとしたら、強みにはなりえないのです。


他の競合が真似できない自分独自の強みでなければ、すぐに真似されて価値がなくなってしまいますよね。


じゃ、どうするのか?

ステップ③に移りましょう。



…と、ちょっと長くなりそうですので、続きはまた次回に持ち越しますね。



■佐藤義典さんの書籍をご紹介した過去の記事はこちらから。


■本日の参考図書
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